涼しい巴里からこんにちは。
まづはとある巷の噂から。(爆)←いきなりィ!! 某HPで、はすぴーさんが(全然「某」じゃないぞ)「昭和のつっぱり君」をPatty姐さんの昔語りなんかも大いに参考にしてUPしたのです。
http://www.geocities.jp/hasu58/sepia/tuppari/tuppari.html
これ、面白い。(いつも話題が面白くてうなづくばかりの庵主です。)でもって、うなづきついでにBBSに懐かしく思い出したことを書き込んだとみねぇ。(おっ、ちょいと落語調)そいつぁ、こんな塩梅でしてね、
「そういやぁ、新宿西口ではガンをつけられて逃げ回るのは日常茶飯事でした。カバンは私でも熱湯かけて薄くしてたわぁ。」
とか、
「眉毛がほとんどなかったのと、カバンが薄かっただけですゥ。当時のパスポートの写真見ると、目も悪いしかなり怖い顔です。」
とある。
と、どうやら庵主はツッパリの怖いお姐さんだったんだといろんな人が夢を膨らませているのです。おー怖い。って自分で怖がってどーするどーする。(笑) コレは皆さんの偶像です。ここで真相を発表致しましょう!!
眉毛極細: 当時流行であった。みんながそうだったノダ。庵主の姉の二階庵は思いっきり細くして、しまいには半分ぐらい再生しなくなった。庵主はそれを真似て極細のお手入れを怠らなかった。私の場合、再生は無事だが、細くするとご幼少のみぎりの水疱瘡の後で眉毛の途中が切れてしまう。
薄いカバン :学校のそろいのカバンはなぜかダサかった。庵主は二階庵のお下がりの皮のかっちょいい学生カバンを頂戴しダサいのは使っていなかった。それに熱湯をぶっかけて、長い針と黒い糸で目立たぬように縫って止めて型崩れを防止していた。(これだと殆ど何もはいらないので、スヌーピーの布袋を持っていた、最後の方はスヌーピーのだけになっていたような気もする)
新宿西口 : 庵主は別に新宿で降りる必要はなかったが、紀伊国屋書店に行くというモットモラシイ理由をつけて友人達とあの辺をうろうろし、ソフトクリームなんか(本当はいけないんです)食べたりすることがままあったのだ。そのたびに、本当にこわ〜いお姐さんたちがいて、ガンを飛ばされたりしたのだった。庵主は飛ばすんじゃなくて飛ばされて逃げ惑う方専門。これには、Patty姐さんがガンつけたのは私だったと自白謝罪している。(爆)
パスポートの写真 :最初のパスポート。高校三年生の制服を着てお下げ髪の可憐な乙女のはずが、眉毛が極細な上に近視で目つきが悪いときている。コレを見せるとかなりの率で人はのけぞる。よくこれで無事通関できたもんだ。(笑)
以上、噂の真相でした。
さて、次に参ります。
散財ボーイズの一人であるまっしいさんが「ソラリス」の原作をゲットして読んでいるらしい。思ったより複雑でなく面白いと久しぶりの彼の日記に書いてありました。映画の新バージョンは日本ではこれから公開だったのね。パリはとっくに上映してしまいました。でも見逃しちゃった。偶然にも昨年暮にタルコフスキーの「惑星ソラリス」のビデオを朝市で購入してて、これだって長年見る機会を逃していたのでした。タルコフスキーの映画では、原作にない話が冒頭に織り込まれていて、未来都市を車で走るシーンは、東京の高速道路で撮影されています。このビデオを見て原作がすごく読みたくなり、あの「ER」のDr.ROSSが主演の新しいバージョンが出ると知って本屋さんに行ったけど、フランス人には馴染みがあんまりないのかなぁ。見つからず。先日散財したFnacのネットで検索したら文庫はある様子。なぜか注文せず、日本で日本語の買おうかなと思ったまんますっかり忘れちゃってました。だから、今日こそは!とFnacのサイトで注文。直ぐ送ってくれるみたいで楽しみィ〜。でも、日本からも本は結構持ってきて、先日Fnacですでに散財したり、まただわ。いつ読むのよォ?(笑)
実は今日はあわや散財の日でした。(ヨモノスケ〜お助けをォ)と、いうのは、夕べ、TVでこの秋にデイヴィッド・ボウイがフランスでツアーするという宣伝を見てしまい、おおおおっ、行かなきゃ〜って庵主は興奮したのでした。だって、去年彼の特集番組を見たり、改めてCDを買い、やっぱりスゴイんだもん、カッコイイんだもん。歌を聞いて心臓がバクバクしちゃったりもしましたよォ。 さて、Fnacはレコード屋でもあり、ご存知のようにプレイガイドでもありまして...。サイトの1ページ目にこれ見よがしに載っているのです。ど、ど、どーしよーかなぁ。ルンルンルン。お値段は51ユーロと68ユーロぐらい。¥7〜8000ってとこ。ストーンズは今回やめちゃったしなぁ。でも、まだ時間あるし今日はとにかくよしておこうかと、なんとかソラリスだけで止めたのでした。 デイヴィッド・ボウイは今、ミネラルウォーターVittelのコマーシャルに出てるのです。日本でやってる? 現在のボウイが家の中のあちこちで過去の自分を見かけるというもの。画面がどんどん変るので昔の映像からCGにしてるんだとは思うんだけど、ちょっと不明。ジギーだったり半分動物になってたり道化師のカッコだったり。前に特集番組を見たとき、時分の過去の経過に対して、「そういえばそんな人いたね。誰だったんだろうねエ」なんてケラケラ笑ってたけど、その感じがそのままCMになっているみたいで面白い。本当にさまざまなことを潜り抜けて達観しているというか、まだまだ終わらないというか。 これがツアーのポスター →
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