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2006年04月の鵞毛庵日記

あちこちにある看板

2006.04.30


別にどうってことないけど、街のあちこちで見かける看板を紹介しませう。

  植物園のすぐ脇で、オーステルリッツ駅前のカフェのテラスから。このカフェは、いわゆる駅前旅館についてる大衆食堂って具合。(笑)列車の利用客用に早朝から夜遅くまで、割引メニューなんか用意しているようでした。

  ガラス張りの屋根越しに見えるのは、一番右の赤いのがTABACタバと書いてあるひし形の看板。これを通称キャロットといいます。人参のキャロットと同じなんだけど、もともとは、煙草の葉っぱを巻いて束ねたのが、人参の束ねたのに似ていることからキャロットと呼ぶようになり、その名残。フランスのたばこ屋さんは必ず、この縦に長いひし形の赤い看板です。だいたいカフェと合体してます。飲食店での全面禁煙の法案、どうなるんでしょうねェ。そうなると、こういう所は、売ってはいても吸っちゃいけないことになるっていうんで、モメてるわけ。フランス人がそう簡単にクビを縦に振るわけがなぁい。(笑)

  お次はグリーン系の色の横長。これはメトロやバスのチケットです。駅の切符売り場以外に、だいたいたばこ屋さんで売ってます。庵主がパリに来た頃は、チケットは黄色、その次がこの緑、そして現在は藤色です。この緑の色の寿命は案外短かったかも。色が変わっても看板は変えないところが、フランス的にケチかも。(笑)

  そして一番左の紺色っぽいのが、FRANCAISE DES JEUX フランセーズ・デ・ジュゥという、LOTO取扱店の看板。これもたばこ屋さんがだいたい扱ってます。LOTOっていったって、い〜〜〜っぱいいろんなのがあって、その場ですぐ判るカードを削ったりするのから、TVに出て賞金が当たるのだの、ちゃんとしたLOTOだの。くじ運悪い庵主はあんまり手を付けないようにしております。ほんと、ダメなの。(ーー;)

  これ以外に、たばこ屋さんで扱っているのに、馬券もあるけど、ここは違います。それは緑に赤い字のPMUという看板が出てます。場外馬券屋さんで、さらにカフェなんだから、そりゃ、つっかけで、新聞片手に耳に鉛筆挟んだような人たちが賑やかにたむろしてて、スゴイ。洋の東西を問わず、なんとなく馬券買う人って雰囲気似てます。実際に耳に鉛筆挟んでないと思うけどォ、でも、なんかそんなオーラが出ているのだ。笑

 

まずは、ぼ〜〜〜ッ。(^^ゞ

2006.04.29

   連休第一日目は気合入らず。模様替えと大掃除は棚にあがったまま。ヨン様の映画でも見に行こうかと思いつつも、ついに腰が上がらず。おまけに、夜になって部屋の電球が切れた!(>_<)もうスーパー閉まっちゃったじゃないか!明日もあさっても休みじゃないかァ〜〜〜。

   幸い、日が長いから、そんなに困ることないけど。何年も持つというちょっと高目の電球だったんだけど、うたい文句の通りに長く持ったのかなぁ?普通の電球ならストックが確かあったはずだけど、天井が高いので、背が低い庵主は取り替えるの四苦八苦。仕事にはスタンドがあるから問題ないし、火曜まで待つか、ということで、ランプを灯しております。

   数年前にノルマンディーで懐かしくて買ったもの。小さい頃、台風だので停電になると灯していた石油ランプを思い出しました。

 

白い花摘んであの人にあげよう〜♪

2006.04.28


   今週はなんだか忙しかった。なんとか金曜日。明日から5月1日のメーデーまで、またまた3連休のフランスです。だけど、お天気も気温もイマイチらしい。残念。(>_<)

   表題は、「赤い鳥」が歌ってた「赤い花白い花」なんだけど、知ってる人、覚えてる人、いるかなぁ〜〜〜???? ま、ざっと35年ぐらい前の歌ですゥ。(^^ゞ ん?かなり昔だァ。♪

   今日、また例の綺麗な花屋さん(3月19日参照)の前を通ったら、「ブルーバンダ」バージョンから、白いバージョンになってました。表には白いテッセンがきれいに咲いてて、ウィンドーは白い蘭やカラー、フリージア、月下香(チュベローズ)、そして芍薬(もう咲いてる!!)などなど。いい香りの花満載で、清楚な雰囲気。

   良い香りで白い花といえば「すずらん」。5月1日のすずらんの日のために、そろそろ売りに出てます。
   街路樹のマロニエは益々勢いついて、これも白い花をつけてます。鼻がむずむずしてる人は、これのせいなのだ。笑

 

GARIGUETTE

2006.04.27


  ガリゲットと読みます。フランスの苺の種類。フランスは南西の方面中心に栽培されてる品種。

  これは小ぶりで細長〜〜く、ジューシーで香り高い。すぐに食べちゃわないとどんどん痛む。

  春先になってまず登場するスペイン産の、味もそっけもない馬鹿でかい苺と違い、なんとも高級感あふれる苺で、お値段もスペイン産のに比べると結構お高い。写真のはスーパーで買って、250gでだいたい¥175です。キロにして¥700弱ってとこ。しかし、今の時期だけだし、これはお菓子に使ったり、何かをかけたりなんかせずに、このままパクつくのだ。おかげさまにて、ビタミンたっぷり摂取週間の庵主。(^_^)v

 

桜はおしまい。

2006.04.26


   パリ市内の八重桜は、すっかり盛りを過ぎて、あちこち花弁でピンクのじゅうたんができてます。今年はあんまり綺麗じゃなかったなァ。ちょうど満開の時に続けてスゴイ夕立にあっちゃったし。

   なんだかここ数日、日に何度も出たり入ったりしてて、慌しい〜〜。部屋の片付けも、ちょっと棚上げ状態。週末まで無理そうです。(^_^;)

   今夜は遅くにパリの5区にあるサンジャック通りのカフェにジャズを聴きに行ってきました。♪ 俳句会で一緒のMAKIちゃんのサックス。先回の演奏はストとデモの日で、イタリー広場が恐ろしいことになっていたため、出かけるのを断念した庵主。
   ピアノとの共演で、モンクだのの有名なナンバーの他に、即興演奏もあり、またまた若いエネルギーを貰ってきました。近々CDを出す予定とかで、頑張ってます。(^_^)v 

   デジカメ忘れちゃって、彼女のカッコイイ姿を紹介できず残念。また次の機会に〜。  
   

 

もう〜〜〜!!

2006.04.25


これだからフランスは困るのだ。

  またしてもワイヤレスの調子がおかしく、インストールし直すことに。それも2回もやり直し。その度に、再起動となり、これがまた時間がすっごくかかるのだ。日本だと、PCのスイッチを入れた途端に、ものの数秒でメールもチェックできるし、ネットにも繋がるというのに。なんだかんだでネットにたどり着けるのに15分はたっぷりかかるのだ。ぶひぶひ〜〜〜ッ。(>_<)

  今日も夕立があるのかなぁ?曇ってきたけど大丈夫かしら。。。連日の雷雨で、八重桜も汚くなってきました。今年は落着いて花見ができなかったァ。というか、開花がすごく遅かったのに、いきなり気温が上がって、ついこの間、芽が出たと思ったマロニエももう花が付いてるし、藤も少しづつ咲き始めているのもあるし、リラのつぼみもふっくら。シャクナゲなんか満開。あららら〜〜〜〜という感じです。  

 

急に20度。

2006.04.24


家の大掃除と模様替えで、忙しく日記更新をおさぼりしました。(^^ゞ

夕べ、粗大ゴミを友人達に手伝ってもらって、とある場所に放置したら、今朝にはきれいに消えてなくなっておりました。あははは〜〜〜。

  昨日の日記欄に載せたのは、クレーム・ブリュレの後釜として、日本で大流行か?と踊らされたカヌレというお菓子と、その後、日本でブレイクしているマカロンです。マカロンは日本では小さいのが主流だと思いますが、実はこんな大きなのもあるのです。あみゃい。(~_~;)

  さてさて、なかなか春らしくならないと文句たれると、いきなり20度とかいうことになり、それで寒気とあいまって雷と夕立。昨日の夕立はすごかった〜〜。石畳の上を雨が波打ってるんだもの。今日も結構ゴロゴロ、ざ〜ざ〜すごかったですが、着るものだのなんだの困るし、風邪気味。今朝はレッスン中に鼻がずるずるゥ。かと、思うと詰まっちゃって苦しかったり。今はだいぶよくなりました。掃除してホコリだのなんだのにまみれてるしなぁ。

  お昼頃、とてもお天気がよくなり、ご飯中に窓からお向いさんの鳩の様子がちらっと。旦那が寄添ってお昼食べてました。この餌は、お向いさんが置いたもの。この後、奥方も巣からちょっと離れて日向ぼっこしてました。そろそろ雛が孵るのかな?

 

多忙につき。。。(^^ゞ

2006.04.23

お休み〜〜〜。

ま、みなさん、甘いものでも召し上がっていてくださいなぁ〜〜。笑

 

ポカポカ(^_^)

2006.04.22

   夕ベっから、気温が上がってポカポカ。しかし、庵主はなぁんか風邪気味でしっくりこない一日。

   自然食品屋さんに買い物に行ったついでに、プランタンでマリアージュ・フレールの紅茶を買い、さらに地下まで降りて魔の「フナック」に寄ってしまった。あははは。

   まるで庵主を待っていたかのように、密かに興味があった映画のDVDが出てるじゃないか!!。アンディ・ラウとジャッキー・チュン(張学良)が久しぶりに共演で主演の映画。こちらでは公開されてないんだけど、、、去年、日本では公開されてて、でも、庵主が帰国する直前にロードショーが終わってしまってました。原題は「江湖」というんだけど、邦題はどういうわけか「ベルベット・レイン」。中国語で「江湖」は簡単に言えば「渡る世間」のような意味あいだったのが、今では任侠道や暗黒社会を指している言葉で、邦題は恐らく、重要なシーンに雨が降っているから取ってつけたんでしょう。

   監督も脚本も新人の超若い人たちで、俳優兼プロデュースも手がけてるエリック・ツァンがかなりこの二人を応援しているようです。脚本なんか女の子なのにびっくり。いわゆるやくざ映画なんですけどねェ。新鮮でした。よくできてる映画。でも、出てくる俳優達が「無間道」と重なってて、おまけに、主人公二人の若い時の配役が「無間道」と一緒。笑 今回はショーン・ユウがアンディ・ラウの若い時の役。「無間道」では上手いことトニー・レオン風だと思ったけど、今回もそれなりに上手で、もう片方のエディソン・チェンよりお気に入りですゥ。(^^ゞ

   今日は、風邪気味を理由にヨンさまの「四月の雪」鑑賞のお誘いを断ってしまった庵主ですが、ま、よかったかな。

   
   

 

あくまでも願望なのだ。

2006.04.21

   中国人の友人リヤンのここんところもっぱらの口癖。「仕事なんかしたくな〜い。何にもしないでぼ〜〜っと太平に過ごしたァい!」。電話のたびに、会う度に、いったい何回言ってることか。爆 根が根性ナシで怠け者なのよ、という彼女、文革を行きぬいた骨のある大陸育ちであァる。フランスに来て、一気に骨抜けになった訳ではなく、生来、怠け者なんだと言うのだけど。。。

   仕事があった上での戯言ではあるけど、その気持ちはよ〜〜く判る!だけどねェ、今の世の中、仕事がない人も多くて、問題になってるわけで、やっぱりやることがあるというありがたみ、お天道様だけじゃなく、米の飯も毎日付いて回っているということは、本当にありがたいことなのです。しかァし、春眠暁を覚えずの季節でもあり、だらだら〜〜〜っと優雅に過ごしてみたいものだ、というあくまでも願望。爆 

   近所の魚屋さんでウニをみかけたから、お寿司を食べに行こう〜〜とお誘いがあって、さっそく出かけた次第。冬が本場なんだけどね、あるかどうか判んないわよォと念をおした庵主。

   案の定、こちらは季節を過ぎ、売ってはいても中身が痩せててダメだって。でも!カナダ産のを入れてるよ、とのことで、ありつけました。\(^o^)/ 身が大きくて、クリーミーでクセが全くない。オイチ〜〜〜〜イ。

   やっぱり、これを美味しい〜〜と思える至福の時を味わえるのは、働いているからですぜィ。    

 

日記おさぼり。(^^ゞ

2006.04.20


   居間兼仕事部屋の模様替え中で、おまけにちょっと風邪気味だったし、いろいろやってて日記更新をさぼりましたァ。(^^ゞ

   今までは、大きなテーブルを部屋の真ん中にどお〜んと置いてたのを、隅に寄せたりなんたり。大きな空間ができて、これで「気」の通りもスッキリだな。

   まだまだ無駄なもの捨てたり、やることはいっぱいです。ふゥ〜〜〜ッ。ほこりかぶってたダンベルも綺麗に拭いて、これからは、また、じっくり体操もできるぞ〜〜〜〜。な〜んちゃって。てへへへ。

   写真は植物園で。向こう側に横に広がっているのが八重桜の「白妙」で、手前は日本産の山桜の一種。これはすごく大きく育ってます。

   

 

HAIKU

2006.04.19


   二年に一度、某日本の航空会社主催の「世界子供俳句コンテスト」というのがあり、世界中の小中学生を対象に行ってます。それぞれの母国語で俳句風の短い3行詩の形式での投句です。今日はそのフランスの子供達の俳句の選考会に行ってきました。

   今回のテーマは「家」。庵主は先回から選考に参加しているのだけど、フランス人の子供の感性はやっぱり大人っぽい。俳句の意図を理解して、言葉を上手に選んでいる子にはシャポーです。また、内面に潜む問題がしっかりにじみ出ている句などみると、心痛むものさえ。それに比べて日本の子供の句(在仏の子供)は、往々にして素直であっても幼い域を出ていないものが殆ど。これは、フランスでは子供と大人の区別がはっきりしているけれど、子供であっても一人の人間として扱うという傾向と、子供中心の日本の傾向との差から来るのかも。なぁ〜〜んて、今回も思ってしまいました。

   投句100句の中から入選30句、さらに12歳以上の入選作から最優秀1句を選考。このコンテストで、最優秀に選ばれた各国の子供達は、今年の夏に日本でキャンプ生活がプレゼントされます。先回は秋田だったけど、今年は松山だそうで、子規や虚子の生地だから俳句にも縁深いところ。日本文化にいろんな形で有意義に接してくれればいいなぁ。

   写真は植物園の日本の桜。俳句で「花」といったら自動的に「桜」を差し、春の大切な季語のひとつ。でも、良い句はなかなか詠めません。だって、美しすぎるのと、海外にいると、望郷の念も深まって、作者の個人的な思い入れが先行しがちなのです。さてさて今年はどんな句ができるかな...

 

やれやれ〜〜〜。

2006.04.18

    夕べはワイヤレスの調子が悪くて、日記を書いたのに送信できず。回線の具合が悪いのは結構あることなので、朝になればァなんて思ってたら、全然ダメ。(>_<) 結局、プログラムをインストールしなおしてやっとこさ回復するのに、午前中終わっちゃいました。(^^ゞ

    もしや?と夕べ思ったので、書いた日記は保存しておいたので、ゼロから書き直しというハメにはならず。やれやれ。

                        **************** 

    家の中の「気」が滞っている感じで、どうもよろしくないと思っていた庵主。個展が済んだらゆっくり大掃除なんて思ってても、ろくに何もしないまま春に。

  限界だ〜〜〜ッ、ということで、思い切って部屋の模様替え。何事も拍車がかかるのに時間がかかる傾向なんだけど、いったんエンジンかかると真夜中でもパワーアップしちゃう庵主。イースターの連休を利用してごそごそ。

  まづは仕事部屋。これが大変なのだ。机やら家具やら移動したり、見えなかった部分の汚れを落としたりなんたり。なんせ、反故の紙類だの、作品のための構図だのデッサンだのが山盛り。それと、なんていうか溜まった「ガラクタ」。爆 大きなお屋敷住まいだの、お蔵があるだのってわけじゃないのじゃ〜〜〜。ボンボン物を捨てないと! あっという間にゴミ袋が幾つもできる割には、全然片付いてるように見えないのはど〜してだッ!!と、怒り爆発させながら、髪振り乱している庵主です。ふゥ〜〜〜ッ。

  ここに越した頃と、今とでは個人的にも世の中の生活環境も随分変わってきたとつくづく。まず、自宅=仕事場というライフスタイルになり、出張レッスンに毎日のように出かけているとはいうものの、家で過ごす時間がぐんと増えました。前はパソコンだのそれに付随する機器なんかなかったのに、仕事にもフルに活用していまや必需品。こうやって日記更新なんていうのも、ここに引越した頃には、考えられなかったァ。10年ちょっとでエライ違いです。一昔どころじゃないな〜〜。  

 
  写真は中華街の八重桜。よっとこさ咲き始めました。こちらの桜はこのタイプが殆どです。ぽったりと、桜餅みたいなの。

 

ちょっと残念(T_T)

2006.04.17


   今日は比較的お天気だったので、夕方、植物園の白妙を見に行ってきました。街中の八重桜よりは少し早い開花のはずだから、ちょうどいいかもと思ったんだけど、満開は過ぎてしまってました。難しいなぁ、花の時期の見計らいは。フランスは桜前線ニュースないしなぁ。(笑)
   他の桜はちょうどいい感じのもあり、風が吹くと桜吹雪がきれいなのもあって、それなりに満喫。といっても、一種類一本という、いかにも植物園の標本そのものなんだけど。。。

   しかし、もっともっと残念だったのは、植物園が現在改装中で、「白妙」の近くに行けなかったことがショックでした。(T_T) だから写真は遠くからの全景のみです。

   去年は満開の時に行って、地を這う枝の先の先までたっぷりと白い八重桜に、魂を奪われそうだったほどなのにィ。今年は遠くから眺めるばかりなり。それお目当てのフランス人も、みな、柵のところからはるか向こうの木を残念そうに眺めてました。「白妙」はここの名物なのに。せめて開花中はそこまで入れるようにしてくれる、なんて計らいはここじゃ無理というものです。 少し剪定したらしく、枝の支えがなくなってました。きちんと手入れして、大事にしてもらいたいです。ここは、それが専門だから、大丈夫とは思うけど。

   さてさて、いつもなら人がいっぱいいる植物園。その面積の殆どが立ち入り禁止になっているので、そのぶん、カラスが大手を振って、じゃないな、ま、とにかく大きな顔していっぱ〜〜い。日本のカラスより小さいけど、あんなにいっぱいいるのは気味悪いです。そのカラスが、我が物顔に「白妙」の周りやら枝やらに集まってて、憎たらしい限りです。  

 

JOYEUSES PAQUES!!

2006.04.16


じょわいゆ〜ず・ぱっく!

ハッピー・イースターです。

  なんかパッとしないお天気で、雲っているパリ。日曜の朝市もなんだか活気イマイチ。ヴァカンス時期の祭日、連休で、人も少なめだし、お店自体もお休みなところもあるし。

  ぶらぶらっと近所に出かけてみました。市場では、卵屋さんが、色を付けた卵を売ってました。 やはり今年は地味めな飾りつけで、ちょっと詰まんないなぁ。きっと、街中のお店はもっと派手かもしれません。でも、レッスンであちこち出かけてても、目を惹くようなイースターチョコの飾り見かけなかった気が...。 写真はイースターに合わせたケーキ。このパン屋さんは昨年オーナーが変わったんだけど、似たようなケーキ作ってます。他でもそうなのかしら?ケーキに疎い庵主。調査不足ですゥ。(^^ゞ

  
  そして、中華街の八重桜、ほんの少し開花!(^_^)v 来週後半が楽しめそうです。植物園の「白妙」も、見に行かねば。

  でも、お天気がねェ。。。。

 

復活祭の日付

2006.04.15


   移動祝祭日ということで、毎年、日付がちがうのだけど、じゃあ、どうやって決めているかというと、春分の後の満月の次に来る日曜日が復活祭。

   え〜〜と、今年の春分の後の満月は、4月13日木曜でした。従って、明日が復活祭ということでェす。本当にそうなのか??と、手帳をめくって確認。ちゃんと、木曜のところに満月の印がついてますゥ。○←単純にこういうの。(笑)

   っつうことで、謝肉祭も毎年期間がずれているし、この後続く、キリスト昇天や聖霊降臨祭なんつうのも、一緒に移動祝祭日です。だって、復活しなきゃ、昇天できないし、天に昇らなきゃ聖霊を降らすことができなァい、というわけ。 この昇天祭や聖霊降臨祭は、5〜6月にかけていっぱい連休をもたらしてくれて、夏のヴァカンスまでもうひと踏ん張りするための、パワー充電になってます。(笑) 

   今日は天気が悪くてイースターのチョコのディスプレイの探索には行かずじまい。明日はどうかな〜〜。   

 

いよいよ復活祭

2006.04.14


   今日は復活祭の前の聖金曜日。イギリスは祭日になってるんだけどなぁ。フランスは違います。でもだいたいお休みする人が多いかも。学校は春休みだし。

   庵主は子供の頃、カトリック系の学校に通っていたので、復活祭が今年のように遅い年は、新学期早々、聖木曜日と聖金曜日は学校が休みになり、当時は土曜は半日学校あったけど、ついでに連休で、やっほ〜〜〜ッ\(^o^)/だったのだ。おまけに、イースターのお菓子まで頂戴して、それは卵型のマシュマロがチョコでコーティングされているもの。さらに、モールで作ったひよこちゃんまでついていたのだ。
   数年前に、このマシュマロにチョココーティングという幼い頃の味の記憶を求めて、こちらのスーパーで似たようなお菓子を買って食べ、かなりガッカリ失敗するという「事件」もございました。あははは。二度と食べないぞ!

   なんか今年は近所のパン屋さんやお菓子屋さんのウィンドーで綺麗なのを見かけなくて。。。明日にでもちょっと探索に出かけて見る予定。

   なぜ、復活祭に卵か?

   この復活祭に付き物の「卵」、キリスト教では、復活までの40日間を四旬節(しじゅんせつ)といって、肉食を禁じており、従って卵も食べちゃいけなかったのだ。(今、そんなことやってる人、普通はいませんぜィ)
   復活祭のお祝と共に肉食解禁になり、食べてなかったんだから卵は有り余っているし(笑)、さらに、古くから卵は春や生誕、再生の象徴とされていたのが重なって復活祭のシンボルに。「卵」だから自然にニワトリやひよこが登場し、やがて産業の発展とともに、フランス全土で今日見られるようなチョコレートに変化していったらしいです。

 

今日のエッフェル塔

2006.04.13


  なんだか真冬の景色のようですが、今日のパリの風景。ここはトロカデロ広場のメトロです。

  写真向かって右の建物が、シャイヨ宮の一部で、第一回万博会場だったとろこ。当時は洒落た造りだったのですが、土台だけいっしょで、建物自体は建て替えられてます。だって、万博のパビリオンて、その場だけのことが多いでしょ。

  現在、ここは美術館や劇場になっていて、海老蔵襲名公演が行われたのはココ。

  なんかパッとしないお天気で、エッフェル塔も寒々。今日は午後からは晴れるなんて予報でしたが、とんでもなァい。気温は少しは上がったけど、これじゃな〜〜。日当たりがイマイチな箇所のマロニエはまだ芽吹いておらず、プラタナスとかはまだだし、なんとも淋しい光景です。でも、花はあちこち咲いてきて、救われてますけどォ。

  だけどなぁ、やっぱりこの写真、冬の間に撮りました!みたいだわ。笑 

 

だまし絵

2006.04.12

   パリの街を歩いていると、時々みかける「だまし絵」。しかし、いざ、写真を撮ろうと思うと、なかなかお目にかかれなかったり、バスに乗っていて見かけたりで、写真が撮れない。友人の家の近所の消防署には、すごくいいのがあるんだけど、最近行ってないなぁ。

   これは、たいしたことないんだけどォ。遠くから見ても、ここに水が出てるように見えない。(^^ゞ 比較的最近描かれたものです。この脇の壁にもだまし絵があるのだけど、残念ながら広告看板が覆いかぶさってしまって。そこも写真あります。そのうち、ご紹介しましょう。

   こういう壁の「だまし絵」って、なんか不思議な雰囲気をかもし出します。よくあるのは、窓が描かれてて、その窓辺に人がいたり、窓から向こう側の庭が見えたり。そうなると、もう、そこから先はまるで4次元の世界のようで。

   この絵だって、真夜中に通りかかると、水の音が聞こえたりするかも....


         **************************

   話はぜ〜んぜん違いますが、「四月の雪」、あのヨンさまの、今日からフランスで封切られております。一応どんなものなのか、週末にでも見に行こうかいな。

 

再会のゆうべ

2006.04.11


   今夜は、日本から戻ってきたばかりの友人二人と夕食。っていうか、ワイン3本もあけちゃって、都合ひとり一本見当ですな。あははは〜〜〜。

   ま、積もる話もあるし、いろいろとだべりながら、なんとなく話が進んだというか、いつもの悪い癖というか。(^^ゞ

   まづは、うちの近所のカフェで待ち合わせ。そこで、庵主はキール(KIR)を一杯。友人達はそれぞれコート・ドュ・ローヌ。席は混んでいたのでカウンターでちょいと一杯アペリティフです。

   キールは本来はカシス(レッドカーラント)のシロップを白ワインで割ったものですが、今日庵主が頼んだのは木苺のシロップ。ワインはブルゴーニュの白ワインのアリゴテです。先日飲んでみて美味しかったので、今日もお試し。小さいグラスを頼んだので、ちょうどいい感じ。
   カウンターのオニイサンは若くて、まだ水商売に慣れてない感じで、オバサンとしては、なかなか応援したくなるオニイサンでした。ふふふ。(^_^)v がんばれや〜〜〜。

 

中身はいっしょ。

2006.04.10

   今朝、首相と大統領の会談があり、CPEはとりやめ、CNE(セーエヌウゥ・CONTRAT NOUVELLES EMBAUCHES の略)が取って代わったらしい。すべての若者の新規雇用が対象でなく、何の資格もディプロムもない26歳までの若者の雇用促進ということらしい。なんてことはない、もともとCPEだって、そういうことだったのに、すべての若者の新規雇用とうたっていたために起きた混乱なんじゃないか?? 要するに、落ちこぼれチャン達に、何とか就職の門戸を広げようというわけ。名前が変わっただけで、中身は殆ど同じだと思うけどォ。

   しかし、明日も学生団体は集会デモを行う予定だとか。CPE取りやめの勝鬨なのか、相変わらず反対デモなのか???今度はイタリー広場は行程に入っていないので、うちの近所は大丈夫そうです。やれやれ。

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   庵主の周りは、今年はめずらしくも出産ブーム。今日はお祝いのカードに赤ちゃんの名前を書いてみました。女の子だし、桜の季節に合わせた色合い。    

 

恋の季節

2006.04.09


  「忘れられないの〜〜♪」っじゃ、ありませ〜〜ん。ふふふ。春は鳥だの猫だのの「恋の季節」であァる。従って、それに関する俳句の春の季語が結構あります。

  今日は俳句会。こんな季節に猫を去勢しなくてはならず、申し訳ないという内容の句がありました。男性陣は、みな、自分自身だったらァなんて、猫がかわいそう〜〜〜と、やけに納得してましたねェ。(笑)

  さて、こちらは先日紹介したお向かいさんちに巣食っている鳩。今年は、いつの間にか餌や水が用意されておりました。こんなことすると、もう、ず〜〜っと定住しちゃうぞォ〜〜。

  昼間、オスが飛んできて、餌に嘴を突っ込んで様子を伺ってました。その間、ほんの数秒だけメスが安心して巣を離れて動いてたので、それを撮ろうとデジカメを取り出していたら、もうオスはどっかいっちゃッた。メスは少しもぞもぞ動いてましたが、やがて向きを変えて鎮座。お不動様になってます。ごくろうさま〜〜。

 

お陰さまで丸々3周年

2006.04.08


当サイト、今日で丸々3周年を迎えました!
皆様、日頃のご愛顧ありがとうございます。
昨秋の東京での個展では、ネットで知り合ったお友達がたくさん来てくださり、感謝、感謝です!

  今年はこれといった記念イベントも思いつかず。。。。なんせ、春の到来がめっちゃ遅かった巴里。いつもなら、とっくにお花見をしゃれ込んでいるところですが、今年はまだだなぁ。ただ今、レンギョウ以外にコブシが満開、他にはモクレンも咲き始めてます。

  日本は新学期、年度始まりの時期ですが、こちらは夕べからイースターの春休みに突入です。騒いでいる学生達はどうなるんだろうか?春休み返上なのかな?来週に授業を再開しなければ、学年末の試験は延期のままか中止ということになりそうだとか。

  そして、今日は「はなまつり」。お釈迦様の生まれた日です。庵主は朝から脇の下がむずむず、なぁんてことはないですが(笑)、体調イマイチにかこつけて、春眠をむさぼっておりました。(^_^;) 

  これからも、引き続きご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い致します。   

 

困っちゃうなぁ〜〜♪

2006.04.07

今日の在仏日本大使館メルマガより。

   先日の反CPEデモの際に、邦人観光客が、デモの出発地点であるレピュブリック広場で、地図を片手に立ち往生という一件があったらしい。もう〜〜〜、このところ、この騒ぎは日本でもすごく取り上げられて、どちらかというと、スゴイところばかりを報道するから、かなりオーバーに受け取られそうな報道をしていたというのに。。。。なんとも、のんびりな観光客の実態。

   「自分の身は自分で守る!」ということを、口をすっぱくして外務省から大使館を通じてのお達しが多いこの頃なのにも関わらず、ということでした。うん、うん。

   この観光客は無事に広場から立ち去ることができたそうですが、そういうことがメルマガにて配信されるということは、どこかの手を煩わせたのでは、と思う庵主です。

   みなさん、パリにおいでの際は、世界中、どこに行くとしても、じゅうぶんにご注意を!! 日本のようにのんびり平和なところばかりじゃありません!!

   メトロのホームにのんびり鳩ぽっぽがァなんて情勢じゃないことも、日々ありますからねェ〜〜。


   *!!!お゛、忘れるところだった。(^^ゞ 実は、明日は、当サイトが開設丸々3周年でございました。

今年は記念イベントをやらずじまい。忘れてた。あははは。

とにもかくにも、皆様、日頃のご愛顧、ありがとうございます。

 

一瞬、ぎょっ (@_@。

2006.04.06


  うちの近所のイタリー通りに面した公園に、どうやら新しく菜園(なぁんてもんじゃないけど)ができて、囲いがしてあっただけでなく、案山子がいました。

  一瞬、人が立っているかと思った庵主。(;一_一)

  迷彩柄のズボンと思しきものを身にまとってて、これは結構凝ってますな。

  何が植わってるのかなぁ?と覗いたけど、なにか植わってるのか?という感じでちっとも判らないし、苗札もないし。でも、この案山子だけは立派に目だってました。(笑)

  今朝のラジオで花粉症のことをやってました。日本ほどではないにしろ、以前よりは話題になるようになったこの頃。何でも特効薬が開発されたそうですが、フランスでは、この薬は肺の専門医や小児科(だっけか?)のドクターだけが処方できるという取り決めになっており、アレルギー専門医は扱えないそうな。何のための専門医、何のための薬、と専門医が怒っておりました。

  庵主の軽い花粉症の原因は、おそらくイタリー通りに街路樹として植わっているニレの花粉だと思うのだ。ここ数日で開花して、そのうち、鳥が食べにやってくるゥ。地面に花のカスとか糞がいっぱい落っこちるの、いやだな〜〜〜ァ。(>_<)

 

春の「たまもの」

2006.04.05


    昨日のデモでは、やはり最終時にイタリー広場でちょっと騒ぎがあり、カメラマンが便乗した悪い輩に暴行されるという出来事があったのですが、機動隊に取り囲まれて袋のねずみだったらしい。カメラマンも一時期気を失って救急車だったそうだけど、今朝は元気になってました。

    さてさて、ちょとは気温が上がってやっと春だ〜〜〜\(^o^)/と喜んだのも束の間。公園の桜も綺麗だったし、他にも花がいっぱい咲き出してウキウキだったのにィ、今日はなんだか冬に逆戻りした気温に冷たい風。(>_<)またまた朝晩マイナス気温ですぜィ。山は雪だんべだし。 調子狂っちゃうなぁ。

    実は昨日からなぁんとなく胃の調子イマイチな庵主です。今日は外から戻ったら、冷え冷えしちゃって慌ててホカロンのお世話に。そしてなんだか急に目がかゆゥい〜〜〜。鼻もづまり気味。ん??これって、もしかして花粉症??!!え゛〜〜〜。

    ということで、目薬だの鼻のスプレーだので応急手当。本来は花粉症ではない庵主なのですが、寄る年波には勝てませぬ。そして、そういえば、サマータイムという一時間の時差が先週はあったのでした。とんだ春の「たまもの」。

 

今日もスト

2006.04.04

  先週火曜に継いで、二回目の大きなストライキとデモ。今日はイタリー広場がデモの終着地点。

  騒いだのとは裏腹に、パリ市内のメトロはだいたい普通どおりの運行とのことで、朝からレッスンに出かけた庵主。何の不都合もなく、世の中はいたって平穏。一応、ダイヤは乱れてますというアナウンスはあるのだけど、そんな感じじゃ全然ない。

  今日のデモは14時半にレピュブリック広場出発で、イタリー広場が終着と発表されていたので、行きはよいよいだけど、帰りはアブナイかなぁ?とちょっと心配。庵主の帰宅時間はちょうどデモの頭のほうがそろそろイタリー広場に到着する時間。

  いざ、イタリー広場の駅に着くと、なんか普通の雰囲気なので、じゃ、ちょっと一駅乗り換えずにこのまま外に出ちゃおうと出口へ。おお゛、駅の入り口内部に機動隊がしっかりいるわ。外に出ると、デモの参加者とおぼしき人たちがいっぱい。でも、いたって静か。車はどのみち通行止めになっているから、いつもの喧騒はなく、ただいろんな人がたむろしているだけです。なぁ〜〜んだ、なんてちょっぴりガッカリ。(笑)←おいおい。(^^ゞ

  しかァし、いつもと違うことが。商店やカフェなんかがみ〜〜んな閉まってる。広場に面したマクドとKFCは営業しているみたいだけど、ガラス張りのお店はすっかりベニヤ板で覆われてました。ほォ〜〜〜、しっかり準備態勢整えてるんだなァとその前を通り過ぎ、陳氏兄弟公司のお総菜屋さんでついでに叉焼でも買おうかな、なんてのんびりしたこと考えた庵主。(^^ゞ

  お店閉めてしっかり覆いがしてありました。この辺りいったいみんなそう。うちのすぐ近くの、いつでもやってるカフェまでもが、店じまいしてました。

  でも、デモ解散後の警官隊との小競り合いも、便乗の暴動も殆どなかった様子。やれやれ。

 

噂をすればなんとやら。

2006.04.03


  エイプリルフールに、何か冗談をと思って取り上げたヴェルサイユ宮殿のお話。実は、かなり前ですが、実際に、フランスで、お城が売りに出るというウソのニュースを流したことがあったのだ。それを思い出して考えたわけ。(笑)

  そして、庭園と噴水とどっちにしようか?なァんて思ってたんだけど、お庭の方を選んだら、てんてつさんが日本のテレビでちょうどヴェルサイユ宮殿の噴水のことをやってたとカキコしてくれました。

  さらに、今日、メトロの駅の通路で、まさに、その噴水のポスターを見かけた庵主。お昼のイタリアンホットサンドイッチをパクつきながら、慌ててデジカメ、デジカメ。噂をすればなんとやらですな。以前に、ネットの知り合いに教えてもらったんだけど、こういうのを、シンクロニシティというのだと思いまふ。

  さて、このポスターによると、4月1日から10月1日の間、毎週末及び祭日に、宮殿の庭園にある噴水が全開ということで、料金は大人7ユーロだから、日本円にして¥1000ちょっと。

  ヴェルサイユ宮殿のサイトを調べてみたら、だいたい午前中2時間、午後2時間ぐらいで、いっぺんに全部ではなく、場所を分けて水を出すようです。それでも、のんびりしてたら見切れないかも。夜はまた別に音と光の祭典もあります。毎年テーマが変わるけど、お城の時代に合わせたルイ王朝のエピソードなどを役者やダンスなど交えてのスペクタクルに、花火も添えられて、綺麗です。

  6月はモリエール月間とかで、モリエールの劇も庭園でみられるらしい。

  お城の中の「鏡の間」は、全部修復が終わったわけではないので、見学してもちっとも鏡の間じゃないそうだから、外を歩いた方が断然いいかも。

  とはいえ、なかなか行かないな〜〜〜。(^^ゞ

 

なんとか春めく

2006.04.02


   落着かない空模様ですが、朝晩はともかく、日中は12〜3度はあるようで、なんとか春めいてきた巴里です。

   公園に行ったら、連翹もちゃんと咲いてたし、コブシとかモクレンのつぼみもふっくら。うれしい限りです。やっぱり花がいろいろ咲いてくれないと、気分が沈んだままで、精神衛生上よろしくありません。

   春めくことに、鳩の恋。なぁ〜んって書くと、美しい雰囲気を想像しちゃいそうですが、それが、ぜェ〜〜んぜんなのだ。巴里には鳩がやたら多い。あまりに増えすぎるので、避妊薬入りの餌を撒いたりしてるって話も聞くぐらいで。このところ、CPEのことで、すっかり立ち消えになった鳥インフルエンザだって、土鳩も病気にかかる可能性は論理上は大有りなんだからなぁ。そして、現在は鳩の恋の季節であァる。春なのだ。

   5,6年前だったか、庵主の住むアパートの隣の建物が建て替えになり、その時から、そこを居住地にしていた鳩さんたちがこちら側に移動してきて、庵主のバルコニーも危うい目にあったのだ。お向いさんはすっかり定住の地にされちゃった様子。ここ数年、必ず空いてる植木鉢なんかにしっかり巣篭もりです。ここの住人が、アラブ系の家族なんだけど、結構無頓着なんだな。

   まず、オスが偵察に来る。しばらく周囲の様子を調べてからメスを呼びに行き、夫婦して戻ってくる。どうやら、大きい鉢じゃなくて、小さい白い鉢に決定。去年もこの場所だったんじゃないかな? メスが巣の心地を試している間も、しっかり防衛監察官として君臨。(笑)

   巣篭もりの間のオスのまめまめしいこと。巣づくり用の小枝を何往復もして運ぶ、メスの安全を常に確認し、餌探しにも一生懸命。その様子だけは感心している庵主です。   

 

宮殿の庭を買いませんか?

2006.04.01

  フランスの北部一帯は、1999年の暮も押し迫った12月26日に、ものすごい暴風に襲われ、パリ市内でも街路樹や公園の木が根こそぎ倒れるという被害に見舞われました。森の木もかなりなぎ倒されたり、折れてしまったりで、あの被害の後にノルマンディーに行った時には、見慣れている景色がすっかり変わって、平地になってしまっていてびっくりしたものです。

  その際の、ヴェルサイユ宮殿の森の木々の被害は絶大で、森を再生するための基金を世界中につのったのですが。。。残念ながら予想に反して資金が集められず、また、現在、宮殿の内部を修復しており、あの有名なガラスの間の修復にはかなりの予算がかかって、遅々として進まず。このままでは残る修復もおぼつかず、森の再生も断念せざるを得ない状態に。

  そんな具合で、このたび、フランス政府は泣く泣くヴェルサイユ宮殿の庭園の一部を切り売りすることになったとか。

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                    ?  ?

           ?               ?


   がははは〜〜〜〜〜ッ。

   今日は四月馬鹿です! フランス語でPOISSON D'AVRIL、ポワソン・ダヴリル、 つまり、四月の魚なのだ!  
  

 


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