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2005年02月の鵞毛庵日記

うううゥゥ〜〜さぶい!

2005.02.28


さぶいですゥ。
   昨日の風は治まって、今日はカラカラ〜〜〜と晴れあがっていた巴里。冬なのにこんなに晴れ上がって、まるで東京の冬空のようです。そして、ギンギンにさぶいのは、以前の巴里の冬の寒さ。どんより暗くて重たい空がのしかかっている寒さよりは、精神的にも好しとせねばってとこですかねぇ。

   あんまり晴れ渡っていたので、レッスンで伺ったおたくを出てすぐ1枚パチリ。ここはポルト・マイヨです。凱旋門からまっすぐ西へ来たところでこの建物はパリ市内、庵主が写真を撮っているところはヌイィ市内です。

   ポルト・マイヨはエールフランスのリムジンバスのターミナルがあるので、庵主が初めてパリの土を踏んだ日も、ここに到着。ここからタクシーに乗ってこれから住むべき寮に向かったのでした。その時の運転手さんは結構親切で、パリ・バイ・ナイトって感じの行程を走りつつ、ほら、これが凱旋門だよ、とか、シャンゼリセだとか、エッフェル塔だ、コンコルド広場だと、説明してくれてました。凱旋門とコンコルド広場の噴水のライトアップが綺麗だったのがすごく印象に残っています。「あ、パリなんだぁ〜」って思ったあの頃の初々しさは、みじんもなくなってしまいましたがぁ...あははは〜〜〜。(^^ゞ 

   この建物はパレ・デ・コングレといい、会議からコンサートからいろいろできるイベント会場及びショッピングセンターになっていて、ミュージカルの公演も多いですね。
左の高い建物はコンコルド・ラファイエットというホテルです。日本人が沢山泊まってます。パリの端っこだからこんな高層ビルが建てられるのです。街中は例外を除いて普通は禁止です。
   以前はこの中に「大丸」が免税店と日本食品店を出してましたが、今はなくなっちゃいました。免税店はまだあるのかな?ブーローニュに住んでた頃は、ここでもよく日本食買ったんだけど。

 

大寒波(>_<)

2005.02.27

   フランスは大寒波に見舞われております。うっへ〜〜〜。しゃぶいィ〜〜〜〜。

   明日のパリは−7度だってぇ。南仏だって3度あるかないかだとか。このままでは浮浪者が凍死してしまうので、今夜半からあちこちで体育館など解放するようです。多分、メトロも最終が走った後も柵を閉めないんじゃないかなぁ。昨日はマルセイユ(!!)で浮浪者が凍死しちゃったらしい。

   随分前ですが、一度凍死している浮浪者の遺体に出くわしたことあったなぁ。最初はお巡りさん達が声かけたり、揺り起こそうとしてたから、そんな光景はめずらしくなくて素通りしかかってた庵主。「こりゃ、ダメだぁ」みたいな声が聞こえたので、え゛?!っと足が止ってしまいました。

   夕べの雪は積もらずに終わってしまいましたが、今日の昼間だってちょっと外に出たら、あまりの寒さに5分で帰って来てしまった庵主。風も結構あって余計に寒さが厳しい。明日はもっとさぶいんだぞぉぉぉ。ババシャツにホカロンどころの騒ぎじゃないのだ。ごそごそ。今もソックス2枚履いて達磨のようになっております。

   最近は温暖化で冬が寒くなくなったなんて、しょっちゅう話題になってたんだけど、とんでもなぁい。こう急激に寒くならずとも...2月も末だというのに、最後っ屁だわ。パリに雪が降るとは予報していないけど、寒くてまたこんな景色になるならそれなりに我慢しますけどねェ。

   

 

左近の桜、右近の橘

2005.02.26

    中国人の友人のリヤンがお正月の里帰りから戻ってきたので、久しぶりにゆっくり二人でお寿司を食べに。北京の寒空の下、急にパリに戻ったら庵主とお寿司をたべよう〜〜〜と心に誓ったとか。笑 今夜はあわびの酒蒸しとハタのカマのから揚げでサンテミリオン。うふふふふ。そのあとお寿司をつまんで満足満足。(^_^)v 夜遅くになって、再び雪もよいでございます。さぶゥ〜〜〜〜。このまま降り続けると明日の朝は真っ白だけど、多分そうじゃないでしょう。明日はたっぷり寝坊するぞ〜〜〜というのは、時差ぼけ満載のリヤンの発言でしたが、庵主も同じく。(笑)

    日中は俳句会でオルセー美術館付近に出かけたのですが、なんかイタリア人の多いこと。ここはどこ?みたいなメトロ内と美術館界隈でした。

    イタリア人といえば、ヴァチカンでローマ法王ですが、しばらく声を出せないとかで、日曜のお昼のサンピエトロ広場でのお祈りは代理が行うとか。復活祭のミサも法王欠席のまま執り行うような方向にすすんでいるそうな。前代未聞の出来事ですが、致し方ありませんね。

              *************

    BBSできりたんぽさんの質問にあったお雛様の「桜と橘」。親王飾りの左右が逆になってる場合はどうするのかなぁ?と疑問に思いましたが、関東式では、どうやらお内裏様とお雛さまが左右ぎゃくになっても、左近の桜、右近の橘はそのままのようですね。これはもともとは京都の御所に植わっていた木を模したものなのです。いろいろと人形メーカーのサイトで見たところでは左大臣右大臣はそのままのようですし、向かって右に桜、左に橘という置き方がのようです。五人囃子も、ひな祭りの歌の歌詞から察するには能楽の囃子のようですが、実際は囃子は4人でそれにプラス謡う人で5人。雅楽スタイルの人形もあり、ま、京都の御所を模したとすればそれも至極当然かも。

    今に伝わる飾りは江戸時代も末期になってからの習慣ですから、それまでにいろいろ変遷してきたし、その後も変遷していて、これまた至極当然ですね。今年は冬ソナ版も出てるっていうしなぁ〜〜。笑

    普通の立ち雛のやっとのご登場です。(笑) 代表ミーコちゃんと記念撮影。    

 

財務大臣、この寒空に家を追い出されるの巻

2005.02.25

    先日、日記で触れたフランスの大臣級の官舎に関するスキャンダルで、今夜ついに財務大臣が辞任。なんかこの人、白羽の矢を立てられて、泥ひっかぶったって感じがしないでもない。裏にきっと何かがあるとしか思えないお話です。600uの大きなアパートの家賃が公費負担だった上に、ある大手の雑誌の電話での問い合わせに答えた内容がまずい形でインタビューとして公表されちゃって、ハメられたんだろうな、きっと。なんでも育ち盛りの8人の子持ちだとかで、びっくり。「言葉が足りなかったかもしれないが、私は嘘はついてないし、何よりも家族が受けた心痛は計り知れないものなので、それを理由に辞任します」とのこと。まるで政治スキャンダルの映画を観ているような気分。

                *************

    雪はほとんど消えちゃったなんて書きましたが、うちの近所は結構残ってました。やっぱりハイカラな住宅街や街の中心と比べると、ここは田舎なんだなぁ。笑 それに寒いし。ここ当分マイナス気温が続くとかで、モコモコに着込んでいます。

    インフルエンザはただ今のところ、なんとか避けて通ってますが、今日はプロポリスが切れたので、近所のビュットーカイユ界隈の例の蜂蜜屋さんに行ってきました。プロポリスで冬を乗り切るのだ! 
    行く度に違う種類に入れ替わっていて、今日は先回お気に入りの栗はあったので中瓶と、「蕎麦」の蜂蜜を購入。一見、チョコペーストみたいな感じなんだけど、蓋を開けるとおそばの香りがするんです。まだ味見してないので、詳しくは食べた後に改めて。栗のはヨーグルトに混ぜるとすごくおいちい〜〜〜。メープルシロップと黒砂糖を割ったような味なのです。ここの蜂蜜はあみゃぁくなくて、ベタベタしてないの。なんか段々違いとか判ってきたぞ〜〜。(^_^)v蜂蜜お断りだった庵主の大革命です。
   今日は狭いお店にお客さんいっぱいだったので、世間話もせずに買い物だけで退散。

   帰りに近所をぶらついていたら、新壁画を発見。MOSKOというサイン入り。2ヶ所あって、これはカバに赤いコウノトリ?フラミンゴ?と熱帯魚のクマノミ。もう一枚はうしろ姿のキリンでした。両方とも嫌がらせのようにタグ(いたずら書き)が乗っかっちゃってます。残念だなぁ。

    

    
    

 

都会の雪は...

2005.02.24

    臨時ニュース:パパさまがまた入院。風邪が治りきらず、呼吸困難に陥って緊急入院して、ついさっき手術ということでした。喉を切開してチューブを通す手術だそうで、30分程度で無事終了したそうな。

    84歳という高齢である上に、パーキンソン病だのなんだの病気を抱えているのだから、本来なら何も慌てて退院する必要はなかったのに、との病院側の見解だそうで、病室から御ミサを司ることもお祈りもできる設備があるんだから、無理せずにゆっくり静養すればと思います。夕方から、もう数分おきにこのニュースで、今しがた、バチカンから公に手術の経過の発表があったところでした。

             ***************
   
    昨日の雪は、やっぱり都会だけあって、今日は殆ど解けていて、あのまま凍ってしまったら歩くの大変だなぁと心配だったのが拍子抜け。滑るとやっかいだからな...笑 昔、ウィーンで苦い経験があるので、あの二の舞は嫌だぁ〜〜〜。お尻は痛いは、大きな青あざはできるは、それが長いこと消えなくって。蒙古斑のようでしたよ、ったくゥ。まだなんたって一応10代だったからお尻が青いの仕方ないけどなぁ。爆  今だったら、何日も寝込んだり、どっか骨折するかもしれない。(^^ゞ うううう。

    自分で書きながら...蒙古斑といえば、そうだそうだ、こんな話が。
    あれは東洋人とかインカ系の民族だけの特徴で、こちらで出産すると、生まれて直ぐは真っ黄色になっちゃうので黄疸がひどくて肝臓障害と思われたり、お尻におおあざで驚かれたり。この蒙古斑が消えるまでは、保育園とかで気をつけないと折かんしてると思われちゃうのです。病院では今はだいたい判ってて昔ほどじゃないみたいだけど、そうじゃないと、知らない人がみたらそりゃ、ビックリしますよねぇ。


    でもって、元に戻って、フランスの北の方はずっと雪が降り続いて大変な様子です。大型トラックやスクールバスなんかは走っちゃいけないとか。
    昨日、この写真を撮った時って、空が晴れ始めてましたね。メトロの口にパリのディズニーランドの広告付きだわ。

 

雪だんべ〜〜〜。

2005.02.23


   昨日、ニースのことを小ばかにしたら、ありゃりゃ〜〜。パリは今朝真っ白けっけのけ〜〜〜。しっかり積もっておりました。(^^ゞ 夕べ夜更かしして本読んでいて、かなり遅く寝たので、たっぷり朝寝坊してしまった庵主。おんもは雪ィ〜〜〜。昨日は積もらなくても粉雪が一日中ちらほらで、その後だからしっかり積もっていました。場所によっては10cmちかくもこんもり。
ま、こんなの雪じゃないぞ〜〜〜って、言わないでねェ。珍しいんだからぁ。笑

   買い物ついでに雪景色をめでに。イタリー通りの早咲きの桜が可哀相。雪被っちゃって。これ、酷暑以来、狂い咲きばかりしてて、気付くと一年中殆ど花をつけてるんですが、1本ついに枯れてしまって暮に切られました。大丈夫かいなぁ。

   ショワジーの公園はお昼前とあって人も少なく、でも、ちゃんと管理人が3〜4人監視してて、芝生の上を歩かないようにチェックしてました。雪だるま作ったり雪合戦したりしたいところですよね〜〜。広い空間だし。でも、冬場は、前に書いたように芝生は休暇中につき立ち入り禁止。ま、他もしっかり積もってたから、雪だるま作ってる親子が何組かいました。中国人のお父さんが一生懸命女の子に作り方を見せていて、その手際が昔、父に見せてもらったのと同じで、懐かしくほほえましかったです。

   車道はどうしても汚くなるし解け出して、横断歩道渡るのに皆、難儀してました。雪だと思って足を踏み入れたら水たまりになってたりして、それも雪解けで冷たいのなんの。ひぇ〜〜〜とか叫んでるおばさんがいたぁ。

   イタリー広場の方に回って、雪の文化財をパチリ。なかなか情緒あってきれいです。

   オルリー空港では数日前から従業員のストライキで空のダイヤが乱れていたのですが、今日の雪で日中は全くマヒしていたみたい。散々だわぁ。

   午後には雪も止んで晴れ間も見えたので、随分解けてきた様子。でもまだいっぱい残っています。しばらく気温もマイナスだっていうし、このまま凍ると歩くの大変だなぁ。明日、一日歩き回るの、寒いだろ〜〜なぁ。ホカロンにババシャツか...爆

   

 

フランスは全国的に雪

2005.02.22


    なんか夕べ冷え込んでるなぁと思ってたら、今日は全国的に雪でした。パリは一日粉雪が降ったり止んだり。ぬぁんと南仏はニースでは積雪!!街は慣れない雪に道路も人も大混乱だった様子を朝からずっとニュースで流してました。

    30分以上車に乗ってるのに1kmも進んでないとか、雪の道なんか歩いたことないから転ぶのが怖くて外に出られないとか、だるまさんのように着込んでるとか、学校は先生もどうせ来られないだろうと自然に休校状態だったらしいし。 東京より始末悪いなぁ〜〜〜。爆

    高校の頃、夜半から朝にかけて、東京でもかなり雪が降った日に、学校に行ったはいいけど、来られない生徒も多いしすぐに休校に。(雪国の方々、笑わないでね〜〜〜。)なんせ遠くから通ってくる生徒も沢山いるので、致し方ないことだったのです。万が一、ずっと雪が降り続けると電車もマヒして家に帰れなくなっちゃうし。雪に合った設備がないと、すぐ大変なことになるんですもの。

    でもって、すぐ家に帰ってお昼前にはすっかり晴れ上がってしまいました〜〜〜。(^^ゞ その日の夕方はアテネフランセ(御茶ノ水にあるフランス語の学校)でフランス語のクラスがあったので、午後出直し。あんなに積もってた雪、すっかり解けてるゥ。

    平日なのに私服姿でいる庵主をみつけて、同じクラスの人たちが「どうしたの?今日、学校は?」の一斉攻撃ィ。フランス人の先生にも「今日は学校ふけたのか?」って聞かれてしまう始末。(もち、フランス語でですが...)
    「いやぁ〜〜〜。今日は雪で休校になったんですゥ...。」
    すると、仙台出身の大学生のオニイサンが、「????雪ィ???。こんなの雪のうちに入らないよぉ。東京の子はあまいなぁ〜〜〜」だってぇ。言われちゃいました。あははは。

    ま、今日のニースはそんな状態に近かったのだろうと思いますが、ニーソワ達(ニース人)の慌てぶりが目に浮かぶ一日でした。写真は貴重なニースの海岸の雪景色。フランスのネットニュースから拝借。
    
    あ、そういえば、そのフランス人の先生、ニース出身だったな。変なこと思い出したわ。
              ***************

    今日はアパートの扉のペンキ塗りの仕上げで、1階から順番にやって夕方うちに職人さんがやって来ました。先々週から廊下、階段と始めて、今日から各家の扉塗り。毎日のように顔を合わせるのでちゃんと声かけてたら、なんかすごく愛想よくて、1時間か1時間半は扉開けたままにして乾かしてくださいね、とつたないフランス語で一生懸命説明してました。こういう職人さんはフランス人じゃないのが殆ど。ポルトガルとかイタリア系が多いです。
    昔ほどじゃないけど、ペンキの匂いが充満してて、鼻がおかしい〜〜。くちゃいなぁ。(>_<) 

 

これっきり、これっきり、フランスフラン(ToT)/~~~

2005.02.21


お獅子やらお雛様ですっかり書きそびれておりましたが....

    先週いっぱいで、フランスフランがついにタダの紙切れとなりました。もうフランス銀行に持ってってもユーロと交換してくれません。
    
    2002年1月1日から欧州通貨が統一されてユーロになり、初めのうちはフランで支払っておつりがユーロだった...んだと思う。いやぁ〜〜〜、すっかり忘れちゃってるわぁ。(^^ゞ喉もと過ぎればナンとやらですね〜。結構早い時期に、気付いたらユーロになってた感じです。価格の表示も当初はフランとユーロと両方の表示が義務だったのだけど、今はダブル表示は義務じゃないようです。小さな金額はユーロで話すけど、大きくなるとだいたいフランでみんな話してますね。これは、庵主がパリに来た頃に、旧フランで話す人がかなりいたのと同じ状態。旧100フランが新1フランになったので、その金額の大きかったこと。笑 今は、それに惑わされてた庵主も、全く似たようなことをやってるわけです。

    写真のは最後の方に作られた100フラン。なぜか2000年直前にお札のデザインを殆ど変えたんです。50フラン札はサンテグジュペリと「星の王子様」だったんですよぉ。 100フランはセザンヌなんですが、冴えない顔のオッサンよりも絵の方がいいかと、これは裏側です。
    コインは本当はもっといっぱいあるんだけど、どこやっちゃったかなぁ〜〜。あははは〜〜〜。手元に、というか、その辺に転がってたのをば。2フランと0,50フラン。一番右の10と書いてあるコインは、まぼろしの10フラン硬貨です。

    なぜ「まぼろし」かというと、1986年に発行されたのですが、あっという間に回収されて製造中止となったもの。実際、市民の手元に回ったのは数週間だったはず。よく見てください。0,50フラン硬貨と色も大きさもよく似てるでしょ。よく間違えたのです。タクシーで夜遅くにお釣なんかで出されたら、なんだか訳が判んないし、とにかく、10フランのつもりが50サンチームだったなんてことが頻繁でクレームが続出だったのです。いったいどうしてこんなデザインにしたのか?誰だって一目瞭然なのに。柄は悪くなかったんだけどなぁ。フランス人のやることはおかしい。爆 
    で、この後に出直した10フラン硬貨は中が銀で外側が赤い硬貨で、みんなで、中側を打ち直して、外枠はふるい10フラン硬貨を鋳直してくっつけたんだと、巷の噂になっておりました。その10フラン、どっかに転がってないかな〜〜。見つかったらご紹介しまぁす。 

    庵主が来た頃のお札はすごくきれいだったんです。2〜3枚、取ってあるのだけど、大事に仕舞ってあるので、それもまたの機会に。

 

のんびり日曜日

2005.02.20

     今日ものんびり。夕方、お米を買いに中華街へぶらぶら。すっかりお正月の賑わいも治まって、あんなにたくさんいたお獅子や爆竹が嘘のようです。でも、歩道にはまだ爆竹の赤い紙の破片が残っています。

     寒いのは相変わらず。今朝方は随分冷え込んだみたいで、パリ郊外の自然動物園では、ライオンさんたちが雪に驚いたとか何とか、ニュースで言ってました。キリンはすべると危ないからって、檻から出さなかったみたい。そこは、トワリーというところで、動物が放し飼いになっていて車で回って見学するようになっているのです。

              *************

     あちこちのサイトでいろんなお雛様がみられて、なんか楽しい感じィ。\(^o^)/ 今日のは縁結びの豆雛。3cmx2,5cmという極小サイズでございます。ふふふ。縁結びなんて今さらなんですがね、ワタクシは。でも、姪っ子ちゃまが「またなんどきご縁があるやもしれぬ」と数年前に持って来てくれまして。でも、さっぱり。爆

 

出しました、おひなさま。

2005.02.19


    今日はのんびり一日過ごし、予定通りにお雛様を出しました。きりたんぽさんが早速飾ったというのに、言いだしっぺの庵主が出さない訳に行かなぁい。(笑)

    そう、今日は大安だったのですゥ。節分が過ぎた大安に飾るとよいって、ま、縁起かつぎですがねェ。旧正月気分もかなり収まりまして、桃の節句モードへ突入〜〜!!

    去年の日記にも書きましたが、昔は向かって右が男雛でしたが、大正天皇が即位の際に、西洋式にのっとって皇后様と並ぶ時に従来と左右が逆になり、それで一気に関東周辺で飾り方が変わったということ。関西方面では昔のままのところが多いそうですが、実際そうなのかしらぁ?

    お内裏さまだけなんですが、いろいろありまして、これは母がその昔作った木目込みの赤ちゃん雛。パリに来た時に最初に持ってきました。庵主と同い年〜〜〜。へへへ。(^^ゞ

 

フランスのこんなもの。

2005.02.18

ああ〜〜〜やっと1週間が終わったぁ〜〜〜。\(^o^)/

明日はたっぷり寝るぞ〜〜〜。笑 

    でも、ちょっとおうちの中をお掃除して、制作モードに突入する準備をしないと。それに、明日は大安でお雛様出す予定だしィ。しかし、予定はあくまでも予定なのだ。(笑)

    このところ、急に寒さがぶり返して、夜の眠りが浅く、寒くて目が覚めたりしてました。こう気温の変化があると、体がついていってくれません。何度も、あれ?風邪かな?状態に陥り、その都度なんとか持ち直して頑張ったけど、ここいらでゆっくり休憩しないと。世の中、インフルエンザが蔓延してるし、要注意です。


     今日はこんなモノを見て、お゛!まだこんなものあったんかい、と、早速カメラに納めたしだい。はてはて、これは何ぞや?笑

     カフェのトイレの中で撮影〜〜。(爆) 持ってたカバンにデジカメが入っていたので。(^^ゞ 

     これは、明かりのスイッチ。それもタイマー式です。つまみを持ってねじると、ジィ〜〜〜〜ッといいながらゆっくり回って、回りきると明かりが消えるスイッチです。フランスは、ドゴールだのポンピドーだの、以前の大統領が非常に倹約家だったので(ま、ケチってことか。爆)、必要な時だけ明かりがつくようなシステムが、そこらじゅうにいっぱいあります。まず、ビルでもアパートでも廊下という廊下は殆ど一定の時間が過ぎると明かりが消えるようになっているし、カフェなんかのトイレの明かりにはいろんな種類のものがあります。今日、お昼に入ったカフェでは、鍵をかけると明かりがつくシステムだったし。これって、知らないとスイッチ探しまくるんです。切羽詰っている時には、やたらとあせるのだ。(爆)鍵がかからないとか、便器が超汚いとか、紙がないとか、そんなことじゃなければ御の字って感じで、最後にあきらめて鍵をかけると、パッと明るくなるのですよぉ。当然、ぐずぐずしていると、消えちゃいます。で、たいがい、スイッチは手が届かないところだったりして。(いろいろ経験してますです。はい。(^^ゞ)

     パリに来た最初の頃はあせったもんです。でもね、時々そうなんだと思って入ると、鍵かけてしまっても真っ暗ってことも、フランスですから、よくあります。あはっは〜〜〜。

 

立春とは名ばかりの今日このごろ

2005.02.17

さぶいですゥ。うううう。今日は日中3度でした。

    今週は連日レッスンが入っていて、忙しい。初回レッスンや体験レッスンが重なると、資料だのの準備も手間隙かかるし。自分のことがちっともできないままに、ああ、もう2月も半分過ぎちゃった〜〜〜。来週は少しラクです。

    
             ***************


    フランスの大臣級の政治家用の官舎というか、アパートが法外に安い家賃だったり、不必要に広かったりが問題になって、その規定の見直しがなされることに。大臣一人当たり80uプラス、子供一人に付き20uとなるそうな。従って、現在その規定を超えている場合は差額の家賃をきちんと支払うか、そうなるとかなり高くなるので、殆どの大臣が引越すことになりそう。誰が代わりに家賃負担してると思ってるんだ!ねェ。

    

    最近、忙しくなってのんびりお散歩もままならず。「うちの近所のこんな光景」がちっとも日記で紹介できません。写真は今日もまた「お獅子」シリーズから。(笑)庵主がよく買い物をする第一商場の中を練り歩くお獅子の背中。

    

 

節分の後の大安は...

2005.02.16

    冷え込んでます。雪みたいなものがたまにチラチラ。このところ、12〜3度あったりしたから、余計に寒さが身に沁みる感じ。

    朝、ラジオをつけたとたんに、なんかつたないフランス語が聞こえてきたと思ったら、中田浩二選手が「ボンジュール。ジュ・マペル・コージ・ナカタ」だった。笑 「こんにちは。中田浩二といいます」っつう挨拶だったのだわ。その後、トルシエさんが何やらしゃべってましたが、中田選手はまだ正式にフランスの滞在許可証が取れていないので、取得するまでは試合に出ることができず練習のみだそうな。ま、そうでしょう。いつだったか、南米だか東欧出身のサッカー選手が、実は不法滞在者だったというドン臭い一件があったので、入管のチェックの目が光っていると思うしィ。

    自然災害のことは飽きちゃったのか?東京の地震の話がニュースででなかったな。結構揺れたみたいですね。東京方面の皆様は大丈夫だったでしょうか?

               ************

    なんか1年あっという間だといつも言ってるようですが、節分が過ぎたから大安はいつだろう?と調べたら、8日(過ぎちゃった)と今度の土曜がそうでした。お雛様出さないと〜〜〜。笑 去年、この日記でそう書いたもんだから、てんてつさんを慌てさせてしまったのでした。(^^ゞ で、言いだしっぺの庵主が、ぐずぐずしててなかなか飾らなかったりでしたが、今年はなるべく実行するべく。。。。

    カリグラフィーのレッスンでお邪魔する御宅ではすでに飾ってあるおうちもありました。3人もお嬢ちゃんがいらっしゃるお宅でへ、大きなお内裏様二組に三人官女なんか飾ってあり、日本じゃしまう所も飾るところもままならないのにって。笑 tんごの節句用の鎧兜が飾ってあるお宅もあったな。あれは、一年中、出しっぱなしなんだと思うけど。(笑) お雛様は、早めに出してお節句の後直ぐ仕舞うっていうのは、そうしないと、娘が嫁に行き遅れるというんだけどねェ、男の子の場合は、そういうことはないだろうし。(笑)

    うちの中もなんか隙間風でさぶいな〜〜〜。こういう時に風邪、あぶないのだ。早めに寝よ〜〜〜っと。

    邪気払いしておきましょ〜〜。爆

     

 

祭のあとのさみしさは♪

2005.02.15

    なんかいきなり真冬に逆戻りのように、風が冷た〜い。と思ったら、細かなあられが降ってきました。うひゃッ。今日は陽が差したり、真っ暗になったりの繰り返しで落着かない天気。

    
    インフルエンザが子供達の間では随分流行っている様子で、レッスンもそのせいでお休みの人が増えてます。でも、メトロなんかは思ったほど風邪っぽい人が少なくて、庵主は今のところはなんとかクリアしています。このメトロがね、どうしてもいろんな人が乗ってて危険地帯なのですよね。

今日のニュースから:    

    あのトルシエさんがフランスのマルセイユのチームの監督に就任して以来、彼の名前をラジオでしょっちゅう耳にしてますが、なんでも今回、中田浩二が入団したとか。頑張ってくれるといいですね。でも、TVないから活躍してくれたとしても試合みられないなぁ。きっとこれは日本のほうがいっぱい報道してますね〜。

    庵主ぐらいの年代以上の方々はよく覚えていると思いますが、映画「エマニュエル夫人」。そのテーマを作詞作曲して歌っていたピエール・バシュレが病気で亡くなりました。まだ60歳だったんだけど。あの歌はなかなか好きなんだけど。彼は映画音楽を沢山手がけていて、かなりポピュラーな歌手でした。「エマニュエル夫人」は当時、ものすごくセンセーショナルな映画だったのですが、今はなんか色あせた感じがします。というか、個人的には見飽きてしまった方が強いかも。だって、日本から来た人を連れてよく観にいったりしたし、(日本と違ってぼかしやカット無しですからねぇ)、テレビでも何度もやってたし。エマニュエルって映画とTV映画で6か7ぐらいまであるんです。ご丁寧にも、あのシルビア・クリステルが若返り整形を受けて蘇るなんていうエピソードもあったわ。(笑)

                 ************


     旧正月の賑わいも治まった感じで、イタリー通りののぼりも風に吹きッさらしで千切れたり、はずれたりし始めました。祭の後の一抹の淋しさですね、こういうのは。


    

 

サン・ヴァランタン

2005.02.14


日本は賑わったのかな?

   バレンタイン・デーに好きな人にチョコを贈るなどという風習は、日本独特のチョコ屋さんの商戦とタイアップしたことなんだけど、まんまとそれに乗せられてる日本人。(笑)いったいどれだけのお金が売る側も買う方も動くことやら。

   フランスでは聖バレンタイン(サン・ヴァランタン)の日に女性から男性にチョコを贈るなんていう習慣は無かったのですが、ここ数年、チョコレート屋さんでは時々それらしきモノを見かけるようになりました。もともと愛の日ではあったわけだから、女性から男性に何か贈るのではなくて、双方から互いにプレゼントしたり、花を贈ったり。ひとつのきっかけですからねェ。

  ところで聖バレンタインて誰?
  紀元3世紀ごろのキリスト教の司祭です。
  
  時のローマの皇帝は、恋人や家族の存在が戦意を失う原因だと思い当たり、ついに結婚を禁止してしまったのです。
  ところが、バレンチノ(バレンタイン)は、それではかわいそうと、内緒で結婚をさせていたのが皇帝にばれて、おまけに当時のローマではキリスト教が迫害されていたから、さあ大変。皇帝はバレンチノに罪を認めさせて改宗させようとしましたが、それを拒否したので処刑されてしまったのでした。

  もともと古代ローマでは豊穣の神のためにルペルカーリアという祭があり、毎年2月14日に若い未婚女性たちの名前が書かれた紙の入ったものを、翌15日に男性たちがくじ引きしたんですな。そしてあたった娘と祭の間、または1年間も付き合うというものだったようです。豊穣って穀物だけのことじゃないのね。(笑)でも、そのうちに当然、これは風紀の乱れに繋がるということで、5世紀ごろの教皇はこの祭を禁止することに。そして女性の代わりに聖人の名前を引かせ、1年間のあいだその聖人にならった生き方を奨励するものにしたとか。(そんなのつまんねぇ〜ぜィ!爆)  そして、ちょうどこのお祭りの頃に殉教していた聖バレンチノを新しい行事の守護聖人としたのが、バレンタインデーのきっかけなのだそうです。

    後世それが、この日に愛する人への贈り物やカードを交換するようになったというわけ。だからチョコレートなんてなぁんの関係もへったくれもないのであぁる。メ○ーチョコレートさん、うまいことやったね〜〜〜。(笑)

    フランスの田舎に「サン・ヴァランタン」という村があります。人口たったの280人!パリの南方200kmぐらいかな、フランスの中央に位置する小さな村。ここはオーストリアにもある同名の市と姉妹都市関係にあるのですが、なんと、日本の岡山の作東町(さくとうちょう)というところともそうなんだとか。なんでも愛と自然をテーマに町づくりしていることが共通項なんだそうな。カナダにも同名の町があるそうです。時々、車で田舎を通ると、村や町の標識に姉妹都市の名前が書いてあるのを見かけますが、日本の市町村の名前もよく見かけるのよねぇ。何処だか知らないところが多かったりして。(^^ゞ

    で、今日初めて知って、またかぁ〜日本人はぁ、と思ったのが、そのサン・ヴァランタンの村長さんに交渉して、日本の結婚業者が結婚するカップルにこの村の発行の証明書だの、日本のフランスレストランも抱き込んで、写真のペイネのデザインイラスト付きのチョコを披露宴なんかの引き出物にしているとか。この業者、ボージョレー村のサンタムールともすでに同じことをワインとやってるそうで、メ○ーチョコといい、この人といい、日本人の考えることといったら....あははは〜〜〜〜。

ま、せいぜい、皆さん、夢を描いてお金いっぱい使ってくださいなぁ。

 

正月料理

2005.02.13

    今日は月に一度のシャンゼリゼ詣の日。俳句会でありました。そして、その後は春節夕食会と題して、みんなで中華街で食事。おいしい中華が食べたい!という意見から、中華街住人である庵主に白羽の矢が。

    庵主が良く行くお店はどっちかというと小さめで地味なところが多いのですが、今日は大勢用のメニューや特別料理が多いところがいいなぁとちょっと小奇麗で大き目のお店にしました。アッという間に満席になるぐらい人気のお店です。

    まづは正月メニューの8人前に他の正月料理を適宜プラスして注文。今夜の参加者は全部で11人。そういえば、このお品書きは中国語でしか書いてなかった。フランス人はこんなもん食べないもんね。で、どんなものを食べたかというと:

蟹とふかひれのスープ:貝柱も入ってダシが聞いててすごくいいお味でした。

前菜サラダ:くらげ、キャベツ、鴨の叉焼などなど細く切って醤油、黒酢、ピリカラ味のあえもの。

海老と豆腐のすり身を揚げたもの:塩味でさっぱり。口当たりも中は柔かくて外はちょっとカリッ。

ブロッコリーの蟹のあんかけ:スープ同様、微妙な蟹のいい味付け

きぬがさたけ(きのこ)の炒め物:炒め物というより仕上げは蒸してるかも。他の野菜とともに魚の胃袋(こんにゃくのやわらかいのみたい)も入ってました。醤油ベースだけどさっぱり系の味付け

ナマコの蒸し物:海老とかホタテのすり身をのせてあり、さっぱり。柔かかったです。

豚足のトンポーロウ風:揚げたり蒸したり長時間じっくり調理された感じ。豚の角煮みたいな甘辛味付けで、トロンとしててすごくおいちかったぁ。

スズキの蒸し物:ま、これは普通のスズキまるごと蒸しで、長ネギとしょうががかかってました。お魚は新鮮で美味しかったですよぉ。

いろいろ寄せ蒸し:いろんなものがたぁくさん入ってた。海老、あわび、大根、魚の胃袋、豆腐と魚のすり身の揚げ物、鴨の叉焼、湯葉、鶏の足、鴨の足、金針菜、長ネギなどなど。それぞれ味付けして、最後に一緒に蒸しあげた感じでした。こんなの食べたことなくて、みんなで感激した一品。

後は青菜の炒めたのともやしとネギだけの炒麺。

デザートはフレッシュマンゴ。

そうだ、お酒は紹興酒でも飲めばよかったけどなぁ。青島ビールで済ませちゃったぁ。

とにかく大勢じゃないと食べられないとか、特別料理だったりとかで、普段は口にしないようなものばかりで、みんなも喜んでくれた様子。
しかし、ぷりぷりのコラーゲンたっぷりの食事で、明日はお肌がつるつるぴっかぴかぁ〜〜〜なんて言いながら、きれいに平らげちゃいました。(笑)

写真は豚足と寄せ蒸し。鶏や鴨の足は下のほうにぎっしり詰まってました。日本の中華のように豪華宮廷料理のような盛り付けじゃないので、写真に撮るほどでもなくて。。。

 

今日も見た見た、今日もまたぁ〜〜

2005.02.12

     パリの13区の区役所のサイトでしっかりチェックをしていた庵主は、午後2時からなにやらイベントがあるというので、早めにお昼を済ませて、ちょっと仕事してから、いざ! 今日は朝から曇っていて小雨交じり。そんなに降らないだろうと傘を持たずに出たら、あんりゃ、結構降ってんの。傘を取りに戻って出直したら、もう小ぶり。ゼィゼィ。でも風が案外強くて、ま、とにかく傘差して出かけました。中華街に向かって横丁を歩いていたらスゴイ音。ん?戦闘機?と思わず空を見上げてしまったけど、曇ってるから何にも見えない。でも、白昼パリの上空を戦闘機が飛ぶなんて巴里祭以外には戦争でも起こらないと無いわけだし...爆竹でした。今日のは盛大なんてもんじゃない!だって、木にぶら下げるあの長いのを、一度に4〜5本つけちゃうんです。高層アパートの谷間にもくもくと煙が。ありゃ〜〜〜〜。

     このイベントのために、中華街の中の大通り一本が通行止めになってホコテンとなり、よく買い物をする第一大商場(BIG)の前は人だかりでお獅子が舞ってました。何にも見えない。あきらめて別の所に移動したけど、そこもスゴイ人で殆ど見えない。う〜〜〜。背が低いのって損なんだわ、本当に。それでも特設舞台が設けられていたので、ちょっとお獅子の頭や龍神舞が見えました。

    またまたあきらめて、BIGで買い物でもするべ〜と戻ったら、向い側にも特設舞台。お獅子も龍神もいました。お店の中かからの方が遠いけどよく見えてちょっぴり満足。お店は慣れないフランス人でごった返してましたねェ。(笑) レジでお勘定を済ませたら、なんと、また店先で獅子舞が始まってしまったぁ。こうなると、出られないんです。人垣があっという間。テレビ局も来てたし。

    もういっせいに爆竹を何本もつけるので、店内までバンバン飛んでくるし、売り物にも赤い紙や破片だの煙が降り注いでスゴイ状態。今日は福の神も一緒で、ちゃんと店内の神棚にお参りして商売繁盛を祈り、お獅子も3頭所狭しと店内を練り歩いて、カンフーのパフォーマンスもいっぱいあって、ホント、めでたいなんてもんじゃありません。

    おお、もう4時だ。BIGにはいい大根がなかったのでもう一軒で買いたそうと移動したら、結局お獅子と一緒に移動してしまい、またお店の前で始まっちゃったぁ。ここは第一商場でBIGと同じ経営。店員さんに、しばらく出られませんよぉ、と言われたので、うん、さっきもそうだったんだけど、めでたいことだし構わないですゥなんて大根一本抱えて並んでお獅子を拝見。ここはたまたまお客がまばらで空いていて、福の神とお獅子が入って来た時、ゆっくり写真が撮れました。神棚にお参りして福の神がお祝儀受け取るところまで撮っちゃった。(笑)いつも買い物しているお店にお獅子が練り歩くと不思議な空気が流れます。こんな時じゃないとお店の中で写真撮れないしなぁ。(笑)

    で、なんだかんだで家に帰ったら5時を回っていました。今日もお獅子の追っかけであっという間の3時間。爆
福の神は去年も同じ男性で、蒲団おなかに巻いたり被り物してなくても、福々しいイイお顔してる人なの。それに彼の武術の模範演技もカッコよかった。でも動きが早くてこれは写真撮れず。

    写真小さくなっちゃいましたが、上二枚と左下が第一商場で、右下はBIGから見た龍神の舞です。また少しづつ掲載しますね〜。皆様にも福をたんまりおすそ分けいたします。風邪引きさんは早くよくなりますように。     

 

お獅子の元祖

2005.02.11

お獅子づくしですが。笑

   今日は中国や日本のお獅子のもとになっているライオンのことをちょっと。昨日の日記でも少し触れましたが、ライオンさんて、アフリカだけに生息しているんじゃないのです。いつだったか、テレビでインドの自然もののドキュメンとを見ていて、そのライオンに遭遇。なるへそ〜〜〜。あのお獅子や狛犬の感じがないわけではないなぁ。と思った庵主。というのは、たてがみが、頭のてっぺんは少なめで、頬から顎の辺りが長くてふさふさしてるのです。アフリカのは、レオだのライオンキングだののように、顔の周り中ふっさふさでしょ? でも体毛はインドの方がふっさふさらしい。

   で、このお獅子の元祖は「インドライオン」または「アジアライオン」という種類で、18世紀頃までは西アジア(インドやイラン一帯)に広く生息していたそうですが、人口増加や狩猟の対象になったりして、20世紀始めには生息数が20頭ぐらいまで減ってしまったとか。現在は絶滅寸前ながらも、インドの北西にあるギルの森の自然保護区域に絶滅危機保護種として2〜300頭ぐらい生息しているそうです。上野動物園にもいるみたい。

   てんてつさんのBBSでペルシャ絨毯の話から、その模様にある動物がやはりライオンだけど、タテガミがなくてライオンに見えないとか、イランのライオンはタテガミがないらしいということで、ひょっとしたら?と思ったら、やっぱり同じライオンだったんですね。

   獅子舞の中国の獅子頭はタテガミというより太い眉毛みたいで(笑)、でもあごひげみたいなのが長くなってます。日本のあの赤い頭もアタマのてっぺんしょぼしょぼ。北方系のは体毛ふさふさだから、インドライオン系なんだやっぱり。石橋(しゃっきょう)や鏡獅子なんかのお獅子は、裾(っていうのか?)がなが〜くふさふさなってますしね。あれをぐるぐる回すのたいへ〜〜〜ん。海老さま、襲名巴里公演でもやったなぁ。

   写真のライオンさんがインドライオン。どう?似てます?爆
   

   

 

お獅子あれこれ

2005.02.10

今日はちょっと獅子舞についてささっと検索してみました。

   中国のお獅子が日本のより可愛いという意見も掲示板で出て、確かにそうだなぁと庵主も気になったしだい。(^^ゞ 日本の獅子舞の獅子頭は真っ赤だったり金色だったりで鼻が上向いてて金歯がずら〜〜〜っだったりィ。笑 お世辞にも可愛くないのがほとんど。

   お獅子は中国本土にも日本にも実際は生息していませんが、なにやら神通力のある霊験あらたかな動物とうことになってまして、中国では古い文献に、獅子は「天龍九子之一善守門云」とあり、神々の宮殿にいる天龍が、いつ何時怒り出して町や村を破壊しないようにと、宮殿の門前の守衛の役目を持つ動物といわれ、天龍の九子のうちの一子とされています。それがもとになって、家を魔物から守っているとされ、今現在でも廟や宮殿その他建造物の前には必ず左右一頭ずつ石造獅子を置いてあるわけです。ま、そういうのが日本に渡って狛犬に繋がってゆくんですな。それとそのご利益にあやかって獅子舞としても伝承されていったわけですね。

   で、中国のお獅子がカラフルなのは、清朝の乾隆皇帝が夢に五色の色彩豊かな聖獣を見て、それを直ぐに似せて作らせて舞わせたのが中国における獅子舞の始まりとされているそうです。昨日の写真には五色もいなかったけど、去年は桃色や水色や黒だのってもっとカラフルでした。正月だけでなく、神祭儀式や婚礼式典などで広く舞われています。他にもある村で邪悪な怪獣を追い払うために神通力のある獅子が退治してくれたというような逸話も。

   日本の中華街や巴里の中華街、その他世界中のチャイナタウンでみられる獅子舞はだいたい南方系のスタイルだそうで、華僑は広東人が多いから、南方ですね。北方系のお獅子は体の部分に長い毛がついています。なんかマルチーズの親玉みたい。(爆)
   南方系だって二つ種類が本来はあるらしいけれど、最近は混ざったスタイルも流行っているそうな。舞といっても武術の要素をかなり含んでいて、本来はこのキラキラのお獅子のカッコで細い何本もの柱の間を飛んだり跳ねたりするんです。アクロバットなのだ。巴里ではそれはやんないなぁ。残念。(>_<) せいぜい後ろ足の人の方に頭役が乗っかって高く伸びるのがせいぜい。

↓ここで、その柱を飛び交うお獅子の動画が見られます。他にもいろいろ解説あり。

http://members.at.infoseek.co.jp/kanteitan/

   
   それにしても、後ろ足の人、ずっと中腰で足腰から背筋の筋肉がばっちりついてないとできないぞ。

   あとは、色によっていろんなことを象徴していて、赤いのは叡智と勇気を兼ね備え、義を重んじるとかなどなど。

   またゆっくり調べて研究しよっと。ちょっとでも何か判ると、おっかけしててもっと楽しい〜〜。爆

   そうそう、生息していないとはいえ、モデルになったライオンがちゃんといるんですよ。それは北インド方面に生息しているライオンで、前にテレビで見たことあります。「これが中国の獅子のモデルになったライオン」って解説があり、たてがみが、なるへそ〜〜〜っていう感じでした。アフリカのライオンより小ぶりで地味目。今度この写真も探して見ましょう。

   写真が小さくなっちゃうけど、何枚か組み合わせました。
左上が頭が肩にのろうとしているところ、その右隣はあるレストランでお店の軒先の邪気を払っているしぐさ。これは頭が肩に乗ってます。その横に街路樹にぶら下がっているのが爆竹なのだ。左下は子供のかわいいお獅子。右下は叡智と勇気を備え、儀を重んじるという赤いお獅子。愛嬌あるなぁ。笑

 

お獅子のお尻にくっついて〜

2005.02.09


皆様、新年快楽!

    ちゃんと朝9時に、近所の陳氏兄弟公司に行って参りました!なんだか遠くから狸囃子のように太鼓が聞こえる。中華街は高層アパートが立ち並んでいて音が思わぬ方向から響いて来たりするのですよ。だんだんその音が狸囃子じゃなくって、本物のお獅子だぁと確信するや、胸高鳴る感じ。道行く人もみな、同じように小走りに。 そしてたっぷりお獅子の勢ぞろいを満喫した後、外に出ると別の獅子軍団が太鼓叩いて練り歩いているではありませんか!もう、ついていくっきゃないぞ〜〜〜。

    こうして次々と、何箇所かでお獅子を満喫し、爆竹の音と煙をいっぱい浴びて家に戻ればもうお昼。(^^ゞ 腰がいてててて〜なんか何処吹く風で、またしても「ちんどん屋にくっついて遠くへいっちゃう子」状態。爆 写真、いっぱい撮ったのですが、ここでお見せできるのはほんのわずかで、残念。しばらくは写真は獅子づくしとなるかも。(^^ゞ


    ラジオのニュースでも盛んに今日は中国の正月を繰り返してました。インタビューを受けた13区の中国仏教寺院の代表が言うには、中国だけじゃなく、韓国に日本にベトナムにって、みんなで一緒になって祝う正月ですだってぇ。日本がちゃんと入ってましたよ〜。仲間に入れてもらってんだちゃんと。明日から庵主は益々大きな顔して中華街歩けるな。爆 

    で、酉年はいかなる年か?というのには、お猿さんのばたばた暴れん坊タイプと違って、勤勉勤労な反面、高慢ちきなこともあるとかです。酉年の方?いかがですかぁ?それと、酉年に結婚すると、昔から非常に離婚率が高いらしい。おっとぉ〜〜〜。どなたかそのご予定は? そして、夫の愛人を追いやりたかったら、彼女の下着用の箪笥の近くに鶏の置物を置くといいそうです。ニワトリの嘴って硬くて強いから、つっつかれて追い出されちゃうんですって。(笑)

 

今日でカーニヴァルおしまい。そして明日は...

2005.02.08

「今日はMARDI GRASマルディ・グラ、告解火曜日で謝肉祭(カーニバル)の終る日。この日は仮装したりバンバン飲み食いするという習慣があります。
  もともとはこの日に脂の乗った牛を殺して食べたらしいですが(グラは脂っこいとかいった意味)、これは、キリスト教の古くからの習慣。キリストの復活までの受難の40日間を四旬節(しじゅんせつ)といいますが、その間は肉を絶ったり断食したりという慣わしから、その前に当分食べ納め〜ということ。でも、現代はそんなことは普通の人はしませんが、この火曜日にはその名残として揚げ菓子やクレープを食べる風習があります...。」

って、去年の2月24日の日記に書きましたが、今年のマルディ・グラは今日でした。リオだのなんだののカーニヴァルは、今日で最終日だったわけです。マルディ・グラの翌日は「灰の水曜日」といってこれまたちょっとした日であります。

   頭に灰をかける式というのが古くにあり、もともとは重大な罪を犯した信者に対してしか行われていませんでした。彼らは聖木曜日(聖週間中の木曜日)にその罪が許されて聖体拝領ができるようになるまで、回心と償いをしていたのです。11世紀頃からはこのような習慣はなくなり、一般の信者が神に罪のゆるしを願うために、灰の式を行うようになり「灰の水曜日」と呼ばれるようになります。額に灰で十字を切ってもらいます。信者じゃなくてもこれはやってもらえます。で、これからキリスト受難までの「四旬節」とうのがスタートするわけ。

でもぉ、中華街など日本を除く東洋諸国では、明日は旧暦の正月なのだ〜〜〜。忙しいな〜〜〜いろいろあって。笑

   先日買った桃の花、ちょっと開いてきました。赤い袋は中国のお年玉用のお祝儀袋。こうやってレンギョウや桃の枝にかけて飾られていたりもします。


  もうひとつ!今日のニュースから。
  
   ヴェルサイユ宮殿の庭園内にある「マリーアントワネットの柏の木」が明日伐採されることに! 一昨年のあの酷暑のダメージを受けて、とうとう力尽きたとか。高さ35M、幹の最大直径が5,5M、1681年に植えられて、当時から残っている木は非常にめずらしいのですが、トリアノンに滞在中はマリーアントワネットがこの木陰で好んでひと休みしたというもの。すでに酷暑の前から弱ってきていて、やはり暑さを乗り切れなかったようです。

 

危ない危ない

2005.02.07


   去年の五月にパリのドゴール第二空港でターミナルが崩れて死者が出た事故を覚えておいででしょうか?この日記でも当日5月23日にちょっと触れてますが、なんでも日刊紙ル・パリジアン(日本風に言うとパリジャン!笑)がすっぱ抜いたところによるとですね、かなりヒドイお話だったそうな。

   建築基準だの資材だの、メチャクチャだったらしいのです。うっへ〜〜〜〜。ここ数年、旅客機の発着の数も随分増えて、どんどん増殖していた飛行場のターミナル。怖いですゥ。どうしてこんなにどんどんできちゃうの?みたいに感じていたのは庵主だけではないはず。行く度に様子が変ってんだもんね。ここのところ、個人的にはこの第二空港は利用していないのですが、日本からの場合はJALやAFは第二です。気をつけましょ〜〜〜〜ったってねぇ。

   ドゴール空港第一はできた当時、画期的なカッコイイ飛行場の見本みたいだったんだけどなぁ。それもすっかりボロくなって、去年改築してましたが、大丈夫なんだろうか?心配だ。(>_<)

   当分飛行機乗んないぞゥ。笑

   今年はフランスの滞在許可証の書き換えで、それが済むまではあんまりふらふらお出かけできないんです。(どっちみち手元不如意である。(^^ゞ)もうそろそろ準備しないとぉ、とネットでパリ警視庁を検索してみたら。ありましたね〜。滞在証の更新のことも判りやすく書いてあってびっくりしたなぁモウ。←おいおい、古過ぎないか?爆 ここまで進んでいるとは全然期待してなかったんです。ってフランスはネット環境はかなり未開国なんですもの。笑 
   以前は滞在証の期限の半年前から更新手続きできたのだけど、なんとたったの2ヶ月前、それも必要書類がぐんと簡単になって、メールで問合せすると詳細を返事くれるらしい。う〜ん。一抹の不安はぬぐえずゥ。(笑) 去年、それを考えて本籍区役所に戸籍の写し取りに行ったのに無駄だった。暑かったんだぞ〜東京は。夏に切り替えなので、まだ時間は充分余裕ありました。ほっ。

   ということで、危ない飛行場にはなるべく近寄らない大義名分。ドゴール空港にお迎えが必要な方はなるべく第1空港に発着の便でお出かけくださいね〜〜〜。笑 

 

年用意真っ盛りの中華街なのだ。

2005.02.06


    寝るだけ寝ると、ま、回復するものでして、風邪の鬼は追いやりました。が、やっぱりなんか体調怪しい様子で、今日は午後より左腰から足にかけて神経痛が...。とほほほ。おとなしくしてなきゃいけないっつうこってすな。気温はここのところ8度以上はあって、そんな寒くはないんですが、家の中は隙間風だのなんだので冷えたりするから要注意なのだ。

    今朝はまだ元気のまんまに朝市と中華街へ。今日、中華街へ行くなんて、いわば年用意だの大晦日の買出しみたいで気違い沙汰(おっと、これ禁句かな?変換できなかったしィ)の行為なのですが、ほれ、あの南京豆のおこし買いたかったし。(^^ゞ うん、やっぱりスゴイ賑わい。道の幟だって中華街の中は赤いちょうちん付きで、気分は高揚気味。そしてお店の外には所狭しと、春節の花であるレンギョウ、桃、富貴竹(貴富竹?中国語ではどっちだっけか?)、蜜柑の鉢植えなど目出度い雰囲気に包まれております。桃の花は年々高くなってるみたいだなぁ。でも一番お安い束を買ってしまいました。フランス人も結構桃の花だのなんだの買っていて、ここにいると二度正月が味わえて、天福地福ですよ、本当に。ありがたいことです。
   
    肝心の(爆)南京豆のおこしの売れ行きもすごいみたいで、山積みが減っていたのでびっくり。レンコンの砂糖漬けはもうなかったみたいだし。華僑の人たちの目つきが「一年に一度の大騒ぎ」という感じでした。レジのオネエサン達もいつもより早口で手早い。写真のお店では桃の花が高目かな?と思ったので、大手のスーパー陳氏兄弟公司にも回ってみました。店内は大変な人ごみ!花は外で別売りなので、スーパーの中にはとてもとても入る気しなかったし、表だけで済ませました。笑 今年は9日の朝の9時から獅子舞があるってチラシが貼ってあったのでしっかりチェック。水曜はレッスン入ってないんです。ふふふ。
    

    せっかく桃の花買ったから、少しお掃除したりして、まるですす払い。笑 まだしっかりつぼみなので、水曜にはちょうど好い具合に花開くかと思います。そうしたら写真撮りますねぇ。

 

寝て曜日なのだ。

2005.02.05

    とにかくたっぷり寝たのだ!だけど、今日は寝て曜日と決めたので、一日ぼ〜〜〜っと過ごしました。やれやれ。

    ローマのパパ様は快方に向かっているということで、明日はまたまた病室からごミサを執り行うらしい。そのためにTVカメラだのナンだのと、ヴァチカンでは準備におおわらわだそうな。病院側も大変だにゃ〜〜〜。パパ様にお見舞いを手渡したいという熱心な信者達があちこちから詰め掛けたりとか、いろいろある様子。わざわざ南米から来たとかいう人もいたらしいし。そういう無理をせずに、自宅で丁寧にお祈りすればそれで充分なんですよね、本来は。そこんとこ、熱狂的になりすぎちゃぁいけませんや。気持ちは判るけどぉ。
   
    そこでふと、考えたのですが、引退する意思はあるのか?という質問に対して、ある時、パパ様はそれは私が決めることじゃなくて、神様が決めることという答えだったわけで、確かにそうなんだ。だから、ここでパパ様が天に召されるのであれば、それは神様の思し召しな訳で、どうしようと仕方ないこと。っつうことは、神様が人を試しているのか?なんてことを考えてしまったのでした。ま、戦争だの惨事だのって、一応、神様が人間に与えたもうた試練ということですからね。


    なぁんて、痛い頭で考えてても詮無いこと。でもって昼間はブルさんから届いた「座頭市」を見たのでした。いきなり俗っぽい態度。(笑)そしたら子役で小林幸子が出ていてびっくり。歌の上手な子だとおもったら、幸子さんじゃ、あ〜りませんか。それも端役じゃなくって結構重きのある役柄。しかし、昔の映画は役者がきちんと揃ってて安心して見てられるのだ。

    さてさて今日はまた早めに寝て、明日は元気を取り戻して中華街に買い物に行こう〜〜。中国語でフランスは法蘭西と書きます。だから中法友好。

 

やっぱり豆撒きしないとダメかしらん?

2005.02.04


     バカはなんとかで。。。庵主はインフルエンザは近年かかったことないのだぁ〜なんて言ってますが、実はビクビクしてたりして。だって、レッスンに行ってるお宅はほとんど子供がいる家庭なので、子供が学校で貰ってきちゃったりするわけでしょがぁ〜。っつうことは、やっぱり気をつけないと危ないなぁ。でもって、今朝、目覚めたら頭が痛いのなんのって。げッ。鬼はぁ外!ちゃんとしてないしなぁ。鬼さんがやってきちゃったかしらん。お昼食べたって食欲ないし。うへッ。今日は早めにお昼を食べて出かける日だったので、朝はゆっくりできたけど、出かける段階になっても頭痛止まず。薬は飲んで出たものの。。。。気付いたら一応は元気になってました。ほっ。

     帰りは、一度家に戻ったら買い物なんか出たくないぞ〜〜〜と、レッスンの荷物を持ったままスーパーへ買い物に。今日はそんな重くなかったのでなんとかクリア。夕方早い時間のスーパーって空いてるんですよね。レジを待たないし。

     昨日のお約束どおり、家の前で新年の幟の写真を撮りましたぞ!昨日は通り半分だけだったのが、今日はイタリー広場のほうまでしっかり幟が取り付けられてました。びっくり。フランス語と中国語で謹賀新年系の言葉が何種類かありまして、それぞれスポンサーの名前入り。中法友好協会だの、陳氏兄弟公司(欧州一の中華系商店)だのって、ま、こういうのはどこでも似たようなもの。写真手前の幟は「吉祥如意」って書いてあります。ありゃ、公衆トイレまで映っちゃってるわ。(^^ゞ

     13区の区役所のサイトで調べたら、今年はいつものような新年のパレードはやらないんだと。ふ〜ん。でも、12日の土曜の午後に中華街の中で3箇所設けて、なにやらスペクタクルが予定されており、当日は道路が一本通行止めになるらしい。またその日には頑張って出張ってみましょ〜〜。きっと9日から獅子舞がウロウロすると思うので、遭遇したら写真撮りますねぇ。去年はまるでチンドン屋さんにくっついて遠くまで行っちゃったぁ〜みたいに、何時間もお獅子と一緒に中華街巡ってしまったからなぁ。ふふふ。

     さあて、念のため、風邪薬のんで寝ようかな。

 

渡る世間は鬼やらい

2005.02.03

今日は節分で豆撒きだったんですね。
 皆さん、

鬼はぁ外( ^^) /・・・ 
    福はぁ内 ・・・\(^o^)ってやったのかな?

あ、節分が済んだということは、そろそろお雛様を出さないと。。。。んもぉ〜〜〜。一年早いなぁ〜〜〜。ブゥ。

   いよいよ来週水曜が旧正月で、今朝から庵主宅のイタリー通りには新年の幟が街灯にぶら下がってましたぁ。明日にでも写真撮りましょう。うちのまん前にこんなの初めてだな。ひょっとしてパレードがここを通るのかしらん?後で区役所のサイトで調べてみようっと。

   日曜と木曜はうちの前に朝市がたつのですが、今日は朝のレッスンを終えて戻ってきたら、まだやっていたので久しぶりに寄ってみました。アラブの八百屋さんでピーマン買って(日本のに近くて香りがあっておいしい)、ぶゥらぶら。やっぱり平日は空いてていいな。お腹も空いてきたのだ。笑 で、日曜の朝市だと、ごった返してて買いそびれていたレバノンのガレットを買いました!!いわば、お焼きみたいな感じかな?今日のお試しはほうれん草。酸味が利いていて、食べると高菜系の青菜の漬物みたいな風味がして、結構いける!!だいたいレバノンだのアラブやトルコ、ギリシャの地中海沿岸料理って、日本人の口に合うのよねぇ。ふふふ。

   他に胡麻味、肉、ハムチーズ、チーズ味がありましたが、今日はほうれん草に。次は胡麻ペーストかな。周りはパンのような、餃子なんかの皮の親玉みたいな感じで、鉄板に押さえつけながら焼いて三角にたたんであります。中に松の実も入ってました。あつあつを頂いて、幸せ〜〜〜〜。ちなみに、このお焼きのお値段は3ユーロだから¥400ぐらいかな?

 

カモメの災難

2005.02.02

    どうも夜は冷え込みます。しかし、日が長くなった!いいことである。朝はねぇ、まだまだ暗いなぁ。

    昨日からローマのパパ様がインフルエンザで呼吸困難を起こして入院。予防接種したのかどうかはヴァチカン側がはっきりせず。ひょっとしてやってなかったのかな?そうじゃなくても、いろいろ病気を抱えて高齢だし。でも、騒ぎ立てるほどの一大事じゃないとのことで、意識はしっかりしてて、病室のベッドから御ミサも行ったっていうんだから、ま、大丈夫なんでしょう。
    フランスもインフルエンザはぼちぼち流行ってきたみたいです。

              ***************


    今日のフランスのニュースからおもしろいのを一つ。

    マルセイユの飛行場で、1998年にカモメのせいで飛行機があやういところだったそうで、それは滑走路付近に放置されていたハリネズミの屍骸にカモメ20羽が押し寄せて、飛行機のジョットエンジンに飛び込んでしまったのがいたらしいのだ。滑走路の端っこぎりぎりで何とかストップできて、けが人もなく無事だったのですが、滑走路飛び出しちゃってたら大惨事になるところ。それで、訴訟が起きて裁判の結果、エールフランスと保険会社5社に対して、国が損害賠償として総額320万ユーロ、円にして4億3千万ちょい支払うことになったらしい。   
    
    なんで国が支払わなきゃならないかというと、滑走路等の飛行場の安全点検は、当然、飛行場の管理下なのだけれど、今回の事故では、当時滑走路に異常は確認されていなかったということから、航空緊急事態の対処に責任が移行するというケースに当てはめられたらしい。となると、航空緊急事態発生の際の対処は国の統治下で、その任務が正しく遂行されていなかったということらしい。なんだかなぁ。それにしても、高いハリネズミとカモメだこと。笑 

    パリのロワシー(ドゴール空港)には、一時期、滑走路付近にいっぱいウサギがいたのですが、最近は駆除されたのかな?飛行機が通り抜けるとまん丸のしっぽがひょこひょこ草むらに跳ねてて可愛かったのですが、危険は危険だったのだ。穴いっぱい掘っちゃうし、どんどん増えちゃうし。   
    

 

ミラボー橋の下、メトロが走る

2005.02.01


   今朝は晴れてて綺麗だったけど、いつもエッフェル塔ばっかりじゃつまらないので、今日はミラボーのメトロの口をば。そうです、あのギマール作の文化財のメトロの出入り口です。地面が濡れているのは、散水車が通った後かと思います。気温も随分あがって7〜8度ぐらいが続いてますが、朝晩はすこし冷え込んでます。

   この口も最近ペンキを塗りなおしたりして化粧直しされたので、イタリー広場のよりもピッカピカ。

   
   今朝は行きはメトロだったけど、帰りはのんびりバス。そうしたらバス停に貼り紙がしてあり、なんじゃいな?とよく見ると、27日夜7時ごろにミラボー橋のたもと付近で起きた交通事故の目撃者や証人探しのビラでした。ちょうどバス停の目の前。小さいバンと自転車の事故で死亡事故だった模様。夜の7時といやぁ、まだまだ交通量も多いし、人も結構歩いてたと思うし、周辺のアパートからもよく見えるところだし。誰も見てなかったのかしらん。見てても案外詳細は判らないもので、コレといった有力な目撃者がいないのかもしれない。

   以前に住んでたアパートで、隣人宅から泥棒が出てくるのを発見したことがありました。すぐに警察に通報したけど、目撃者は庵主のみで、上から見ただけで顔見てないし。そうしたら、そんなんじゃ何の役にも立たないと言われたあげくに、庵主の妄想か嘘の通報なんじゃないかとまで疑われたのだ。ひどいんだ、まったくゥ。それに何も盗られてなかったみたいで、隣人は結局被害届けださなかったのでした。おばあさんの一人住まいの割には現金とかへそくってなかったのかな?笑 ま、そんな経験があるので、証人になるのはなるべくなら避けたいところですねェ。
   

 


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