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2004年07月の鵞毛庵日記

ミラボーの橋の下 セーヌは流れる おいちゃんの思いでも

2004.07.31

暑いです。パリもなんとか夏になってますね〜。

この週末は、ヴァカンスのジュイエティスト(7月組)とアウティスト(8月組)の移動入れ替えで、出発する人、帰る人が交差する時期。道路情報がうるさいぐらいですゥ。庵主が住むアパートも、荷物引っ張って戻ってきた人や、今日から鎧戸閉まってるうちとか。あさっては、我が家も仲間入りだわ。

先日書こうと思いつつ、忘れちゃったのですが、28日でしたっけ?寅さんのおいちゃんの下条正巳が亡くなったの。

寅さんシリーズは、以前は某日本の航空会社が、海外在住邦人の顧客獲得のために映画会を設けたりしてた時の目玉映画でした。庵主も70年代後半から80年初頭のころのは何本かパリで見ました。「日本むかしばなし」とセットになってて、昔話で恩返しものとかなんとか、あの常田・市原コンビの語りに涙ながして、そのあと「寅さん」で泣いて、映画なんか観るとすぐ泣く庵主は困ったものでした。笑 他に何も情報が無かった時代だから、みんな食い入るように観てましたね〜。

今でもビデオで観たりしてますが、去年かな?日本でTVで全作放映してたでしょ?友人がいくつか録画したのを最近観ました。一作目は10年位前だったかな?パリの映画館でもやったんです。しっかり見に行ったなぁ〜。フランス人の友だちにはイマイチだった気がする。

確か、寅さんこと渥美清がなくなったのも今頃。8月になってたかな?ちょうど姪っ子とロンドンに行っていて、街のキオスクに売っていた日本の新聞の欧州衛星版のデカデカとした見出しに、二人で、え?あっ!!え〜〜〜!!!なんて言ったんです。

そして「おいちゃん」ですが、実は、庵主は下條さんご夫妻に遭遇したことがありました。(「おばちゃん」じゃなくて、本当の奥様)それは、もう25年ぐらい前かな?メトロに乗っていたら、かなり空いてたんだけど、年配のご夫婦が庵主のそばに寄って来たんです。そして、

「あのゥ、失礼ですが日本人の方でしょうか?」

「はい。そうですが...」

で、ミラボー橋に行きたいとおっしゃる。ミラボーという駅があるのですが、そこで降りればいいのかと。はい、そうです。いくつ目です。というようなことを答えたのだと思う。

そして、ちょっと離れた席にご夫婦が座りました。普通だとですね、ここで、ど〜んと前に座っていろいろ話かけてきたりするんですがねェ。そうじゃなかった。

お話したのはそれだけ。でも、ミラボーの駅で降りたら、ホームからお二人でニコヤカに手を振ってくださいました。

それまで、なんか親しんだ顔だな、物腰も柔かく、言葉遣いもていねいで、すごくいい感じ、と思っていただけの庵主。会釈しながら、メトロが駅を離れたとたんに、あっ!!!アトムのお父さん!下条正巳だ〜〜〜。

あの手を振るニコヤカな顔、忘れません。寅さん観るたびに思い出します。 それに、ミラボーは、レッスンで頻繁に行くようになったし。今度、9月に行ったら、きっとまたあの笑顔、思い出すだろうなァ。  合掌               

 

もう幾つ寝ると...

2004.07.30

やっとこさ、仕事終了。いざ!大掃除と出発準備ですゥ。

  幸い、お天気がよくて洗濯物がばんばんできて、気持ちいい〜〜。もしこれがそうじゃなかったら、今頃、どうなっていることやら。笑

  日本に出発する前って、細かなことに時間がかかって、すごく忙しくて落着かない雰囲気です。友だちを見てても、なんかみんな同じ。2,3日の旅行じゃないからね〜〜。

  冷蔵庫の中身も無駄が出ないように、出発間際になると、エラクひどい食事か、さもなければ結構豪華な食事というパターン。前者は残り物でいい加減に済ませるということですが、後者は日本から自分で持ってきたか到来物の和食の食材をふんだんに使って必死に食べる。(笑)だって、あらたに日本からまた買って帰ってくればいいから、食べ惜しむ必要ないわけです。

  今回は、ちゃんと計画して着々と冷蔵庫を空にしてます。今日はキムチ食べたかったけど、買っちゃうと食べきれないのでガマンなのだ。明日は台所の片付けだ〜〜。

 

 

窓を開けてるとハエが部屋の中央で乱舞する

2004.07.29

   なんかやけに夏っぽくなっているパリざんす。いやはや、差が激しくて...今日はセーター類の洗濯やら片付けの続きをちょっと。見るだけで暑苦しいです。つい先日までこれがなかったら死んじゃう!みたいだったと思うと、???という感じ。

   どこもかしこも窓全開で、昼間は気づくとほぼ部屋の中央でハエがグルグル飛んでいる。(笑) 夜暗くなると明かりこうこうと点けて、大きな声で騒いで、音楽がんがんかけて。今、夜中の12時半ですがね、賑やかです。さっき、他の人が「いいかげんにせい!」とか叫んでいたら、逆切れしてた模様。余計にうるさいのだ。

   庵主は仕事してて、それどころじゃないんだぜぃ!!ざけんじゃね〜〜〜っ。(おほほほほ。)

   こっちも負けじと例の「昭和歌謡大全集」をバンバンかけて歌いまくって仕事してました。(ブルさん、感謝!!)今はね、こまどり姉妹だわ。

   この特選CDで改めて水原弘の「黒い花びら」を聞きましたが、この歌、超難しい〜〜〜。さすがオミズですねェ。第一回レコード大賞なのだ、この歌。去年夏に入手した「てなもんや三度笠」のビデオの中にオミズがゲスト出演してて、片岡直次郎役なのだ。カッコイイのだ。さすがに深川の出だけあって江戸弁も切れ味がよくて感激してたんだけど、この時は「君こそわが命」を歌っていて、それもなかなかざんした。残念だわね〜、お酒に命を持ってかれちゃって。あの、ホーロー看板。(笑)

   それと、ふと思ったんですが、あの頃の歌って、恋人が死んじゃって、男が悲しんでる歌が多いのね。黒い花びらもそうだし、「バカヤロ〜〜〜」のかおるちゃんもそうだしね。マコのミコもそうだしねェ。美人薄命だったんだな。

 

いよいよ「乗るなら飲むな」なのだ〜〜〜。

2004.07.28

  今日はうちでレッスンがあり、これにて夏休みに突入〜〜!!だといいんだけど...。出かけなきゃいけない用事などは一応終了。あとは片付けの続きと冬物の洗濯や整理などして、帰国の準備に。

  昨日スーパーに買い物に行ったのに、掃除用の雑貨を忘れていたのだ。ぶ〜〜〜っ。先日は張り切って洗濯しようと思ったら、洗濯石鹸が最後の一回分だったし、ついていないのだ。笑
たまに殊勝な行いをしようと張り切ると、出鼻をくじかれちゃって、日頃の行い改めないとォ〜〜。爆

  このところフランスでのニュースといえば、そうそう、先日の日記で「乗るなら飲むな」はフランスではまかり通らないなんて言いましたが、現在ヴァカンス時期で、交通安全キャンペーンのようなものが始まり、「運転する人、飲まない人」というキャッチフレーズの大きな広告がメトロのホームに貼ってありました。ラジオのニュースでも盛んにその話してたし。でも、街頭インタビューでは、やはり一般の認識度は低いですね〜。特に、最近は免許取立ての若い子の暴走事故が多いので、要注意なんですが。バス停に時速150kmぐらいで突っ込んじゃうとか、ひどいんだ。街中でそんなスピード出してど〜すんのさ!当然、バス待ってた人たちは、あれよあれよと思う間もなく殆ど即死状態で、そういうときに限って運転してるやつは無傷だったりするのだ。

  フランスは自動車免許は一度取得すると一生書き換えもなかったのだけど、数年前からポイント制度が施行され、つい先ごろからは免許を取得して2,3年は予備期間のような扱いになったとか。庵主はフランスで免許を取りましたが、取立ての頃は結構人の車を運転したりしたけど、すっかりペーパードライバー。だからポイント減ることもなく(笑)、ま、田舎に暮らすことが無い限りずっとこのまんまでしょうね〜。

  こっちはいきなり普通の路上で教習。最初のレッスンの日なんか、模範運転でも先生が見せてくれるのかと思って助手席に座ろうとして大笑いされたのだ。爆 「誰が運転するんです?何しに来たの?」という具合。もちろん、助手席にはハンドル以外は全部必要なものは完備されてました。あせあせ。(^^ゞ でもって、初回から最後にいきなりロータリーなんかあって、あの頃のフランスのロータリーは右側優先じゃなかったので、ばんばん入ったり出たりしないと、一生ぐるぐる回ってなきゃならない。幸い家の近所で事情が判ってたからよかったものの...人も轢きそうになるは、信号無視しそうになるは。「これで捕まったら、あなたが牢屋行きですよ」って言われて、え〜〜〜〜!!!今日初めてハンドル握ったのに、それも教習中なのに、それはないっしょが〜〜〜〜っ。とぶったまげたのでした。しばらくすると、すっかりロータリーなんかばんばん鼻突っ込んで、よろしいよろしい、パリの運転はこれでなくっちゃ!なんて誉められたりしてました。笑 

  あれから20年近い。ふふふ。書き換え無いってことはね、写真、そのまんまなんですよ。だから何十年絶っても若い顔なの。そして、これがまた立派な身分証明書としてまかり通るんですよね〜〜。昔、日本書店で仕事してた時に、小切手で払ったお客さんに身分証明の提示を求めたら...目の前にいる人、すっげェジイサン、禿げてる。写真、厚顔の美少年でした〜〜〜。爆
 
不思議な国だわ。

  免許証は三折になってて、これが外側。欧州共通です。北欧の言葉からギリシャ語まで書いてあるのだ。A〜Eまで種類があって、普通はAとBで、Aは軽二輪、Bは普通の10人乗りまでの乗用車です。あと、視力矯正してないと運転しちゃダメと書いてありマフ。庵主は近眼。反対側に写真なのだ。非公開なのだ。爆

 

昨日サボった分、霊験あらたかなお話を。

2004.07.27

仕事はまたまたひと段落。

  日曜は本当は俳句会だったのだけど、忙しいのを理由にお休みして正解でした。昨日はお天気イマイチで洗濯や片付けという雰囲気じゃなかったし、洗濯石鹸なくなっちゃった〜。笑 午前中は夏休みの子供レッスン。午後はどっちみち缶詰になって仕事してたので洗濯どころじゃなかったのだ。


  しかし、そんな慌しい中、東京の姉からルルドのお水を持って帰れるかとのメール。ルルドはスペインに程近いピレネー山脈のふもとの町で、マリア様がご出現し、聖水が沸いて以来、巡礼地になっています。以前にココの日記でも紹介したけど、あれはいつだったかな?去年の12月8日です。以下、その日記の抜粋より。

*****今日は12月8日。無原罪の聖母マリアの祝日です。ったってあんまり関係ないか。「無原罪の聖母」というのは、旧約聖書に出てくるアダムとイヴが禁断の木の実を食べてエデンの園を追放されましたが、これがキリスト教では人間の原罪の起源とされ、聖母マリアだけがこの原罪をのがれているということからくるもの。このことは19世紀半ばにローマ法王が宣言し、それを確認するかのようにフランスのルルドというところでマリア様が出現。その際に少女ベルナデッタに「私は無原罪の宿りである」と告げ、そんなことを知るよしもない少女の口から発せられて、時の神父たちはうろたえたといいます。*****

ということ。
  で、マリア様が出現した際に、ベルナデットに向かって「そこを掘りなさい。そしてその水を飲みなさい」と。目撃者は、泥水のようなものを飲む少女を見て、おかしくなったかと、そりゃ当然思いますよね。でもって、この水は霊験あらたかな湧き水で、いかなる病をも直す威力があるということで、ヴァチカンが公認している奇跡も数多くあり、世界各地から巡礼者が耐えません。庵主もフランスに着いたばかりの頃に巡礼に。10月にはロザリオの巡礼というのがあって、特別巡礼夜行列車の寝台には担架で運ばれる人や車椅子、松葉杖の人たちでごった返しておりました。汽車の中がすでにそうなんだから、現地はそりゃ大変なもの。

  現在、この湧き水は巡礼者のために幾つもの蛇口からでるようになっていて、教会の参堂(っていうか?笑)のお土産屋さんでは、そのお水を入れる容器がマリア様の形だのなんだの、サイズもさまざまにたくさん売られてます。おいしいの!高い山のふもとですからねェ。聖水とかじゃなくても、もとからおいしい。

  もちろん、もとの湧き水のところにも参詣できて、病気の人たちが浸かれる浴場というかプールもあります。なんたって目を見張るのは、その洞窟の岩場一面の松葉杖。治った人たちがお礼に置いていったもの。気味が悪いぐらいですよォ〜。

  最近はこの地に赴けない人たちのために、手数料を払えば、このありがたいお水を世界中何処にでも送ってくれるのです。それで、姉の依頼もあってルルドのサイトを検索。早速メールで問い合わせてみました。こういうことには素早い行動。忙しいとかいってうっちゃるとバチが当たりそうなのだ。笑
  1/4リットルから送ってくれます。ただし容器はまとめて味気ないポリ容器のみだそうですが。日本には1/4リットルは10ユーロで発送してくれるようです。フランス国内だって8ユーロなんだから、日本から頼んだ方がお徳かも。あ、でも送金料かかるか。 今回は時間的に余裕がないので、庵主がパリで入手するのはお預けということに。

http://www.lourdes-france.org がルルドのサイト。英語はあるけど日本語のページないです。

  マドンナが娘に付けた名前はルルドからとったもの。聖地の地名を名前にするなんて、とちょっと問題になったんじゃなかったっけ?

  実は、庵主はしっかりこのお水持ってます。ふふふ。以前に巡礼に行った人に頼んだの。一度、どうしても味見したいという友人に一口舐めさせてあげて、それ以降封印してましたが、一昨年、ちょっと手術した時に、庵主自身もちょっと舐めました。聖水なので腐らないということになってます。母なんか、腐らないっていうのにィ、冷凍庫に入れっぱなしだわァ。(笑)

 

2004.07.26

今日の日記はおさぼりです。

ちょっと仕事を詰めてやってました。

 

ほこりにまみれて〜〜

2004.07.25

  ずっと寒かったので、なかなかしまえなかった冬物の片付け。セーター何枚も洗って、他にも洗濯せっせとやりましたァ。スタージュから戻って詰めて仕事していたので、ちょっと大掃除。日本に帰る前だし尚更念入りに。


           **********

  写真はこの間紹介した、スタージュの芳名帳にコラージュした作品のもと。これは「L」の字。1956年に作られた写植の文字を手書きに戻したものです。それを筆ペンで濃淡つけて重ね書きしました。他の字だとなかなか均等にバランスのいい仕上がりにならず、一番納まりが良かったのが「L」。こういうのは同じ大きさとリズムで書かなきゃならず、何度も練習したので反故がいっぱ〜〜い。笑 それを再利用してのコラージュでした。

 

夏休みなのね〜。

2004.07.24

土曜だというのに、昼過ぎの、普段なら一番混んでいる時間帯に買い物に出ちゃった庵主。もう、週末のお昼前後は中華街はスゴイ人なんです。しかし。ガラガラだった。人がいないんですよね、夏休み真っ只中〜〜〜。思いのほかゆっくり買い物できて、レジに時間を取られることなくスムーズでした。

  日差はかなり強いけど、風が少し吹いていていい感じの夏です。(あくまでも今のところ。笑)南仏ではいよいよ山火事の季節に突入。民家にも被害が及びそうで、避難している住民のインタビューをラジオでやってました。今日は天気予報でミストラルだって言ってたし、山火事に拍車がかかるな、というか、ミストラルで木が摩擦を起こして火事になったのか。ミストラルというのは南仏特有の地中海から吹き込む強風です。すごいんですよ、飛行機も遠く旋回しないと離着陸できないんだから。去年、秋にニースに行った時は、そのせいでいつもと違うルートで着陸しました。

  さて、パリ祭の日に見に行ったルアンの聖堂のイリュミネーション、PCの画像効果を利用して、比較的近い感じに出来上がったので写真掲載しまァす。上が普段の照明を消した状態の聖堂。下二枚が画像効果でいじったもの。まさにこういうのもありました。他はこれに三原色を鮮明に足したようなもっとキレイな色のもいっぱい。

 

カリグラフィースタージュ日誌 オマケ1

2004.07.23


   忘れないうちになんて、よく考えずに日記を埋めましたが、肝心なスタージュの様子の写真だの、先生の詳しい紹介だのしてなかったので、日誌オマケ編です。1ってことは続編もあるかも。笑

   今日は、〆切り迫った仕事がちょっとひと段落しました。ふゥ〜〜〜〜っ。外は昨日ほどじゃないけど夏らしい気候です。

   さて、オマケですが(笑)、写真はスタージュ風景。もと納屋だったところを少し改修してあって、去年もここでやりました。さぶかった....。 
   今回は受講者7人で、庵主が初めて会った人はそのうち二人。一人はご主人がアリアンス・フランセーズに勤めていて現在はインドに在住。夏休みでパリに帰国中で参加。インドといっても広いんだけど、インドのシリコンバレーといわれているバンガロールに住んでいて、気候は比較的住みやすいところだそうです。いろんな話が聞けて面白かったです。写真上の男性が今回の先生のギィ。上着ね、よく見ると判るかなァ?よく着てるんだけど、蚤の市かなんかで買ったらしい紋付の羽織なんですゥ。(爆)紋は横木瓜。受講者は女性ばかりでハーレム状態??

   今回は互いにスクリプシットの古参会員でありながら、一度も同じスタージュに参加することがなかった南仏のナディーヌとも一緒になり、ゆっくり話す機会が持ててよかったことも。彼女は柿の種をえらく気に入ってました。笑 なんでもナディーヌの弟さんが酪農業で、ロックフォールというブルーチーズの工場に乳を卸しているそうで、おいしいブルーチーズをひとつ包み持ってきてくれました。そこで、さっそくみんなに庵主のブルーチーズ初体験を披露したのでしたァ。

   ここでも紹介しましょう。それは、まだ庵主が小学生でしたが、お正月に祖父母から頂いたお年玉で、姉や従妹たちと気取ってレストランでお食事というのをやってました。姉達は年も離れてておねえさんでしたが、確かその年は6年生で大きくなったからと庵主が初参加だったと思います。銀座のとある有名レストランでフランス料理を。興味深深でブルーチーズサラダというのをひとつ注文したのだ。小さいお皿にレタスがパラパラと乗っかっていて、そこにブルーチーズらしきものが混ざっておりました。むむ。ちょっとクチャイ。誰かが一口。うへっ。しょっぱい。もうひとりがまた一口。びょえ〜〜〜。へんな味ィ。ということで、全部食べたのかどうか忘れましたが、とにかくとんでもない食べ物だと心底驚いたのでした。クサヤの干物はくちゃいながらもしっかり食べるんだけどなぁ。。。爆

   それがね、パリに来たらとたんに、チーズ大好きで、クチャイのなんか特においしいしさァ〜。以前はよく食べました。今は普段は滅多に食べないけど、機会があればバンバン食べちゃう。特にスタージュだと食事では必ず毎回出てくるから、一年に一度、一週間常食と相成ります。ロックフォール、バカウマでしたよん。(^_^)v 

 

おォ〜〜夏なんだなァ

2004.07.22

  なんていうと、ホント、日本の方々から石投げられそうですが....(笑) 今日はなんとか、というか、いきなりというか、32度以上になりましたです。夕立までオマケについてきて、なんか夏です。\(^o^)/ これ以上暑くならないといいんだけどなぁ。
日本は、しかし、酷暑のようだし、いつまで続くのかしら。

  ま、こちらの石の建物は、中でじっとしてればそれ程暑くないので、窓全開で一日仕事に専念しておりました。やれやれ。

  ちょっとはフランスのニュースもお伝えしないと。
  パリ・プラージュは昨日からだったみたいです。河沿いの高速の閉鎖が一昨日からだったんだわ。暑くなって賑わってるかなぁ。8月20日までだそうで、帰国前に一度ぐらい立寄れるかなぁ。今まで一度も行ってないし見てもいないのだ。今年はプールもあるそうだけど、お子様優先というか専用らしい。

  え〜と、他に、そうそうフランスのワインの消費量が減ってしまったと騒ぎになってました。と、いうのは、最近、南米だのオーストラリア産だのの「新しいワイン」の進出で、フランス産のテーブルワインだの地酒ワインだのの売り上げがダウンしているそうな。そこで、政府はフランスワイン輸出を奨励する援助金を増やすことと、テーブルワインだのの、いわゆる安物ワインのラベルをカッコよく替えてイメージアップを図ろうという計画をたてたらしい。高級ワインに関しては従来通りの処置だそうです。

  他に、ワインの消費低下の大きな原因は、飲酒運転が厳しくなったため。グラスに1杯ぐらいならまだOKなんですが、以前はかなり飲んでても大丈夫だったので、その差は大きい。でも、飲むなら乗るなッつう訳にはなかなかならないおフランスです。

              **********

  16日の日記に書いた芳名帳にコラージュした作品。これの元になった作品はまた別の機会に載せます。まだ写真撮ってなかったァ。

  

 

ちょっとは夏らしく

2004.07.21

少しづつ夏らしい感じになってきました。

なんていうと、日本の人たちに悪いけどォ...。笑

2月頃にお隣の90過ぎたお婆さんが亡くなったのを覚えておられる方もあると思いますが、彼女の住んでいたアパートの改修工事がいよいよ始まり、毎日トンテンカンうるさい。そのうち新しい入居者が来るんだろうなァ。

今日は久々にうちでレッスンがあり、それ以外はずっと遅くまで仕事。

 

東京は焦げている?

2004.07.20

うひゃひゃひゃ〜〜〜。
東京はあぢがったみたいですね〜〜〜。
パリは25度ぐらいでちょうどいい感じ。でも、やっぱり寒いところに長くいたので、すごく暑く感じてますゥ。

  去年の夏を思い出してますよ〜〜。40度。日本はなんとか熱って、クーらーだのなんだのの人工的な熱で余計に暑さが増してると思います。それにプラス湿気かと思うとゾォ〜〜〜っとしてるのだ。8月もあっぢいんだろ〜か?

  今日は午前中はミラボーの方へレッスンに。午後はずっと缶詰で仕事してて、ネットめぐりもチャットもできな〜い。当分この状態ですな。とほほほ。

  写真はミラボー橋。今日から恒例のパリ・プラージュ(パリ砂浜)が始まりました。だから河沿いの高速が閉鎖されて、普通の道がちょっと混んでる。今朝うかがった御宅は河に面しているアパートで、いつもより車がいっぱいでした。

 

ひつじさん達、ど〜してるかな?

2004.07.19

  7月半ばを過ぎたというのに、なぜか久しぶりに乗った朝のメトロが混んでました。どういうことじゃ〜〜〜。都会の空気をばっちり吸い込みました。

  今朝は夏休みに入ったので、お子様レッスン。先日、ギィとも子供に教える際の話なんかして、いろいろヒントを得たので早速それを取り入れてみました。来週も別のグループがあるので、また試してみよっと。昔からあるデザイン文字を頭文字に使って色を塗ったりするのです。それとエッフェル塔とかのイラストも。

  子供というのは、あれこれ細かいことにこだわらず、自由奔放に書くので、大人では発想できない想像力があって教えられることも。でも、幼稚園や小学校の先生って大変だろうなぁと、つくづく思った庵主でありました。(笑)


  写真はノルマンディーの民宿のマロニエ(今年はちょっと元気がないみたい)とレッドカーラントです。

 

社会復帰はきびしい〜

2004.07.18

  寒いところから戻ってくると、23〜4度でもすっごく暑く感じるもの。今日は久しぶりに半袖で過ごしましたァ。

  昨日は有り合わせで済ませちゃったので、早速中華街に買出しに。スタージュ中はもちろんこちらの普通の食事だったので、庵主の普段の食事に戻ってひと安心。

  〆切が迫っている仕事を始めたものの、なかなか旨く行かず、スタージュの疲れがなんとな〜く取れてない。明日は午前中は出張レッスンなので、早めに寝ないと。。。

  都会っていろんな音がしてうるさいですね〜。寒かったけど、静かな、自然の音しかしない田舎はよかったなァ。

 

寒いノルマンディーより戻ってまいりましたァ

2004.07.17

皆様、一週間のご無沙汰です。(笑)

なんとか無事にカリグラフィーのスタージュ(ワークショップ)を済ませてパリに戻りました。朝から晩まで集中しての1週間で、家に着いたらバタンキュ〜状態。

夕べ遅くと今朝は早めに起きて、借りてたおうちの大掃除を手分けしてやり、10時過ぎに車でルアンまで送ってもらいました。今日はそこから汽車でパリに。往路はジゾールという、時々俳句会で行っている(魔女のキキが飛んできそうな、あの町)所の駅だったのですが、なんせ小さな駅なので早朝か夜しか電車がなく、週末、特に夏はダイヤが極端で。。。 

でもって、今回のスタージュの先生だったギィと二人で帰ってきました。昨日、一昨日と国鉄の切符販売のラインが作動しなくて、もしかすると今日もただ乗りできるかな〜〜なんて期待してたけど、システムが正常に戻ったらしく、そうは行かなかった。(笑)

それはそれは寒い1週間で、お天気も悪く、たま〜〜にちょこっとお日様を拝むという感じでした。でも、最後になるといつもなんかお天気になったりして、皮肉なもんですゥ。

スタージュ日誌は日付を遡って順繰りにUPしますので、お楽しみに〜。
まづは、ノルマンディーよりご近所の牛さんのご尊顔をど〜ぞ。

 

カリグラフィースタージュ日誌 7

2004.07.16

  スタージュ最終日です。あっという間。寒い寒いと嘆いていたら、最後になって天気になって暖かくなりました。なんでこ〜なるの?

  みんな黙々と作品仕上げたり、いろんなテクを使って作業にいそしんでます。庵主も次の作品に向けてアラベスクのレイアウトに余念がない午前中。イギリス書体は飾りのくるくるっとした
のが特徴なのですが、それをアラベスクといいます。本来はアラビア風の唐草模様のことですが、とにかくクルリンっとした模様はアラベスク。

  お昼ごはんは最終日なのでシャンペン開けて、外でご飯となりました。そうそう、恒例の柿の種はつまみとして大活躍。

  アラベスクも完成させて、午後は最後にもうひとつ作品を仕上げて、ココに持ってきていきなりパワー全開の庵主。(笑)3枚書いたぞ〜〜〜。そのうち二枚はアラベスクで同じものなんだけど、素材やデザインを変えたもの。

  最後の最後は毎回スタージュのまとめとして作っている芳名帳。走り書きや簡単な作品を直接書いたりコラージュしたり。どうしようかなぁなんて思ってたら、ギィが下書き集めて切ってコラージュしてよと言うので、手伝ってもらってそれも完成。写真はいっぺんに載せられないので今日は一部だけ。

  アラベスクのくっついた作品。イギリス書体のバリエーションです。あんまりいい出来ではありません。
世阿弥の「秘すれば花」。

 

カリグラフィースタージュ日誌 6

2004.07.15

スタージュも後半にさしかかりました。

  出だしが不調だった庵主も、ようやく起動に乗ってきた感じ。最初は筆ペンばかりだたけど、普通のペンに取り替えて新しいタイプの書体に挑戦。お手本の資料を見ながら、これ、どうやって書いてんのよ〜〜〜!!を連発。 「ボクもまだ挑戦してないんだけど...変な書き方だよね」って、ギィ。おいおい、そんなこと言ってェ、じゃ、一緒にやってみるべ〜〜〜。(笑)

  で、なんとか試作品を完成致しました。やれやれ。これもイギリス書体のバリエーションのひとつです。

何が書いてあるかというと、手元にあったポール・ヴィレンという詩人の「グラスの底に海を垣間見る うまいこと傾けば」というような内容です。もっと詩的な訳...今、でません。(^^ゞ

  詩の中に海が出てくるので、それをイメージしました。でも、材料も時間も限られてるので間に合わせでの付け焼刃風。本当はもっと濃い下地に字を白く抜きたかったのですが、ドローウィング・ゴムは持参しなかったし、その場にあったのも残り少なくて使用できず、いたって普通の仕上がりとなりましたァ。ま、そのうちにやり直そう。。。。

 

カリグラフィースタージュ日誌 5

2004.07.14

  天気は結局元通り。曇ってるか、雨がしょぼしょぼ。でも、ほんの少しだけ気温が上がったような、体が慣れただけなのか...。
 
  え〜〜、本日はパリ祭でございます。
シャンゼリゼでは軍隊行進だの大統領の演説だのやってる最中、庵主はせっせとカリグラフィー。ひたすらアングレーズ。随分と感覚つかんできた感じで、ちょっと調子が出てきました。早い人は作品書き上げたりしているゥ...ど〜しまひょ。(^^ゞ

  パリ祭ということで、全国的に花火大会があり、夕食後、車で40分ちょいのルアンに何人かで見に行きました。居残り組みはカリグラフィー疲れしていた...笑 森の中の田舎道にはバンビだの狐だの徘徊しておりました。

  ルアンはジャンヌ・ダルクが処刑されたところで、あと、モネがカテドラルの絵を描いてますね。実は、そのカテドラルで、今、「カテドラルとピクセルのモネ」と題して光の祭典が行われています。花火だけでなく、これもお目当て。こちらでは、夏場になるとお城や教会にキレイな照明をあてて、光と音のイベントをよくやります。今回のはたった15分ぐらいだけど、素晴らしかった〜。教会の正面にモネの絵を照明で当てて、ピクセルもいろんな色合いや度数(というのか?)に変化させてゆくのです。教会の彫刻の影と光の影とが合わさって、なんともいえない!!なかなか表現できないのがもどかしいです。写真も暗くて撮れなかったしなぁ。そうそうパソコンの画像処理の効果みたいで、おもしろかった。
  この教会を建てた人達やモネにも見せてあげたいくらい。古いもののそのままの美しさと新しい技術が旨く合体して、こういうのが成功するのは稀です。

  そして、待望の花火!セーヌ河はルアンの街中も流れています。その河のほとりで花火。カテドラルのスペクタクルが終わって、ぞろぞろ河に向かって歩くとちょうど始まるといった具合にプログラムされてました。花火は写真撮影に成功。
  

 

カリグラフィースタージュ日誌 4

2004.07.13

   おお、天の恵み〜〜!! お天道様がァ。あァりがァたや、ありがたや〜〜♪(これはかなり古いか...)朝からお天気です。わくわく。でも空気は相変わらず冷たいのだ。したがって昨日と同じイデタチの庵主。そして、お日様は続かなかった....。

   ペン先が震えるのは、思いカバンを持って軽い筋肉痛もしくはパソコン肩こりの後遺症で、本当はすごく気をつけないといけないこと。字が書けなかったら致命傷ですからね〜。そうしたら、お隣のヴェロニックが整体というか気功マッサージをしてくれました。彼女は長年気功をやってるし、以前にいきなり首の骨が具合悪くなったことがあって、それ以来、自分でそういうことに注意して勉強しているのです。

   今日も硬いペンはやめて筆ペンオンリー。ギィの資料の中にペン書きの自由スタイルの例が載っていたので、それを元にしばらく練習。だんだん調子が乗ってきた感じだ〜〜〜。でも、まだまだ。

   今の時期はまだ日も長いし、お夕飯はどうせ9時過ぎだから、7時過ぎから近所の森や畑に散歩に出ました。えんどう豆畑で残ってたお豆を摘んじゃいました。へへへ。甘くて美味しかった。これ、家畜用じゃない?とか、どうせ収穫しないまんまだから構わないわよ〜〜とかいいながら。笑 奥の麦畑には野うさぎが元気よく駆けて行き、キジも何羽か飛び出して、めいっぱい田舎の空気を吸いました。

 

カリグラフィースタージュ日誌 3

2004.07.12


さあて、いよいよスタージュ開始で〜〜す!!

  今回はアングレーズ、つまりイギリス書体、日本では英米風にカッパープレートって呼んでるのかな?、その書体のバリエーションということでした。どんな書体かというと、学校で習う書体に近いですが、実際は超難しい書体です。写真のがその一例。これは印刷文字です。まづ、ペン先が特別なもので、字の傾斜が50度以上あり、紙も斜めにして書くのです。そして、さらに今回はこのバリエーションというわけで、近代になってからは写植の種類もいっぱいあり、そういった資料をもとに個性を出すというわけです。

  先生は、庵主はもう7〜8年前からおなじみのギィ。去年の夏のスタージュでも一緒でした。その時は彼は参加者、今回は先生です。彼の指導の仕方は、資料をたくさん提供して、受講者がその中から自分の好きなものを好きなようにやるという方法なので、慣れてる人たちは勝手にいろいろやって、それぞれに丁寧にアドバイスしてくれるのです。ま、だいたいスクリプシットはそういう方針だけど、中には手取り足取りじゃないとダメな人もいるわけで、そんな人がいると、周りであれこれ教えてあげたり、それぞれ意見交換やアドバイスしてあげたり。わきあいあいという具合です。

  とにかく寒い。みんなで食事する部屋では暖炉に火をくべても、アトリエには暖房器具がないので、庵主は婆シャツ上下(はい、上下です。爆)にセーター、つなぎのズボン、さらに部厚い大きなセーター、手袋というイデタチ。だるまさんです。(そうじゃなくても達磨さんなんですが。。。笑) それでも寒かった。。。。(>_<) 

  しかし、そこまで用意が良かったのは庵主のみで、フランス人たちはまさかそこまで、と靴下も持って来てないサンダル履き。セーターない人も。。。でも、肉やチーズ食ってるやつらは違うな〜〜〜。寒いとは言いつつも結構平気な顔してるのだ。う〜っむ。

  第1日目、久しぶりのイギリス書体にすっかりお手上げ状態で、ちっとも旨く行かずショゲル庵主でありました。ペン先が震えているゥ。。。仕方ないので筆ペンに替えていろいろと挑戦。ちょっとはマシに。他の人たちを覗くと、みんな結構うまいことやってて、さらにあせってしまった。こういう日はのんびりやんないと。

 

カリグラフィースタージュ日誌2

2004.07.11


日誌2といっても、実はまだスタージュ始まってません。笑

  前日夜が遅かったのと、すでに宿泊先にいる人たちは前の週も1週間スタージュをやっていたので、みんなぐったり。おまけに日曜日なので、なんたっての〜〜〜んびり。

  しかし!!朝の8時20分に電話が。。。。庵主は誰かが忘れていった携帯でもなってるのかァ?とか、目覚ましィ?とかすっかり寝ぼけてたら、誰かが出た気配でした。

  そして10時過ぎたって、誰も起きてないし、コトリとも音がせず、ただただ鳥や羊の声ばかり。結局朝食は11時半過ぎ。ヴァンサンとヴェロニックが起きてきたのはもう12時半を回っていました〜〜〜。(爆)みんなでこんなゆっくりできて最高!!とか言いつつ、早朝の電話の件でブ〜イング。今夜の8時半にジゾールに着くから駅まで迎えをという参加者の電話だったのですゥ。さんざんぶ〜たれてから、そういえば、昨日は朝からずっといなかったしね〜仕方ないか、ということに。(笑)

  「朝食」の後、家の中を軽く掃除して、リンゴのコンポートの下準備を手伝い、夕方4時ごろにやっぱり小腹がすいて、スペイン風のオムレツを作ってくれた人があり「お昼」。どうせ夜は汽車で到着する人たちを待ってからお夕飯だから、9時半か10時ぐらいになっちゃうし。それまではお腹もたないもんね〜。庵主はしっかりその後にお昼寝。ふふふ。そうしたら車で到着した人に起こされちゃいました。なんかついてないな、今日は。(笑)

  本来はこういう長いスタージュは、ヴァンサンの家族所有の古い家で寝泊りしてやるのですが、昨年から改修工事をしているので別に民宿を借り切ってます。
  フランスにはこういう民宿はGITEジットといって結構多く、庵主も今まで何度か利用したことがあります。
  昨年からお世話になってるここは台所も完備していて食事も作れるので大助かり。家主は同じ敷地内に住んでいて、もとは農家だったところを買って改修。宿泊所は納屋だった棟です。そして、特別に私達のために別の納屋だった棟をスタージュのアトリエとしてただで使わせてくれてます。

  写真はそのアトリエとして使用していたもと納屋。ここが、また、さぶいんだな〜〜〜。爆

 

カリグラフィースタージュ日誌 1

2004.07.10

出かける前って本当に慌しいのだ。

  午後の出発で時間は余裕というものの、天気の悪さに衣類など最後までアレコレ悩んで出したり入れたり。結局、暑けりゃ脱げばいいということで、真冬支度。さて、出かけるぞ!と思ったら雨〜〜。荷物持ってるし、バスに走って飛び乗ることが不可能だったので一台やり過ごす。雨脚どんどん激しい〜〜。予想以上に時間がかかって、サンラザール駅の中を結局走って(笑)、切符買って電車に飛び乗るゥ。ぜいぜい。ぎりぎりセーフ。

  ジゾールの駅(いつかのキキが飛んでそうな町)にヴァンサンが迎えに来ることになってるのに、いな〜い。(^^ゞ 15分遅れてお迎え到着。なんと、トゥルーヴィルから来たと言って、今朝からみんなでオンフルールだのドーヴィルだのに出かけてるんだって言うのだ。庵主にジゾールじゃなくて直接トゥルーヴィルに来るように電話しようとして、誰も電話番号持ってなくて、あちこちかけて聞こうとしたら、誰もつかまらなくって。。。。電話局でも庵主は公開登録してないから判らず。で、仕方なくヴァンサンだけ車で迎えに戻って来てくれたのでした。

  で、庵主を乗せてまた逆戻り。途中、買出しにハイパーに寄って、トゥルーヴィルについたのは夜の7時半過ぎ。トゥルーヴィルというよりは、ドーヴィルといった方が知ってる人も多いかも。同じなんですけどね。駅は一緒です。昔からノルマンディーの海岸保養地として有名で、ハイソなリゾート地。カジノでも有名です。あのオマール・シャリフが所有していたカジノだっけ?、競馬場だっけ?なんかがあります。

  写真は車の窓から駅をパチリ。この時、なんか見たことある日本人のオバサンが。。。浅香光代だったと思う。カジノか競馬で遊びにきたのかなァ?? 

  それはさておき。で、なぜここに来たのかというと、スクリプシットのヴェロニックのお父さんがここの海が見えるアパート別荘を持っていて、気分転換に遊びに寄ったというわけ。みんなはあちこち散歩したそうだけど、庵主が着くのを待って、ノルマンディーの海に沈む夕日を愛でながら、一杯やってお夕飯と相成りました。こんなアパートに住みたいな〜〜〜と連発しっぱなし。笑

  夜はかなり遅くなって本来の目的地に到着。1時回ってたかなァ? 雨が降ったり晴れたりの天気だったけど、夕日と星空はばっちり。星がキラキラ、天の川もよく見えたし、流れ星も☆ 七夕さま〜〜。

 

セーターに手袋

2004.07.09

寒い寒い!!

  今日は16度前後でした。曇ったり雨だったり。セーター着込んでますよ〜〜〜。日本は猛暑だっていうのにねェ。(>_<)

  出かける前とか帰国前って、本当に急に予定がつまったりして、なんだか忙しいし、慌しい気分。
  明日から1週間、ノルマンディーにカリグラフィーのスタージュに出かけます。それなのに、準備もなかなかできず、お天気悪くて掃除や洗濯もできないしィ。ぶりぶり。

  本来は、スタージュから戻ったら帰国までにのんびり大掃除しようなんて思ってたのが、どうやらそうも行かなくなっちゃいましたァ。貧乏暇なしを絵(字?ん?)に描いている庵主です。
  
   
  とにかくお天気悪いし寒い!そしてノルマンディーはパリより北でもっとひどいのだ。明日、最寄の駅まで迎えに来てもらうのでヴァンサンに電話したら、今週ずっとひどい天気でメチャクチャ寒くて、覚悟して来るようにって。うひゃ〜〜〜。(>_<) んじゃ、毛皮着てくわァって感じですよ、マジに。その電話の後、1週間の天気予報を確認しようとネットで検索したら、まァ〜〜フランスって、有料なのよね。びっくり。75セントだから100円ぐらいだけど、バカバカしい。日本のサイトで世界の天気タダで調べました。(笑)とにかく、来週も似たようなお天気みたいなので荷造り変更。長袖、ばばシャツ、靴下、セーター、残ってたホカロン詰め替えました。パリでもセーターなんだから、あっちはもっと本格的だわ。すっかり冬支度。なんか日本にひと月帰るより、パリからたった1時間半のところへ1週間の方が荷物が多い。爆

  ああ、もうこんな時間だわ〜〜。午前2時です。明日はゆっくり午後の出発だからいいけど。でも、出かける前にやることあるしな〜〜。

  ということで、来週の土曜にパリに戻る予定です。それまで日記もネットめぐりもお休みで〜〜す。戻ったら、またスタージュ日誌書きますので、お楽しみに〜〜〜。

  日本の皆さまは暑さでへたばらぬよう、お気をつけくださいね。

 

夕べの出来事

2004.07.08


  日本は暑いみたいですね〜〜。だからあちこちに配ってみましたが(笑)、当庵にもソフトクリーム機をペタっ! これはイタリア風のジェラートの機械です。フランスは普通はボール型にすくってコーンに乗せるタイプなので、こういうのはイタリア語からそのままとってジェラートと呼んでいます。昔、背のたか〜いソフトクリームのお店が新宿西口にありましたねェ。。。今でもあるのかなぁ?

  で、昨日、今日とフランスは暴風雷雨。今朝はお天気良かったけどすごい風で、まるで台風が来そうなお天気、なんて生徒さんたちと言ってました。そして午後から段々暗くなって、やっぱり雨。すごく涼しいです。半袖や薄いの一枚じゃ寒いのでセーター着てます。

               **********

  夕べ、遅〜〜く1時回った頃に日記を更新中、玄関のベルがピンポ〜〜ン♪ ????あわててBGMにしていた昭和歌謡大全集の音をミュートに。とんとんなんて扉も叩いてるゥ。????こんな時間に何???.....と、しばらくノックが続いた後、庵主の名前を呼ぶ声がァ。あれ?さっきまで一緒だったT子ちゃんですよ。

  実は近所のベトナム料理屋さんでお夕飯を一緒にしたのですが、彼女は家に戻ったら鍵がないことに気付き、庵主のうちに戻って来たわけ。電話をくれたのだけど、留守電状態で庵主が出ない。その頃、電話の真横でPCに向かってたんですが。。。鳴らないようになってて気付かなかった〜〜〜。

  とにかく、鍵がなきゃ家に入れないし、幸い近所だったのでよかったよかった。無事、うちにお泊り。今朝は管理人がアパート内で鍵を見つけて預かってくれていたとかで、ことは丸く収まりました。

  なんせT子嬢、日本での個展の準備だので忙しくて、ふと、魔が差したんですよね〜。ついうっかり。庵主もあさってからスタージュで出かけるんだけど、その前後に仕事が入り、それを片付けてから慌しく帰国ということに。気をつけないとな〜。

  帰国の前って、いつもなんかセワシナイのだ。 
 

 

笹の葉さ〜らさら♪

2004.07.07

  今日は七夕で、もう少し早くに日記更新しようかと思ったけど、やっぱり遅くなってしまって...ま、後日談ということで。

ちょっと気になって七夕のこと調べちゃった庵主ですゥ。
  
  もとは中国なんかから入ってきた伝説なんですが、広くアジア全般に似たような話が広がっています。中秋の名月と一緒。

  織女は働き者の機織娘。一生懸命機織に打ち込んでいて、若いのにカッコイイ男性との出会いもままならなぬ。それを残念に思った父の天帝が牽牛という牛飼いの働き者の青年と縁結び。始めは仲むつまじく幸せそうな新婚生活を見守っていた天帝も、やがてすっかり愛にうつつをぬかしているカップルに喝を入れることに。だって、機織りや牛のことはほっぽりっぱなしの二人だったのですゥ。
  で、天帝のとった処置というのが、ご存知、一年に一度七夕の日にだけ逢瀬がゆるされるというもの。厳しいな〜〜。一年にいっぺんじゃ顔なんか忘れちゃうぞ〜〜〜(って、文さんが掲示板で言ってましたが・笑)。ま、昔の人は律儀ですから、ずっとそれが続いてるわけでして。天の川を渡って再会するというロマンチックな物語。しかし、この日に雨が降ると天の川が増水しちゃって川を渡れない。ちょうど空に浮かぶ上弦の月を小舟に見立てっているものの、船頭さんは舟を増水を理由にそ知らぬ顔。そりゃ、可愛そうだっていうので、鷺が渡し役になってあげたということです。ベトナムじゃ、カラスなんですと。う〜〜ん。日本じゃ、特に、東京じゃ、カラスは迷惑な存在だなァ、(>_<)

  ところが、これは旧暦の7月7日、っつうことは今の暦じゃ梅雨の真っ最中でお天気が悪いことが多いのだ。ま、地方都市の七夕祭りは旧暦っぽく8月に行われることが多いですが、なんでも、国立天文台では2001年から毎年ちゃんとした七夕の日も発表するようになったとかで、今年は8月22日日曜日が本来の七夕さまです。お天気どうかしらね〜〜。

  パリにいるとまったく関係なくて。。。それに今日は朝から雨に強風。お昼過ぎには激しい雷雨で真っ暗。へんな1日でした。朝から空も頭も思い日。朝は二度寝しちゃった庵主。お昼の軍事サイレンで再び目覚めました。そう、今日は月の第一水曜日で、12時と12時15分にサイレンが鳴るんです。いやァ〜〜、ああいうサイレン、つまり、あれは空襲警報と同じもので、それで目覚めるっていうのは、やっぱりすごいんだなァ〜〜。

 

昨日ケメ子に会いました♪

2004.07.06

  子供の頃の記憶というのは消えないもの。だから懐かしブームとか起こるんですよねェ。

  昨日、ネットのお友だちから昭和の懐かしい歌がいっぱい詰まったCDが届いた。「シャボン玉ホリデー」のテーマだの「意地悪ばあさんのうた」だのに混じって、「桂小金治アフタヌーンショー」のテーマまで!!懐かしい〜〜〜。まさか、こんなものに再びめぐり合うとは思わなかったァ。普段は学校があるから見られなかったど、夏休みなんか毎日ばっちり見てたのだ。あの頃は他にあんまり番組なかったし、局によってはテストパターン(爆)だったりの時代。白黒テレビの時代ですよ〜〜。そして、すごく自分でも驚いたのが、何十年ぶりかで聞いた歌でも歌詞が口からどんどん出てきたのだ。まさに、アッと驚く為五郎〜〜〜〜。(爆)

  アニメの主題歌にしても、なんにしても、その昔のことが走馬灯のようにぐるぐる頭の中をめぐって、またまた不思議な感覚に陥ってしまいましたァ。

  あの頃には想像もつかない通信や情報手段をこうやって毎日使っているなんて、やっぱり、あの頃夢見ていた未来都市になっているのだ。

  うちの鉄人28号も自分の主題歌が入っていてご満悦ですゥ。(笑)

  みなさん、明日は七夕さまです。なんか願い事しましたか?

 

ヴァカンス第一歩の世の中なのだ。

2004.07.05

  今日はイタリー2に行きながらも、めずらしく散財のFNACには足を向けず、他の買い物のみだけで散財。(笑)結局バーゲン商品じゃないものを買って帰ってきたのだ。そんなことだったら何もあわてなくてもよかったにゃ〜。

  街中はすっかりヴァカンスの空気。道もすいてるし、なんかみんなのんびりした感じです。これが14日のパリ祭を過ぎるともっとそうなるのだ。

  庵主は今週はいくつかレッスンがあり、来週は一週間まるまるカリグラフィーのスタージュ(ワークショップ)にノルマンディーまで出かけます。だから今年はパリ祭リポートは無しだなァ。

  今回のスタージュはイギリス書体のフリースタイルです。ま、これは後日、またスタージュ日誌をここに書きますねェ。

  今夜は日本から届いたCD聞いたり、怖〜〜い映画観たりと忙しいのだ〜〜〜。
  先日一度貼り付けながらも引込めてしまった写真をば。カリグラフィー協会のスクリプシットの窓からの眺め。バスティーユの近くです。巴里らしい窓からの眺めをお楽しみください。

 

巴里は一日中涼しくて、まったりしたお天気

2004.07.04


  サッカーのユーロ2004は1−0でギリシャが優勝。テレビ壊れちゃったので、久しぶりにラジオでサッカー中継を聞いてしまったのだ。なんか懐かしい雰囲気でしたァ。ギリシャ人のオタケビが聞こえてきそうな写真、ネットニュースから拝借。

  テレビがお釈迦になったというと、みんなが「爆発した?」とか「煙吐いた?」とか言うのだけど、今までそんな経験なく、いたって自然に画面が真っ黒になっておしまいだったので、おお〜〜そういうのって日常茶飯事なんだァと思った庵主です。ま、今回はチャット中にブルさんにテレビの具合が悪い状態を説明したら、爆発するかもしれないから電源切るよう進言してくれたので大事に至らず。危ないところだったかも。

  テレビを観なくなると、結構時間に余裕ができるもので、この機会に溜まっている読書に精をだすべェと思ったのであァる。なかなか。(笑)毎回帰国するたびに日本の本はまとめて仕入れるのだけど、実はそうしてもまだ読んでない本も何冊もあるし、例の散財の店「FNAC」でも時々こっちの本を買ってしまうので、ベッドの回りは本だらけ。今度帰る時にまた仕入れると思うから、やっぱりその前にじゃんじゃん読まないとな〜〜。

            *********  

  今日はフランスのマニクールでF1だったんですよね。最近日本人が活躍してるみたいですが、佐藤琢磨という選手。この人の名前、ずっとタク・マサトさんだと思ってた庵主。(爆)だって、TAKU MASATOってTVやラジオで聞こえるからァ〜〜。それなので、ネットの日本のニュース見ても、佐藤琢磨と結びつかなかったのだァ。宅雅人とか書くのかな?みたいに思ってたものですから。オリンピックだの去年の世界陸上でも日本の選手の名前、発音悪くてそういうこと結構ありました。(笑)オジヴァラって誰だか判ります?

 

この世に何がおそろしいって...

2004.07.03

  今日の俳句会で「六条御息所(ろくじょうのみやすどころ)」を詠んだ句があり、以前にも詠まれたことがあったのだけど、どっちも庵主が抱いてるイメージとはかけ離れたものでした。なんか違うんだなぁ〜〜。おどろおどろしくない。そこで、ちょっと御息所考。

  
  この六条御息所は、ご存知「源氏物語」の源氏の君の愛人のひとりで、美貌と教養を供えた女性で前東宮(さきのとうぐう)の未亡人。サロンではもてもてだったんでしょうねェ、きっと。御息所24才、源氏の君17才。年上の女性に言い寄った!ませたガキだなぁ〜〜〜。(笑)そこでオネエサマはすっかり参ってしまったのだぁ。(むふふふふ)しかし....若い子は飽きっぽいのだ。

  庵主は小さい頃から能の「葵上(あおいのうえ)」なんかで抱いていたおっそろしいイメージが強くってェ。光源氏に飽きられちゃっても、執拗に思いを寄せる御息所。光源氏への恨みつらみを、そのお相手に向けて、次々取り殺しちゃうのだ。夕顔と葵上。それも怨念と嫉妬が生霊となって形相も恐ろしく「葵上」では登場します。般若の面だぞ〜〜。ここで一応、自分のおぞましい姿に気付くのですが...。源氏物語では、それを見てますます源氏の君に嫌われちゃう。そして傷心を抱えて伊勢に立ち去ってもしつこく思いを絶ち切れない哀れさ。これは「野宮(ののみや)」という能の題材になっています。

  子供心に「おっそろしィな〜〜。気ィつけなあかん!」(とは言わなかったけどォ・笑)と、こんな風に人を取り殺せるのかぁと、人生の教訓にしたのでありました。(爆)

  作品はその「葵上」からの抜粋。昨年の個展に出品したもので、会場で撮った写真です。
  
  「昨日の花は今日の夢」 Fleur hier, songe aujourd'hui

  人間の一生ははかないもので、昨日の花も今日は夢のように散ってしまう。それに気づかずにいたとは、なんと迂闊なことだろう、ということです。

  気をつけましょう〜〜〜。世に恐ろしきものに恨み節。(爆) 
   

 

いよいよ世の中ヴァカンスなのだ!

2004.07.02


  よくあるので慣れっこになっている「駅構内での不審遺失物」。慣れっこになっちゃいけないんですがねェ、こういうことは。のんびり公園の木陰で平和に過ごしたいものよ。巴里がテロの標的になって以来、ここ20年近くは、殆ど日常茶飯事という感じです。

  アルカイーダの脅迫行為なんかで蓋をされていたメトロのゴミ箱は、先週ぐらいから元通りになっているのに気付いたのですが、もっと前からそうだったのかな? とにかく、ゴミ箱の蓋がはずされたということは、警戒態勢が緩和されたということ。

  しかし、今日メトロに乗ったら、庵主が乗っていた線のある駅で「不審遺失物発見」。それでその変なものが見つかった駅と隣の駅が二駅閉鎖というではないか。ま、庵主はその手前で降りることになっていたので無事目的地には到着しましたが、相変わらず続くんだな〜。これからヴァカンスで観光客増えるし。今日だって、メトロの中は外国人観光客いっぱいでした。ちょうど、ルーヴルだの凱旋門だのを通る路線で、いろんな言葉が飛び交ってて、なんか、庵主と観光客以外の乗客はまるでスリのように見えちゃった〜〜。爆

  フランスはこの週末から、いよいよ本格的に夏のヴァカンスです。7月組みの大移動なのだ。7月にヴァカンスをとる人を、7月のJUILLET/ジュイエからとって「ジュイエティスト」といいます。8月はAOUTと書いてウゥとかウゥトと発音しますが、8月組みはアウティスト。庵主は今年は夏に帰国するから、大手を振ってアウティストでェす。(笑)

         *********

  マーロン・ブランドが亡くなったんですよね〜。晩年は家族に悲劇が多くて、なんか捨て鉢の日々だったようですが、なくなったときは親しい人に囲まれて静かに息を引き取ったとか。

  最後のほうはめちゃくちゃ巨体になって、すでに「地獄の黙示録」の頃がそうだったのだけど、若い頃はかっこよかったのだ。彼が若い時にフランスのテレビのために、赤十字のご寄付お願いのスピーチをした映像があり、それを偶然見たことがありました。たどたどしいフランス語でゆっくり噛むように話し、「下手なフランス語でごめんなさい、でも、皆様にひとりでも多くの方にご理解ご援助頂きたいのです。お願い致します。」って、真剣なまなざし。もう、ご寄付でもなんでもやりますゥ〜〜〜!!という気分になって見とれちゃいましたぁ。もう一回みたいな、この映像。(☆_☆)

 

新聞太郎がいない巴里では...

2004.07.01


ん?これなんだ?
いきなり写真を貼り付けましたが。
キオスクで〜す。新聞売りスタンド。JRのキオスクじゃないですよ〜〜。笑 

 前に紹介したモーリスの広告塔と似たようなデザインなので、おそらく同時代か、または広告塔に合わせてのデザインなのか、ちょっと調べてみましたが判らず。

  これはシャンゼリゼのキオスクです。後ろにルイ・ヴィトンのデカカバン見えるでしょ? あらゆる新聞、雑誌に、シャンゼリゼなんかの観光地だと絵葉書なんかも売ってます。これは立派なタイプだけど、もう少し庶民的な場所にあるキオスクは寒い時や雨が降っているとビニールの覆いをかけたりして、案外素朴な感じです。お休みの時両脇の扉のようなのを閉めちゃいます。なんていうか、お仏壇のよう。(笑)

  日本と違って新聞少年が配達してくれないので、出掛けの行き帰りにひょいっと買ったりするんです。最近は新聞社や雑誌社に直接定期購読を申し込むと配達してくれますが、それだと必ずしも早朝入手できるとは限らないし。ま、最近は庵主はもっぱらネットでニュースですがね〜。

  随分前に写真撮ったんですが、なかなか紹介する機会がないままでした。

 


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