母校の関係で大変お世話になったシスターのお墓参りに行ってきました。ここはモンパルナスの墓地。モンマルトル、ペールラシェーズと並んでパリの三大墓地のひとつです。
モンパルナスの墓地には芸術家などアーティストや有名人が多く眠っています。みなさんが知ってる名前もいっぱいです。挙げ切れないくらい。日本の墓地と違って、明るい雰囲気です。特にここは墓石が芸術っぽい凝ったのがあったりもするし。でも、墓地のすぐ並びのお花屋さん、というか生花はすごく少なくて、お墓用の造花のブーケなどをいっぱい扱っているお店のオヤジは愛想がないったらありゃしない。ま、ニコニコ顔も場所が場所だから不都合か。
それはいいんだけど、今日、こんなことがありました。それは。。。。う゛〜〜〜怖いよ〜〜、じゃ、ありません!ご安心を。(笑)
目的のお墓は入り口からもすぐで、とても判りやすい場所にあり、友人と二人でいって、まづは枯れたお花や落葉など少しお掃除。愛想のないオヤジのところで買った百合の花束にひと言メモを入れて墓前に置き、お祈りしてました。そうしたら、横に誰かやってきた気配。見ると日本人とおぼしき女性がやってきたので、ひょっとして同じ学校の出身の方かも?と目が合ったので声をかけたのでした。友人は信者なこともあって熱心にお祈り中。そうしたら、
「誰か有名な人なんですか?」 庵主は「.....」 一瞬、何を言われてるのか意味が飲み込めずゥ。 「え゛ッ。あァ。。。うゥ。。。お世話になったシスターです」って、やっと答える。「いいえ」とは言えないじゃないかァ〜〜。(^^ゞ
その雰囲気に聞いた方も場違いなこと言っちゃったかな?と思ったかどうか知らないけど、なんとなく、マズイ雰囲気に。で、それを誤魔化すためか、写真を撮ってくれって頼まれちゃいました。内心、なんとなくわだかまりを感じつつもその辺りで撮ってあげましたけどねェ。 観光旅行の記念にっていうの、判りますけどね、誰か家族のお墓参りしてたらど〜すんだよッ!!お祈りだって中途半端な感じで終わっちゃったじゃないかッ。ったくゥ。(ーー;)
というような一件でした。
よく、有名人のお墓参りするのが好きだっていう人いますけど、そういう安易なことはなるべくやめて欲しいなァ。本当はこうやって写真撮るのも控えた方がいいのですが(なんか一緒に写っちゃうと嫌だもんな(^^ゞ)、目的のお墓は日本に報告するために写真撮ったので、周りの雰囲気も、と少々。
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