先日ベルシーの公園に行った時にみっけ。
もう笑っちゃいましたね〜。 「犬が好き、住んでる街が好き、拾います」って書いてあります。こんなの見たの初めて。これはですね、犬の糞を始末するための袋が備え付けてあり、拾い方、包み方、捨て方の図説付き。(笑)そして白い字は「袋を取るにはここを引っ張ってください!」って。でもね〜。その肝心な袋がねェ〜でやんの。けッ!(爆)そこらじゅう、糞だらけですよ。ったくゥ。
ここは公園内の道路沿いにある遊歩道で、まっすぐ一直線になってて、犬のお散歩にはいいところなんですね〜。だから、当然オトシモノも多いわけでして。
また、皆さんのフランス人のイメージを壊してしまいますが、フランス人て結構不潔です。ハイ。香水が発達したのは、そもそも、くちゃい匂いをごまかすため。洗わない、ふかない、垂れ流し民族でございます。 ちょっと前まではお風呂に入るのは病気の時だけ。普段はちゃちゃっと身体を拭いてすませる。朝起きて歯を磨く人が少ない。 これは、以前に日本語を教えていた時に、「朝起きてやること」シリーズを教えていて、びっくりこいたのだ。フランス人がまづやることはコーヒーを飲む。タバコを吸う。ピピをする。(し〜とっとっとですね。笑)シャワーを浴びる。服を着る。出かける。ちょっと待てェ〜。なんか忘れちゃァいませんかってんだァ。...大半が歯を磨かなかった。(~_~メ)
ということで、トイレを流さない人も結構いる。そんな時もっと驚いたことに、紙が浮かんでない...あじゃ〜〜〜。男性の後じゃないですよん。女性の後でね。ど〜いうこと?
ま、人間がこんなですから、犬畜生のオシモの世話まで手が回らなくて当然で、道はオトシモノだらけとなり、一度は踏まないと運がつかないっちゅうことになっております。(本当のようなウソの話。)雨の日に踏むとね〜なんとも言えないんです。あの感触ゥ。(笑)運動靴でフンづけるとですね、溝に食い込んでお掃除た〜いへん!(経験者は語る) 時折、人間のも混じってるんじゃないかと思うくらい。メトロの車両で見たのは、犬じゃなかったですね。もう、こまわりくんの布団の中の恐怖ですよ〜。(爆)あ、席が開いてる〜と寄っていったら...。終電近いメトロはなんでもありです。
オトシモノがあんまりひどいので、パリ市は罰金制度を設けたけど、これって現行犯じゃないとむりでしょ?あんまり意味無いのよね。それから市が糞つかみの手袋や袋を無料配布するというお達しがあったらしいものの、どこにいっても誰も知らないし、パリ市内の区役所たらい回しにあったみたいな記事が、日本人向けの新聞に載ってたことも。街頭ポスターでもかなりエグイのがあったけど、それも余り効果なし。 そしてコレ。袋は当然ないし、それにどうみても係員が在庫チェックして補給して回っているとも思えない。この下の部分はちゃんと糞入れになってるのですが、単にゴミ箱と化しておりました。
庵主が小さい時に犬を飼いたいと言ったら、「犬はね、毎朝早くに散歩させないといけないし、割り箸と紙袋もってウンチの始末もしなきゃならないのよ、それが一人できちんとできるような年までお待ちなさい。」と母に言われて(確か小学校何年生になったらと具体的だった)、学校行く前に?そりゃ、真っ暗だわな〜。冬はさむいわな〜。ウンチの始末か〜。とあっさり引き下がった庵主でした。そして、その約束は果たされることなくマンションに引越しとなり、そのまま自然消滅したのでありました。(笑)
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