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2005年09月の鵞毛庵日記

9月もオシマイ!

2005.09.30

   いや〜〜〜。9月はなかったように過ぎてしまいました。オロオロ。本当に30日もあッたんだろうか?

   朝晩の冷え込みが急に本格的になってきて、寝不足だの、なんだので、なぁんとなく体調がアヤシイ雰囲気。風邪をひいてる人も結構多いみたいだし。アブナイ、アブナイ。

   今日は金曜でなんだかほっとしてますが、やること山積み。この週末は寝込まないように気をつけつつ、たまっている事務処理を片付けねば、そして、延ばし延ばしの掃除もしないとな〜〜〜。さて、どこまでできるか。笑 

          **********

   数日前に逮捕されたテロリスト達によると、やはりパリはテロの標的になっていて、オルリーだのメトロだのでのテロ行為が密かに準備されていたらしいとか。くわばらくわばら。

   どこをどうやって?なんて想像すると、まるで映画や小説のようだけど、バシッと事前に取り押さえてしまうフランスの警察機構はやはりスゴイです。そういうところは、頼もしいかも。
でも、さっきもクッキングホイルが、わかっていながら連判状をざァ〜〜〜ッ状態になって、このやろ〜〜〜!!ガオォ〜〜〜ッ!!!爆
   こうやってUPで正面からみると、意外に凄みがリアルでびっくり。(◎o◎) 
    
   

   

   

 

多忙につき

2005.09.29

  今日の日記はずる休み。っていうと、あれ?真似っこだ〜〜〜!とか心当たりの人がいるに違いない。爆

  しかし、仕方ないのだ。で、美味しそうな写真と、パリの風景と、誤魔化すのには何がいいか?と、つらつら考えた挙句。。。。って、つらつら考えるならちゃんと日記書け〜〜〜。爆

  で、どんな写真がいいかな〜〜〜?
  と、期待をいっぱいさせて。。。みなさん、ガッカリしてください。爆

 

 

小さなストレス

2005.09.28

   知らない土地に住むというのは、いろいろ思いも寄らないことにぶつかるもの。今日はレッスン中に最近よく話題になる小さなストレス・パリ版をちょっとご紹介します。

   例えば。。。ラップやクッキングホイル。箱がだいたいすぐに崩壊する。ラップは質も悪く切れない。ホイルなんか箱が崩壊して転がると最悪。(>_<) 連判状をささァ〜〜とカッコよく広げるんじゃないんだから!!笑 

   CDなどの透明の包装。どこから開けるのか!びったり糊付けしてあって破くの大変。ラップ材の箱はすぐ崩壊するくせに!おまけに切り口なんかついてない。たまに細いひも状のものがついてて、それを引っ張ると開くようになってるのだって、その紐だけがはがれてしまって、何の役にも立たない。ぶぶ。

   「開閉至極便利!」みたいなうたい文句の袋の包装もぜったい当てにならない。開閉チャックみたいなのも形だけでかみ合わなかったり、そこが全部はがれちゃったり。

    と、こういうつまらないけど、日常何度も味わう理不尽な小さなイライラです。

    庵主は慣れっこになったとはいえ、やっぱりぶゥぶゥの連続ですよォ。ましてや、駐在などで短期滞在者にとっては、なんちゅう国に来てしまったのだろう〜〜〜(>_<)という情なくなっちゃうお話。ある生徒さんは日本から持ってきたラップ材の箱を何度も使いまわしているというので、庵主も今度そうしようと固く心に決めました。写真は哀れ崩壊しているホイルの箱。(T_T)

 

らぶらぶシネマ

2005.09.27


   前からお見せしようと思いつつ機会を逃していた映画館のラブラブシート。笑

   先日「着信あり」を観に行った国立図書館近くの映画館は、比較的最近できた新しい映画館で、その売り物の一つがこのカップル用の椅子です。列車や飛行機のシートの様に、真ん中の肘掛が上がるようになっていて、邪魔な場合はしまい込んでしまえばラブラブというわけ。(^_^;) しかしね、庵主が知る限りではラブラブ状態になっている二人連れは見たことないですねェ。だいたい一人でゆったりっていう感じが多い。庵主はたいがいそんな具合にで〜んと座って観てます。(笑)坐り心地悪くないですよ。

   噂によると、イタリー広場の欧州一大きなスクリーンが売り物のグランテクランという映画館は、ショッピングセンターの中にあるとはいえ、大きな割には純然たる映画館で上映室の数も少ないし、イマイチ人気がなくて客の入りが非常に悪いらしく、年末で閉館になるとか。スターウォーズはスゴイ人だったけど、なんか観たいなぁと思うような映画がかからなくなってるしな。庵主にとってはうちから歩いて5分の下駄履き映画館だったから、本当に閉まっちゃうならちょっと残念。(>_<) ま、ラブラブシートの映画館も近いから殆ど下駄履きだけど。(笑)

 

ルーブル美術館分館

2005.09.26

  09年開館予定のルーブル美術館分館の設計コンペに、世界から120件の応募があったのですが、今日、日本のSANAAという建築事務所に決定したと発表されました。

  これは文化の地方分権化の一端として、パリのルーブルの所蔵品を地方でも展示するということらしい。3年ごとに展示内容も変えるとか。場所はノルマンディーのランス、といってもシャンペンで有名なランスREIMSじゃなくって、LENSというところ。カタカナで書くとどっちも同じになっちゃうなぁ。(^_^;) 発音ぜんぜん違います。念のため。RとLの違いだけじゃなく、日本人には非常に聞き取りにくく、発音しにくいですねェ。


  写真はその予定地。な〜んにもありません。こんなとこに人、来るのかなァ?(笑)

 

お籠もりDAY

2005.09.25

久しぶりに「お籠もりDAY」でした。
二日続けて映画みたりして息抜きしたので、やることいっぱい。(>_<)

  まづは洗濯機を回すことから始め、ついでに台所の窓を拭き拭き。フランスのアパートはだいたい台所に洗濯機を設置するようになっていて、スイッチを入れたら窓の汚れが目立つというからくりです。(笑)
  個展のDMのメーリングリストの制作の続き。これが実はかなり厄介であるのだ。既存のリストから削ったり、新しいもの加えたり、重複しないように何度も確認したり、あちこち住所を確認したり、郵便番号ネットで調べたり。。。最近、住所表示が変わった市町村が結構あって、それだって確認するのにかなり時間がかかっちゃう。ふゥ〜〜。

  あっという間に夜になってしまった。かなりはかどった筈なんだけど、仕事が進んだようにちっとも思えないのはなぜ?ぶィぶィ。あせっちゃいけませんねェ〜。これから気分転換に肉団子の甘酢あんかけ作って、ビールでも飲もう〜〜( ^^) _V 

  写真は昨日予告編を出したキラキラエッフェル塔。いつまで続けるのかなぁ?これ。  

 

無法松の一生

2005.09.24

   今日で終わっちゃったのですが、パリの日本文化会館で「名脚本家シリーズ」第一弾、「伊丹万作と伊藤大輔の時代劇:2つの顔」というのをやってました。で、そのトリの上映が「無法松の一生」で、シナリオが伊丹万作。主演はもちろんあの阪妻です。時代劇っていっても明治のお話だからチョンマゲじゃないですけどねェ。

   この映画は今までもパリの映画博物館のようなところでは何回か上映されていて、日本映画マニアには当然知られた映画。そして文化会館は、これまた日本文化オタクの集まりだから、結構年齢層の高いフランス人が殆どで、あとはいかにもパリが長そうな、やはり年齢層高い日本人ちらほら。その中のやっぱりアヤシイひとりである庵主も。ふふふ。今日は友人だちと3人でしたけどねェ。

   阪妻を見ていると、ちょっと前の田村高広に見えちゃって困りましたが(^^ゞ、どうしてあの親子はこうまで似ているのだろうか?目張り入れて時代劇だと正和だし、亮さんもそっくりだし。そして子役にぽっちゃりと品の良いおぼっちゃま、沢村アキオこと、今日の長門裕之。きれいなお顔です。

   1943年制作ですから戦争中なんだけど、「男子たるもの強くあれ」ではあるけれど、道徳っぽくなり過ぎない仕立てで嫌味がなく、あの時代に劇中人物の感情を映像のみで表現しているシーンなど、無声映画の名残っぽい映像の演出もあって、笑えるシーンもちゃんとあるし、かなり上質だと思いました。子供が冬枯れた森で味わう恐怖心とか、無法松が祭の太鼓を叩きながら死ぬところなど、死ぬシーンはないのに、非常に胸打たれるものが。名作といわれる所以がよく判った気がします。

   上映が終わって、周囲のフランス人も非常に良い映画だったと満足そうでしたねェ。

   日本文化会館はエッフェル塔のすぐ近くで、映画が終わって外に出たらちょうど9時のイリュミネーションがキラキラ。みんな、一斉に撮影大会。 その写真は明日にして(笑)、今日、お昼にせっせとおはぎ作りましたので、その証拠写真をば。餡子の量がそんなになかったので、黒胡麻バージョンです。一昨年と違って今年はちゃんとぼた餅じゃなくて、「おはぎ」状に小さく成功!   

 

お彼岸のお中日

2005.09.23

という日に、ぴったりかどうか...ふふふ。

   水曜から公開された「着信あり」を日本には随分遅ればせながらですが観に行ってきました。もち、ひとりで。だって、怖い映画が観られる友だち全然いないんだものなぁ〜〜。ま、そうでなくても、殆ど最近は映画は観たいものは勝手にさっさと観に行ってますがねェ。

   でもって、ま、こんなもんか。(笑)なんだかなぁ、「呪怨」や「ほの暗い水の底から」とか「回路」とかを足して割ったような話とお化けの出具合で、鏡があれば絶対お化けが映ってるし、天袋からのぞくし、髪の毛の長いのが出てくるし、お決まりパターン。「ほの暗い。。。」とは逆に、子供がお母さんに「ずっと一緒にいてあげるからね」って、なんでェなんでェ。挙げるとキリがないくらい突っ込みながら観ていて、次のシーンの展開が見えてくる仕立てでございました。

   不携帯同盟会員(そんなもんあるか!爆)の庵主は、直接身近に怖いこともないですしィ、やっぱりど〜ってことない「怖い映画」でした。

   こうなると、映画はそうでもなかったけど、小説「黒い家」は怖かった。現実的な話しだし、お化けや怨霊よりは押並べて一般的に身近な怖いお話でしたからねェ。

   さて、明日はおはぎでも作ろうかなぁ〜と思ってますが、あくまでも予定は未定。

   写真はちっとも怖くないギマールデザインの天井ガラスです。ああ、でも、真夜中にこの下で100年ぐらい前の着飾ったご婦人とシルクハットの紳士が毎夜。。。なんていうのは、ちょっといいかもォ。(^^ゞ

   

 

暑いのか寒いのか。。。。

2005.09.22


    昼間は結構お天気良くてポカポカ。朝晩はぐ〜んと冷え込んでます。日も随分短くなったしなぁ〜。本来なら今度の日曜で冬時間に切り替わるところでしたが、2年ぐらい前からイギリスと一緒に10月末に切り替えるようになって、ちょっと冬が短くなった感じ。でも、どんどん日が短くなります。さびしい。(T_T)

    さて、昨日のギマール設計の館、中のエントランスホールは吹き抜けで、大きな鏡があり、向い側の階段の手すりが綺麗に映るようになってます。実際の広さよりかなりゆったりのスペースを感じられるようになってます。

    鏡の中の向かって左側の扉は、みんな二枚づつのふすまのような引き戸になってます。周囲は「アール・ヌーボー」や「アール・デコ」してるのに、なぜか手をかける部分がシンプルすぎて、なんか残念。きちんとしたふすまのその部分(なんていうのか忘れた〜〜(^^ゞ)は、結構凝った装飾がほどこしてあったりしたものですけどねェ。(やまじさん、なんて云うんでしたっけ?)

    鏡の両脇に昨日お話しした「星象」シリーズの一部が展示されてます。クリックすると少し大きく写真がみえるので、お勧め。スイカとかリンゴが星になってますよ〜。

    ちゃんと庵主が映らないように写真が撮れました!ふふふ。

 

ギマール設計の館

2005.09.21


   パリの高級住宅街16区にある、ギマールの設計による館に行ってきました。ギマールはパリのメトロの入り口をデザインした、あのギマールです。16区のこの近辺にはギマール設計によるアパートや建物がいっぱい。これはメザラ邸といい、パリには珍しい一軒家、3階建ての個人住宅だったものを文部省が買い上げて修復しているようです。外側は綺麗になってますが、内部はまだまだ痛んだところがちらほら。
   
   普段は女子寮なのですが、一階のスペースを展覧会などの催しに利用できるようになっいて、今日は台湾人アーティストの友人のオープニングでした。こういう所はこんな機会に行って、建物を見るのも一つの楽しみ。

   
   内部のアール・ヌーボーの装飾などもなかなか興味深く、ドアが和風の引き戸になっていたりも。トイレも洗面所のところはアール・ヌーボーのデザインで、会場で会った友人たちと、用もないのに覗いたり、写真撮ったり。(笑)いろいろ写真撮ったので追って紹介しますねェ。

   このアーティストの友人(女性)は結構エグイ感覚の作品が多いのですが(台湾とか韓国の傾向なのよね〜)、今回は今までとちょっと違ったのもあり、「星象」と称して野菜や果物を利用した写真合成による天体図がなかなか良かったです。庵主は土星になったリンゴがお気に入り。その「星象」の写真も小さいながらちらっとあるので、明日にでも掲載します。

   まづは建物の外観から。写真を撮っていたら、友だちに見つかりました。(^^ゞ 中からこっちを見てる人、見えるかな?彼は今日の展示のアーティストのご主人です。彼は版画家。「僕が手を振ってるの写っちゃってない?」と後から心配してました。(笑)

 

朝晩冷え込む!

2005.09.20

   すっかり秋めいて、朝晩10度切ってます。う゛ゥゥゥ。さぶい。今から暖房つけちゃうとガス代がた〜いへん。(>_<)だから我慢です。日中は必要ないし。こういう時期は風邪を引きやすくてアブナイです。体調もちょっとパワー不足といった感じ。いっぱい着込んだりホカロンのお世話にならないとなぁ。(^^ゞまだ、PCに向かってて手が悴むまでではないけど。虫の声でも聞こえれば、風情もあって気がまぎれるけど、そうじゃないしな〜〜。


   FINAL WARSでパリを襲ったのはゴジラじゃなくて、カマキラスでしたねェ。パリでカマキリ見たことないなぁ。(笑)あの狭いノルマンディの海底にも海龍のマンダなんかがいたりして、そんなスペースないんじゃない?とか、だんだん突っ込み態勢になってきました。あははは〜〜。

   東映特撮映画といえば、あの「マタンゴ」、そしてどうしたってマタンゴがトリュフみたいだという話を日記に書いたりしましたが、今年は雨不足が続いて、フランスはトリュフの収穫が期待できないとのこと。ということは高値が待ってます。普段、買って食べるわけじゃないけど、便乗していろんなもの値上がるし、キノコ類は全般的にやはり雨不足で収穫悪いかな?なんてちょっぴり心配。

   ゴジラは白黒でこんな感じだとやっぱりコワイ。

 

GODZILLA

2005.09.19

   「GODZILLA FINAL WARS」を観てきました〜〜\(^o^)/。月曜のそれも夕方4時から+小さな映画館=殆ど貸切状態。友人たちと3人で行って、映画が始まってからフランス人が一人はいってきただけ。もう、家でくつろいで観ちゃう感じ。笑

    懐かしいおなじみの俳優さんたちが出演していて、50周年の重みを感じましたねェ。庵主は久しぶりのゴジラのオタケビや怪獣達も嬉しかったけど、結構若い男の子達がイケメンな上に、ケイン・コスギのアクションシーンがいっぱい見られてパチパチ。かなり前に「筋肉番付」でしか見たことなかったので、満喫できてちょうど良かった。口利かなければ結構いいんだけどォ、日本語がやっぱりなんかダメだわ。叫んでるのはいいですけどね。

    特撮にいかにも昔風の雰囲気があったりして、円谷!って感じで新旧織り交ざったつくりなのもちょっぴりうれしかったです。

    とにかく、久しぶりに怪獣映画なんか観て、懐かしくって楽しいひと時でした。ノートルダムは襲われるシーンはなかったな。。。。(^^ゞ

 

十五夜♪

2005.09.18


曇り続きで心配された十五夜、見えました!!!(^_^)v

  去年は空振り、今年はずっと夜半は曇りであきらめてましたが、なんとか晴れてくれました。月餅買ってきたかいありだわ。
今年は白餡に塩漬けの卵の黄身入り月餅。

  今日は台所をせっせと大掃除していたら、中国人のリヤンから夕方電話があり。今日は中秋の名月だからお夕飯を一緒にとのお誘い。彼女も北京に里帰りしていて戻ってきたばかりで、会うのは久しぶり。近所のカフェで待ち合わせて、ビールを頼んだものの、彼女は空きっ腹で何かつまみが欲しかったのだ。そこで、すぐにギャルソンに「何かつまむものォ。。。」といったら、「僕はいかがです?」。あははは〜〜〜〜\(^o^)/。アラブ系のなかなかイケメン君で、二人で、あらァ、そうお?とか調子を合わせて楽しいひと時を過ごしました。(^_^)v 爆 ポップコーン持ってきてくれたけど、さかんに、僕の方がいいですよ、僕、ギャルソンでも一番株だからって、盛んに売り込み。(おい、ここはホストクラブか?)でもさァ、しっかりチップ置いてきちゃったおばさん二人でした。月の宴の始まりとしては充分のスタート。(笑)ビールも美味しかったァ。爆 ( ^^) _U

  タイ料理屋さんでも、オニイサンにあれこれ注文つけて、愛想よかったのでまたまたしっかりチップ。まさに、心づけですな。気持ちいい。手元不如意なんかそっちのけだわァ。

  で、夜も更けて、十五夜の名月をしっかり愛でることができました。パリのお月様も丸いですよ〜〜。(笑)

 

文化遺産の日

2005.09.17


   今日、明日とフランスは「文化遺産の日」で、普段は一般公開されていないようなところも見学できる日です。今年は全国で約15,000ヶ所参加しているとか。大統領官邸などの有名なところは人気スポットで並んで大変なので、もうそういうのはパス気味。(^^ゞ せっかくだから庵主が住んでる13区内で何かあったら、とパリ市のサイトを覗いてみたら、なんと散歩でおなじみの場所でした。普通の住宅だから中を見学できるわけじゃないので、ま、いいか、と家でのんびり過ごしました。ホントにぼ〜〜っとのんびり。あははは。

   ここ数日朝が特に涼しく秋めいて、ちょっと油断すると体調崩しそう。何も用事がない日には無理をしないように、という配慮。(モノは云い様。)

   でも、せっかくですから、その文化遺産をご紹介しまァす。庵主の家の前のイタリー通りを反対側に渡って路地を入ると、昔のビエーヴルという川だった所を埋め立てた通りがあり、その付近に一軒家が続いています。ちょうど今から100年ぐらい前に、この辺りはまだパリ郊外で何にもなかったのですが、近代化とともに少しづつ開発され、その頃に建てられたパリでは珍しい一戸建ての住居が並んでいる箇所が幾つかあるのです。

   中には人が住んでてもかなり荒れ放題な家もありますが、すごく綺麗にしているおうちも。ここはパリ市のサイトにも紹介されていた家。薔薇が綺麗に咲いていたので、散歩の途中でしっかり写真を撮ってました。薔薇がメインだったから肝心な家は左がかけちゃってますが。。。
   この前を左に下っていくと、小さな広場があり、ここがパリ?というような雰囲気です。宮沢アニメの「猫の恩返し」の猫が出てきそうな感じ。この辺一帯が20世紀初頭の都市開発の遺産ということになっているらしい。庵主が好きな散歩コースです。

   他には最近行ってないけど、文化財に指定されてる近所のプールも文化財だから当然、今日の見学コースに入ってます。

   お天気がイマイチでやっぱりお月見は無理かな〜〜。  

 

モンマルトルの葡萄収穫

2005.09.16


   去年よりちょっと早く(9月22日でした)、今日がモンマルトルの葡萄収穫でした。収穫祭にはモンマルトルのある18区の区長さんと、人寄せパンダとして人気女性歌手とTV・ラジオのプレゼンテーターが参加したらしい。

以下、昨年の日記より―

   この葡萄畑の歴史は意外に古くて、紀元944年にまで遡ることができますが、途絶えてしまったのを1934年に復活。途中20世紀の初頭の数年収穫がありませんでしたが、それ以外はずっと続けられています。

   ということで、畑の面積1,500u。今年はどのぐらい収穫できたのかな?

   今頃になると、スーパーでもワインフェアをやっていて、大きなコーナーが設けられてます。先ほど、2003年のボルドーを買ってきました。ふふふ。あとで飲んで見ます。2003年はなんたって酷暑で葡萄が美味しかったのだ。とかなんとか、決してお値段は高いのじゃないのを選んでみました。3ユーロちょっとだから¥500しなァい。おいしかったら、また明日買いに行く予定。でも、残り少なかったからな、ダメかも。

   スーパーなんかで普段飲みのワインを買うときは、3〜4ユーロぐらいで、一番売れてるのを選ぶと失敗が少ないです。ま、たまにハズレもあるけどォ。  

 

なんてこった。(^^ゞ

2005.09.15

   なんだかこのところ、毎日ニュースになってる日本の出来事。今日は、例の闇サイトに殺人を依頼したけど、お金払ったのに遂行されず警察に訴えたというお話。どういうことなんでしょう?自分の手も後ろに回ることを承知で警察にいったのかしら?それだったらいいんですけどね、まだ。そうじゃなかったら、なんたるオバカなお話ですよねぇ。お金貰った方も、まさか訴えられるとは思わなかったんだろうな。だって、なんたって人殺しですからねェ。普通は人に言えないじゃない。(笑)しかし、昨今、人の考えてることはよく判りませ〜〜ん。(^^ゞ 

                     ***********


   写真はアスベスト満載といわれるモンパルナスタワー。その後どうなったのか話題になってませんが、この中に確か日本のテレビ局の特派員事務所があったはず。デュ○ンも入っていました。以前に一度、父のライターを修理に持って行ったことがあります。夏休み中だったのでブティックではなく、直接本社に行ってくれといわれたので、ここまで足を運んだわけ。
   また、この一番上は展望台になっていて、展望レストランもあります。ここからのパリの景色が一番美しいといわれてます。だって、モンパルナスタワーが見えないもん。爆

 

江戸川記念?

2005.09.14


   昨日の墓地は広いので幾つも入り口があるのですが、その一つの最寄の駅がエドガー・キネというところで、モンパルナスの駅のお隣です。パリに着いたばかりの頃、この界隈に住んでいる友人がいたのだけど、初めてこの駅の名前を聞いたとき、「江戸川記念」だと思った。(爆)あの江戸川乱歩は「エドガー・アラン・ポー」から取ってつけた名前だったから、そのせいもあって、余計に「江戸川記念」に聞こえちゃったのでした。そんな競馬の記念杯なんてあったけェ?とか。あははは〜〜。

   それはさておき、モンパルナス界隈は、ちょっと俗っぽくなってしまったモンマルトルを抜け出してアーティスト達がたむろしていた所。有名な絵のアトリエだの画家達が通ったカフェだの、現存しています。モジリアーニもそうだし、藤田もそうだし。また、このエドガー・キネ付近には小さな劇場(芝居小屋風)が林立、狭い通りを挟んでごちゃごちゃたくさんあります。芸術とは切っても切れない界隈。

   写真はそのメトロを出たところの交差点。賑やかな壁画が描かれてます。この下の道が芝居小屋のある通りなんです。なんかごちゃっとした雰囲気なんだけど、この写真じゃわかりづらいかなぁ?
   

 

お墓参り

2005.09.13

   母校の関係で大変お世話になったシスターのお墓参りに行ってきました。ここはモンパルナスの墓地。モンマルトル、ペールラシェーズと並んでパリの三大墓地のひとつです。

   モンパルナスの墓地には芸術家などアーティストや有名人が多く眠っています。みなさんが知ってる名前もいっぱいです。挙げ切れないくらい。日本の墓地と違って、明るい雰囲気です。特にここは墓石が芸術っぽい凝ったのがあったりもするし。でも、墓地のすぐ並びのお花屋さん、というか生花はすごく少なくて、お墓用の造花のブーケなどをいっぱい扱っているお店のオヤジは愛想がないったらありゃしない。ま、ニコニコ顔も場所が場所だから不都合か。

   それはいいんだけど、今日、こんなことがありました。それは。。。。う゛〜〜〜怖いよ〜〜、じゃ、ありません!ご安心を。(笑)

   目的のお墓は入り口からもすぐで、とても判りやすい場所にあり、友人と二人でいって、まづは枯れたお花や落葉など少しお掃除。愛想のないオヤジのところで買った百合の花束にひと言メモを入れて墓前に置き、お祈りしてました。そうしたら、横に誰かやってきた気配。見ると日本人とおぼしき女性がやってきたので、ひょっとして同じ学校の出身の方かも?と目が合ったので声をかけたのでした。友人は信者なこともあって熱心にお祈り中。そうしたら、

「誰か有名な人なんですか?」
庵主は「.....」
一瞬、何を言われてるのか意味が飲み込めずゥ。
「え゛ッ。あァ。。。うゥ。。。お世話になったシスターです」って、やっと答える。「いいえ」とは言えないじゃないかァ〜〜。(^^ゞ

   その雰囲気に聞いた方も場違いなこと言っちゃったかな?と思ったかどうか知らないけど、なんとなく、マズイ雰囲気に。で、それを誤魔化すためか、写真を撮ってくれって頼まれちゃいました。内心、なんとなくわだかまりを感じつつもその辺りで撮ってあげましたけどねェ。
観光旅行の記念にっていうの、判りますけどね、誰か家族のお墓参りしてたらど〜すんだよッ!!お祈りだって中途半端な感じで終わっちゃったじゃないかッ。ったくゥ。(ーー;)


   というような一件でした。

   よく、有名人のお墓参りするのが好きだっていう人いますけど、そういう安易なことはなるべくやめて欲しいなァ。本当はこうやって写真撮るのも控えた方がいいのですが(なんか一緒に写っちゃうと嫌だもんな(^^ゞ)、目的のお墓は日本に報告するために写真撮ったので、周りの雰囲気も、と少々。

 

今日は復帰

2005.09.12

   腰はどうやら大丈夫な感じ。ゴロゴロしていた甲斐があったのだ。(笑)二ヶ月近く留守だったお向いさんもお里帰りから戻ってきたし、徐々に通常モードです。

            ***********

   BBSでもちょっと話題になってる駅の話。このところパリのメトロはリフティングしてると日記でも触れましたが、数年前から文化財の入り口をはじめ、ホームやベンチのデザインなんかの説明書きもあちこちで見かけるようになりました。路線や駅ができた年代でもデザインが結構ちがったり、古い駅はそれなりに歴史もあったりで、丁寧にそういう説明を読んでいると面白いです。
   今は1号線のシャンゼリゼ・クレマンソーというシャンゼリゼの始点側にある駅ではホームの改装を始めるらしく、壁の広告を全部はがしてあります。パリの駅の広告ポスターってどんどん上から重ねて貼っていくやり方で、部厚くなると適当にバリバリはがして、また上から貼って、というもの。かなりズサンかも。(^^ゞ したがって、頑張ってもとの壁の方まではがし続けると、かなり年代モノのポスターが顔を出すわけです。
   庵主が、懐かしいと思う広告もあるけど、もっともっと古いのもいっぱい。この路線は1号線っていうぐらいだから一番古い路線だし、ひょっとして戦前の広告とか残っているのかも。写真撮りたいけど残念ながらホームの照明もかなり落としているので暗すぎて綺麗に撮れそうもありません。ちょっと薄暗くて変な感じなんだけど、なんかそれはそれでレトロな雰囲気で悪くないなぁなんとも思うけど。でも、どうしてあんな状態にしてるんだろうか?

   毎度おなじみ庵主が住むトルビアックの駅。

 

今日も休養

2005.09.11

   用心に越したことは無いと、今日も腰を庇って休養と決め込んだ庵主です。本当は部屋の片づけをしたかったのだけど、それが、中腰作業であるからして、こりゃ、いかん!と諦めたしだい。諦めたというか、いい口実というか。(^^ゞ 

   早くもNYテロから4年。やはり今回のハリケーン災害の対処の仕方と4年前のテロの時のを比べられてますねェ。大統領の任期は一気に下がったとか。
  
   自然災害じゃないのに、今日は日本のことのニュースが何度も流れてます。選挙のこと。こんなに報道するの珍しいな。それだけ欧州における日本の位置づけが一般的に大きくなって来てるということなんでしょうか?

   それとは別に、二年ぐらい前に鹿児島から打ち上げられた探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に11月ごろ到着し、うまくいけば星のかけらを採取して地球に帰還するというのがニュースに。へェ〜〜〜。月以来、惑星の一部を採取して持ち帰るのは初めての試みだそうです。でも、それはまた2年後。ラジオでは日本人が発見したって言ってましたが、ネットで検索したら、「イトカワ」はアメリカの研究チームが発見した惑星で、日本側の要望でロケットの生みの親である故糸川博士に因んで命名されてるそうな。どんな結果になるのか、ちょっとワクワク。

   あ、今年の中秋の名月は今月18日。っつうことは来週の日曜だわ。中華街は月餅でいっぱいです。写真はうちの近所の壁画。月を眺める猫。

 

久しぶりの雨

2005.09.10


   南仏の方は集中豪雨でしたが、パリはぜんぜん雨が降ってませんでした。久しぶりの雨。といっても、日本みたいに一日中降るということは滅多にないので、たまに降ったりやんだり。今日はお昼過ぎからテクノパレードだったのだけど、この雨でしぼんでたかな?以前ほど沸き立ってないかも。
   昨日、重いもの持って出かけてちょっと腰があやしかったので、雨の音を聴きながらのんびり読書がいつの間にかzzz。(笑)
   腰といえば。。。今年度からパリのオペラ座バスティーユで当日券立見席5ユーロというのが設けられたとか。65席用意されてるらしい。お゛!これは!と思ったけど、腰がダメだなァ〜〜。(>_<) 寄りかかったりできるようにはなってるらしいけど、オペラ上演丸々立ち見は庵主にはもう無理かも。おいしいとこだけ観て帰ってくるという手もあるかなぁ。
   これは普段オペラに縁のない人、好きだけど経済的に余裕がない人などを対象に考案されたとか。ちょっと覗いてみたいけど、つまんなくても5ユーロ(¥700ぐらい)なら無駄になってもたいして損な金額じゃないし。

   
      *************

   パレロワイヤルの写真をもう一枚。このところ何回か掲載してる写真の全体の雰囲気はこんな感じになっています。噴水だの花だの植わってる公園を背にしての一枚。左手が文化庁で正面が参事院の建物。球形の噴水に回廊の一部、そして円柱です。円柱は高さがいろいろあって、よじ登ったり座ったりは自由です。てんてつさんが心配してたけど、大丈夫。(^_^)v

   これらが出来上がったときは、かなり驚いたけど、時間が経つとみんな文句いわなくなりますねェ。出来た当初はここ、避けて通ってましたが(^^ゞ、こうやって見ると、そう悪くもないんじゃないか? 

 

大統領退院

2005.09.09

  今日、シラク大統領が退院。まだちょっと視覚障害があるそうでうが、一応検査はいろいろ済ませたようです。でも、6週間は飛行機に乗ってはダメとのことで、予定されてた外遊は首相が替わりに行くらしい。

  せっかく復帰したサッカーのジダンは一昨日の試合で怪我をして、しばらくプレーできなくなったとか。スポーツ選手としては高齢者(笑)ですからねェ。


                     ************

  パレロワイヤルの公園をルーヴルの方に向かって出たところ。ここはコメディー・フランセーズという伝統ある劇場の前の広場。真ん中辺りのカラフルなものは以前にも紹介したモダンなデザインのメトロの口。(2004年9月20日の日記参照)またまた新旧取り混ぜです。最初にコレを見たときはぶったまげましたが、ま、綺麗でいいなじゃない?って感じに。その向こう側はオテル・ドゥ・ルーヴルというホテルで、パリ万博に日本が初めて参加した際、徳川(水戸藩主)使節団一行が泊まったところです。

  写真左手奥の建物がルーヴル宮の一部。

  建物などは殆ど変わってないけど、細部がずいぶん変化してます。25年前なら、こんなとこ写真とっても薄暗くてちっとも面白くなかったもの。

  
  


   

 

まだまだあっぢぃ

2005.09.08

   9月になってこんなに暑いとは。うへッ。今日は午前中から郊外の画材屋さんへ。郊外といっても、うちの目の前からバスにのって10分ぐらいなんですが、パリを一歩出るとすっかり田舎っぽくなる。というか、なんか殺風景な感じです。それも炎天下。一軒屋なんかもあるけど、なんだか済みたくない雰囲気です。幸い、画材屋さんはクーラーが効いてました、フランスも進歩したな〜〜。(^^ゞ

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   写真はパレロワイヤルの公園内にある円柱。これが出来た時は、賛否両論で、不評でした。ま、今は時間もちょっと経って、みんな慣れちゃったんだなァ。ビュランという現代作家のものですが、ここ、文化庁に面してます。堂々と古いものの中に新しいもの入れちゃったわけ。日常の中の歴史とモダンの併合ですね。庵主もこれが出来上がったときにはぶったまげましたが、今は別にどうてことないもの。コレを企画した人の意図は上手いこといったわけですね〜〜。今日なんか、ここ、照りつけてさぞかし暑かっただろうに。

 

まだこんなのがあった。

2005.09.07


   前から気になってて、写真撮らなきゃと思ってました。幽霊の写真じゃありません。(^^ゞ 木のエスカレーター。モット・ピケというメトロの駅の乗り換え通路にあります。動いてる上に後ろから人が追い越して。。。その人の片足がぼ〜っと写ってしまいましたァ。(笑)

   以前はあちこちこんなエスカレーターだったのですが、ロンドンの地下鉄で火災があってから撤去されつつあります。ロンドンも木のエスカレーターで、それが燃えて結構大きな被害になったのは今からかれこれ。。。20年前かな?もうちょっとかなぁ? そのうち、ここのも取り替えられると思うのだけど、いまだに木のままです。このモット・ピケ駅はパリの住宅街15区内にある乗換駅。高架線と地下線路と路線によって違うので乗り換えは結構上下に移動しないとならず、これは地下から高架線に乗り換える通路の途中にあります。音も、ごォ〜〜〜っとかして、古めかしい。

   今日も残暑のパリ。ちょっとベタベタあっぢぃです。ふゥ〜〜〜。

 

今度は南仏

2005.09.06

   一日で二ヶ月分の雨量だとかです。南仏は大変なことになってるみたい。モンペリエの飛行場などすっかり封鎖、電車もなにもかもストップで、明日の午後までは続く見込みらしい。台風14号(ナヴィでした。(^^ゞ)のことも続けて報道してます。ふと、そこで思ったけど、日本は慣れてるといっちゃなんだけど、自然災害の際の被害が、他国に比べて少ないです。慣れ以外に、日頃からの心構えや対処、情報網、一般の常識程度などが行き届いているのでは...。大国のアメリカは、お粗末すぎますね。

   今日はニューオリンズから救出されたフランス人が何人か戻ってきました。最初に避難するように言われた場所では、そこで暴動やら暴行やらで治安がたまったもんじゃないと、じっとホテルに数人で頑張っていたそうです。窓も暴風雨で割れるので、マットレスをあてがったりして数日間過ごし、警察に保護されてヒューストンから飛行機に乗ったとの事。

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   ワインの葡萄の収穫があちこちで始まりました。南仏の方の葡萄畑、大丈夫なのかしら?南仏ワインはいわゆるテーブルワインでお手頃な毎日飲むようなワインなんだけど。ま、今日はとりあえずペリエでもど〜ぞ。

 

地球の裏側の天気

2005.09.05

   今日は仕事の用事やら何やらで殆ど一日PC三昧。作品の画像処理の続きとか。。。。資料も綺麗にまとめたいし。。。とか。

   ずっと座ってるとカラダによろしくないので、夕方ちょっと近所へ。まづ、忘れかけて慌てて家賃払いに管理人室へ。もう、遅いわよね〜〜〜と入っていったら、まだ、大丈夫!!で、ほっ。続いて郵便局へ電話代の支払いを投函。支払い期日過ぎちゃったけど、まだ督促状来てないから、こっちも大丈夫。(^^ゞ

   それから近所の文房具兼画材屋さんへ。大きなサイズの紙挿みを探しに行ったけど、ここは空振り。ぐるっと近所を散歩(したつもり)で家に戻って、またPCに向かってます。肩こりこり。

   さてさて、台風14号(ネヴァじゃなくってナヴィでした。)、奄美大島接近中とか九州に向かって前進中とか、細かくラジオで報道していて、地球の反対側の天気が克明に判るというのは、単にすご〜いでは済まされないと思いました。関心があるってことは、それだけ事が重大ってことで、地球単位でいろいろ自然の異変やら事故やら。
   カトリーナに続いての台風で発生の仕組みやらなにやらを詳しくルポしたりしてます。以前にも日記で書きましたが、台風とかハリケーンは地中海気候や欧州大陸では発生しないものなので、一般には実際に体験したことない人が殆ど。単なる暴風雨とはまたちょっと違いますものね。

   九州方面の方々、どうぞ気をつけて、大事になりませんように。

   ボージョレーでは今日から3週間の予定で収穫が始まりました。今年は一時期天候崩れたりヒョウが降ったりで、少し収穫量が少ないらしいけど、お味はまあまあという予想。今年の解禁日は庵主は日本だな〜〜。写真は先日のパレロワイヤルの公園。

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  な〜んてのんびり日記更新した後に、ネットで日本の台風情報チェックしていて、実は庵主の実家の方、集中豪雨で大変な様子。近所の川も氾濫だの停電だのだってあわてました。(^^ゞ。今、日本は真夜中だけどお見舞いメール出したところ。やれやれ。大丈夫かな。

 

飛蝗騒動顛末記

2005.09.04


飛蝗は「ばった」と読みます。

   先日お話したバッタ。夕べまた戻ってきました。絶対同じヤツだと確信してる庵主。だって、ここに住んで10年、こんなことは初めてだし、第一、パリではそうお目にかかることないし。異常に繁殖しているという話は聞かないし。

   で、虫かごにちょうどいいようなものが無いので、口の広いコチジャンの空き瓶にキュウリを切って、ラップを適宜用意して待機。相変わらず天井や壁の上の方を飛び回ってました。じっと待つこと何分かな?気付いてから1時間ぐらい経っただろうか?その間、じっとバッタを見ていたわけではありません。念のため。(笑) そしてついに窓のカーテンにとまったところを確保! 急いでラップで蓋して空気の穴を開けました。フランスのバッタってキュウリ食べてくれるかしらぁ〜?なんてしばし観察。舐めてます。ふふふ。(^_^)v

   さっそく糞なんかして!なかなか図太いヤツ。放っておいたら家の中に糞をばら撒く気だったのか?笑

   朝、さっそく様子を伺ったら、大人しくキュウリの上に鎮座してました。生きてて良かった。

   ひょっとして誰かの魂の化身とかなんて、きりたんぽさんが言ってましたが、庵主もそう言われればそうなのかなァ?先日阿弥陀様にお参りしたしィ。な〜んちゃって。
 
   今日も外は残暑でお日さまサンサン。中華街に買い物に行く前に近所の公園へ。どこか茂みで放そうとしたら、日光浴してる人がいっぱい。う〜ん、困ったな。でもなんとか木陰を見つけて蓋を取ったら、大きく弧を描いて、勢いよく木の茂みに飛んでいきました。すごくうれしかった〜〜。さようなら〜〜(ToT)/~~~

   なんか小学生に戻った気分。夏休みの絵日記の題材にいいんだけどなァ。(笑)というわけで、今日の日記に書いた次第であります。

 

パリは残暑

2005.09.03

らしい。というのは、お籠もりで仕事してると外の気温がわからないのである。(^^ゞ

    夕べからシラク大統領が入院。なんでも血管障害を起こして視覚に障害が起きているらしい。いわゆる脳いっ血の軽いのだと思いますが...現在、フランスは07年の大統領選挙を控えて、いろいろ政界がざわつき始めているところ。さらに大統領が倒れたとあってはいろいろありそうですね〜〜。

    先日のうちの近所のアパート火災の原因は、漏電とかでなく、どうやら放火または過失による出火ではないかとの見解。あの後、すぐ別の区でもアフリカ系の人たちがひしめくアパート火災があり数名死亡。こちらは事故火災だそうですが、もうこれ以上そんなことになったら危険だというので、同様の建物の強制退去などが始まりました。無人化しているアパートで電気も水もない様なところに、ちゃんとした住まいが得られない人たちが勝手に住み込んでる状態なのです。強制退去させるには、当面の住まいを提供したりなんたり。さしあたってホテル住まいとなるのだけど、そんなのいやだ、ちゃんとしたアパートを見つけてくれって、てこでも動こうとしない人もいるのです。困ったもんだ。中には不法滞在者なんかもいるし。

    カトリーナ関連で、ずっと台風14号のニュースもやってます。大丈夫なんだろうか。なんかオーバーに報道してるんじゃないか?なんて思ったりもしますが...

    写真は、これが恐らく法隆寺にあったものではないかとされる勢至(せいし)菩薩の像です。

 

今日から新学期

2005.09.02


   まづはギメ別館の日本庭園でもど〜ぞ。小さいけれどパリにもこんな空間があります。

   フランスは今日から新年度の新学期です。昼間バスに乗ったら、高校生が賑やかなこと!!今年度の時間割の発表があったらしく、みんな、あぁだ、こうだとおしゃべりしてました。先生の真似する子とか、何曜日に何の授業だのって、どこの国も同じ。スーパーの文房具売り場も大変な騒ぎ。お母さんと子供達が必要な文房具買いあさってます。「どの色がいいの!!早く決めなさい!」ってお母さんの目が三角になってるのも、どこでも同じですねェ。(笑) これで急に街のリズムが正常に戻ります。

   さてさて、カトリーナの被害に次いで、台風14号がカトリーナと同様な勢力だと盛んに報道してます。え〜と名前は「ネヴァ」だったかな?中国や台湾でも他の台風で結構被害が出ているらしく、またまた自然災害に超敏感のフランス。台風14号はそうとうなパワーだそうですが、海水の温度が上昇すると勢力増すそうです。メキシコ湾よりは沖縄付近は水温低いそうだけど、沖縄から九州、四国方面に移動中で日本は大丈夫なんだろうか?と報道してます。ま、被害がどんなでも、暴動は起きないと思いますけどねェ。アメリカは自国の行政の災害対策が甘かったのを認めてるそうですが、他国の救援はまだ要請してないみたいですね。日本もフランスもスタンバイしてるのに、とラジオで言ってました。   

 

今日から9月

2005.09.01

毎度のことですが、時間が経つのが早い!!(^^ゞ

   それはさておき、アメリカはニューオリンズの災害はすごいことになってますねェ。う〜む。ラジオのニュースを聞いててるだけで、なんだかハリウッドの映画を観ているような気分に。自分の身は自分で守らなきゃっていうのは当然なのですが、それが集団で略奪だの強盗だのという治安不安定な状態になってしまう。まるで近未来のアメリカのSF映画のようなお話。アメリカ人ってどうしてこうなんだろう?

   ニューオリンズはもともとフランス移民の街で、オリンズとはフランスのオルレアン(ORLEANS)の英語読みです。だからって訳じゃないけど、ニュースではかなり詳細に報道。市長さんは街の8割が崩壊して殆ど唖然と呆けている状態らしいし。

   ハリケーンが最大級だって予報してたのに、事前の避難勧告とか災害対策とかはどの程度まで遂行されてたんでしょうかね。

   昨日せっかく仏様拝んで心洗われた思いだったのにィ、なんか嫌なニュースです。写真はギメ別館の日本庭園の茶室。定期的にちゃんと茶の湯が行われてる様子。

 


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